戦争
日本は、明治時代以降欧米経済圏の大きな影響力に晒されながら、西洋式の産業をお手本にして、この国が誇りとする製造業を発展させてきました。ただそれは本来ならもっと日本寄りに発展するべきものであったにもかかわらず、国を動かしてきた政治家や事業家…
過去にも何度か同じような歴史が存在していたと、ようやく気付かされた思いですが、その痕跡は時間と共に薄くなり、最後には忘れ去られてきたようですが、歴史の中にはその痕跡が巧みに書き換えられながらも隠されている、その貴重な事実をいつの時代にも掘…
私達日本人は、第二次世界大戦を始めて、さらにその敗戦を認めさせられたことで、戦死者などの他にも多くの犠牲を払い、責任を強いられてきたことで、戦争体験当事者以降の世代の多くが、その戦争の本筋を正確に知ることが難しくなっています。 近年になって…
近代歴史の流れでは、産業革命により欧州市場の拡大で、原材料調達のための植民地争奪戦によって戦争が拡大し、アメリカ合衆国の独立宣言後は資本主義は欧州主導からアメリカ式へ主体が移っていきました。 欧米の奴隷資源を礎にした資本社会への不満が、共産…
75回目の終戦記念日を迎えた今年は、筆者も連続で戦争に関する記事を書きましたが、終戦後の私たちの日本は、他の敗戦国や搾取された発展途上国と比較して、幸運な戦後を歩んでこれたのかもしれません。 その理由は、賛否両論あるにしても戦勝国アメリカの国…
何やら、今後はマークされた人物は中国国外にいたとしても捕まる可能性があるとのことなので、厄介ですね。あと気にっなったのが、今回の件のネット記事の一般人か投稿するコメントの中に、何人かわかりませんが、周庭さんを擁護するコメント(内容は一般的な…
終戦記念日とは、日本人にとって記念とすべきか、忌むべき日とするか、記念日という表現はそもそも適切か、という問いに対する答えを出していないまま今日に至っている課題ともいえます。 近年では終戦記念日という表現に疑問が呈されいる意見もあって、終戦…
第二次世界大戦の終戦の日を、また新たに一つ刻んだ日を越えてその分当時の事実を知る機会が削られましたが、当時の暑い夏の思いを私たちはどれだけ省みることができたでしょうか。 今年は例年になく暑い夏になって、セミがあちこちで時を惜しむように鳴き続…
東京オリンピックが延期されるという残念な決断を見て、本来の意味を確かめる機会を筆者は得たが、オリンピックが紀元前8Cから4年毎に継続された期間は最大で1200年近く続いたのはなぜかと言うハナシから始めたい。 切っ掛けは戦争が続くギリシャの都市国家…
悲しいかな、思い出に刻まれるはずの学校での生活を、ウイルス拡散で、自宅待機にさせられた子供たちには残念ではありますが、こうした思わぬ時間に普段学校では決して学べない多様な情報を拾い集めるのも良い機会でしょう。 そこでというわけではありません…
昨日、南の隣国台湾で総統選挙が実施され、大方の予想通りに蔡英文現総統が再選されましたが、これで一旦中国からの影響力を最小限に留めることができるとしても、依然として香港同様に中共圏の一部としての役割を強要されていく驚異は、変わりありません。 …
日本語の特徴は、一字一句が意味を含む表意語のために、イメージで抽象的に表現する表音文字とは言葉の意図するものが見た目通りでない事に、注目する人は少ないかもしれませんが、その定義から解釈すれば、半島国の主張を文字通りに解釈しても痛い目を見る…
日本人にとって、過去の戦争体験やそこからもたらされる戒めは、人によっては様々な意味を持っていて、ひとりひとりの行動に制約を起こしていますが、特にNHKをはじめとするTVメディアから流されるそれは、申し合わせたように一律に見え、私たちの多くが同じ…
「自衛隊さん、ありがとう!」 という、子どもたちに見る純粋な感謝の思いの一方で、その軍事使途や柔軟性についてはシビアな意思を変えていない私たちの、自衛隊への理解と期待は、果たしてそのままで良いのでしょうか。 今、日本が抱える変革への課題と姿…
時代に変化にライフスタイルを変化させようと、私たちの中には断捨離が流行しましたが、日本も世界のトレンド変化に対等に渡り歩くために、断捨離を真剣に考え行かなければなりません。 西洋諸国が、経済成長ピークを過ぎ下降と言われて久しいですが、日本は…
私達の国と、近隣国や西洋先進国とのかかわりを整理し、落とし込んだうえでこの先の事を考えないと、どのようなロードマップを描こうとしても躓いてしまうことに、ようやく気付くことができた筆者としては、この話は避けて通れません。 日本はもちろん、どの…
(第二次世界大戦)終戦を過ぎた今、戦争の意味を考えられたことと思いますが、この日を堺にぱったりと戦争に関する話題が激減するのも事実で、時が経てば経つほど答えを探していかなければなりませんので、改めて日本にとって戦争をした事実と経緯について…
私たちは戦後復興の中で戦勝国の意図も手伝い、戦犯意識と多くの同胞の命を失った後悔から、戦争への贖罪意識から完全に抜け出せないでいますが、これに加え隣国政府からも締結事案の蒸し返しや不当な戦犯請求が加熱していて、ますます戦争悪の意識だけが強…
梅雨明け一番で台風一過、多くの地域で夏の風物詩花火大会が中止延期になって少し残念ですが、隅田川の花火は決行できたようです。 www.huffingtonpost.jp 台風6号の影響で花火大会が相次いで中止に。隅田川花火大会の決断は...? | ハフポスト さあ、いよい…
名古屋市内の高校で中高生による模擬投票が実施されたそうで、投票結果は憲法9条改憲の是非に関する投票に「7割以上が反対」は、ある意味正当性があるとも取れるし、その影響力はこれからどう反映されるか楽しみでもあります。 ちなみに筆者は9条改憲合法…
2019年の航空機は、どんな未来が開けるでしょう? 昨年来、日本製の旅客機「MRJ」はようやくアメリカで実地飛行テストにこぎつけました。 そのなかでアメリカ企業は近未来に向けて、アメリカン・ドリームへの準備を進めているようです。 チューブのレーンの中…
わたしたち日本人にとっての、この表題の意味はくどいと言われようが繰り返さなければならない、とっても深ーい課題です。 この課題は、7年前にもなる被害を受けた東北沖大震災・津波災害においてもほぼ同様の意味を持っていて、これらの被災には当時のアメ…
なぜか、岐阜の話題がここ数年で何度も大きく取り上げられているのは、単なる偶然なのか、地元を見守る筆者にはまだ半信半疑ではあるものの、今年は岐阜を舞台にしたドラマが2本も始まる事態は、注目せざるを得ません。 一本目はアニメでこれ、 news.walker…
昨年にノーベル平和賞をとった新しい団体は、核兵器廃絶を積極的に進めていることで話題になりましたが、そのICANの主張は本来どの国が言いだしたのか、日本がグローバル社会で本格的に主導を目指すのなら、彼らに背を向けてはならないでしょう。 国内メディ…
忘れもしない、この事件。 助けに行ったのに、殺される理不尽さは何度聞いても憤る。 今、隣国の驚異に警戒感が高まるなかで、長く続いている緊張感やいつ起こるか分からない不信感から、もう起こらないんじゃないか? と本気で思い出す人々も増えているんじ…
「憲法九条策定の苦難、平和への道」として、NHKで放映された番組の内容に沿ったテーマになりますが、憲法九条の平和という項目が戦後の政治家や有識者によって編み出された、積年の思いであったことを知りました。 昨今では、友人国である新生アメリカの様…
前回の公設資料館、愛知県庁大津橋分室に続き、今回は私設の戦争資料館です。 駐車場は、館前2・3台まで停められそう(有料) ピースあいちは、公設が本来担うべきポジションを担ってきました。 名古屋界隈でも市内に、二つの戦争資料館が在りますし、博物…
おおむね、名古屋のサクラは満開を迎えた印象で、今朝様子見に筆者が立ち寄った、昭和区の鶴舞公園は、春の香りが心地よく朝から花見会場は、すでに場所取りにいそしむ人が目立ちます。 そう思って、帰宅してニュースを見ると、福岡を筆頭に東京・名古屋など…
戦後70年の節目に考えるとして、シリーズ最終回です。戦争による国同士の関係は、様々な角度から見ることができます。丁度天皇陛下がフィリピンをご訪問されたところであり、戦火の中で被害に遭った人々を弔問され話題になりました。 覚王山とゾウ 名古屋…
今年は、日本の防衛面でも大きな動きがあった1年でしたので、物騒な話ですが当ブログでもそれなりにまとめておきたいと思います。 今まで日本は憲法9条を中心とした、非核三原則に基づいた防衛意識で世界に主張してきましたし、戦後そのスタンスは不動だと…