くろま流 × NAGOYA式 ブログ

地域産業・観光を広い目線から、東海・名古屋あるあるをリサーチ。

自動車専門家の記事から見える車の未来予想図

国内産業の中で、IT・サービス産業が主力と言われながらも、自動車製造業の影響力はまだまだ大きく大幅な技術転換も交えて、単なる自動車好きでなくとも私たちの生活への影響後を増してきています。

そこで今回は久し振りに、自動車産業から受ける私たちの生活への効果と期待を込めて、自動車産業のこれからについて、下記の記事から現状を見ながら影響力を考えますが、ちょっと専門的な話にもなるかも知れませんがご了承ください。 

 

autoprove.net

トヨタ ハイブリッド 電動化技術を無償で提供 | オートプルーブ - Auto Prove

 

 先日トヨタ自動車が発表した大盤振る舞いのニュースは、自動車の既存技術の大きな転換による国内大手企業の苦肉の索とも言えるもので、先手をとる中国・欧州特にドイツメーカーによる業界の先導が大きく影響しています。

国内最先端の技術だったハイブリッド技術の基幹になった特許を晒してまで、業界の安定を図るトヨタの戦略が、国内の自動車産業に携わる多くの人々にどのような恩恵を受けるのか?とても気になるところです。 

 

自動車技術の行方は以下の様な現場で得た記事がわかりやすいのですが、個人的にも自動車イベントなどに赴いた際に、趣味的な観点の他に専門的な観点はセットで見に行っていて、その場の空気に触れて感じた疑問はその場で聞いています。

筆者は職業上で自動車関連の仕事に携わった経験は、アルバイトで一度だけですが、そんな人間でも普通に専門的な見方は養えていますので、本当にネット情報サービスの恩恵は大きいなと感謝しきりですが、一方でこうした現場でしかわからない空気は体験しないとわかりにくく、そのライブ感は大事にしたいものです。

 

toyokeizai.net

VWが打ち出した電動化時代の「クルマの形」 | 西村直人の乗り物見聞録 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

さて、 産業の行方はさまざまなしがらみが交錯するため読みにくいところはあるでしょうが、技術的には上の記事のようなレシプロ車から電気自動車への移行や、AI・自動運転の投入が確定しているため、遅かれ早かれこの方向に進化し関連企業も方針を変えていくことになります。

これらの大変革によって、トヨタなど自動車産業が最も懸念するのはシェア向上だけでなく、莫大な雇用継続の仕組み作りという課題の中で、EUの統合意識のあるドイツや一党独裁の中国のように産業の方向性やイニシアチブが定まっている国家は、産業トレンドの方向やシェアを取りやすいため、日本のように取りにくい国家は技術力の優位性より自動車業界の分断の現状は、国同士の競争で不利になります。

 

 以前から当ブログでは、地元の主産業ということもあってトヨタを中心に地域産業の行方として追っていますが、世界大手とは言えトヨタ自動車でさえ一社の裁量では限界があり、かと言って政府の独占的テコ入れともしにくく、国としての統一方針は自由経済優先化で固まりにくいようです。

ただ、少子化労働人口の減少化の時代に、国内で淘汰されにくい自動車メーカーの協業などが、ここ数年技術面で増えてきたのは良い傾向ですが、人材活用においても今後共有・シェアの動きが課題になるでしょう。

 

 製造業・サービス業に従事する人材環境の劣化は、今後もシステムのIT化・AI導入で必然的に合理化されるため、設備投資や人材活用問題をクリアできない企業はいずれは淘汰され、私たちの職場環境は大きく様変わりします。

自動車の技術革新の行方はその意味で決して他人事でなく、私たちの職業観をも変える大イベントでもある以上、ある程度時に触れておくのは大事な習慣になるでしょう。

 

お子さんの将来の仕事でも、プログラミング・語学・創造性を養うのは必須と言われていますが、自動車などの製造産業においてもその波が避けられない今、大人の経済力よりも職業意識とスキルアップの方が、影響力が大きいのではないでしょうか。

職場という身の回りに起きている大きな変化は、世界の意思と現実的な技術トレンドによって変わっていきますが、特に専門性の高い知識が要求される自動車技術のような分野に関わる場合、拒否反応を示す前にどの程度の理解が必要かを自己判断し、最低限の理解をするスキルは、大人子ども関係なく必須な時代です。

 

このスキル取得に、ルールやマニュアルは作りようがありませんので、ルールに則ってしか行動できない習慣があったなら、それは即修正しないとただでさえ足りない時間が、さらに生活を脅かすことになりかねません。

AIのシンギュラリティの様な脅威が大きな反響を呼ぶのは、この不安の大きさを表れと思われますがその不安から脱出できる手段は、「集団行動」への見直しによって個人の価値観を顕にすることだと思っています。

 

 

 

 

 

 

生活物流の担い手トラック・バスの法改正

国内経済の要となる物流網は、EC(Eコマース)市場の急拡大で、インフラ拡張の課題未解決によって限界を迎えていて、物流大手の人材不足も手伝って限界に達していますが、それでも国はできるところから改善を進めているようです。 

 この問題の根本的な解決には特効薬はなく、現状の不足への緊急対応でしか穴埋めをする術がないのですが、それでも国は企業優先の経済活性化を鈍化させられない以上、カンフル剤施策の投入を優先するでしょう。

 

response.jp

トラックの燃費基準を引き上げ、2025年度までに13% | レスポンス(Response.jp)

 

 一方消費者目線で見て、要所の高速道路拡張による交通量緩和・改善は、上記事のような搬送車の性能改善は進んでいるものの、燃費向上が消費者への恩恵につながるのはまだ先であり、それより人材不足で事故増加や物流効率の向上の改善が先であり、行政の成果とは見にくいと思われます。

 先に政府が誘導すべきは物流をスムースにする政策であり、観光施策を優先させ売上げ増加の物流量激増への対策遅れと、公共事業削減による予算配分のアンバランスが、この先悪影響を広げていく可能性が高いでしょう。

 

 まず、景気後退へのイメージ戦略のために大型イベント・観光客誘致に必要な予算を先に宛てたのは分からなくはないですが、同時に不足が見込まれる路線拡張と物流対策が同時に行われるのが前提でないと、効果も半減し機能不全を起こします。

実際に渋滞ポイントの高速道路拡張は実施され改善が出来ていますが、ECで殊の外激増した物流量対策は関連企業に依存していて、人材確保と運搬手段の確保が追いつかなくなっていたり、不当な競争につながっているようです。

 

国が物流をコントロールできるのは、かつてのよう国営の輸送組織は存在しないので、法規制・緩和でしかできない以上は的確な国の関与が必要ですが、まだまだ不足に見えます。

その管理の中心となる国交省が、将来的な視野で自動運転への準備をするのは良いのですが、その前に現状の交通量増加対策に集中すべき時期であり、遅くとも一年以内に結果を出さなくてはならない課題を、どのようにしていくのか注目したいです。

 

 政治・主要経済の中心が東京一箇所に集中しすぎた弊害は、国内経済の血液に例えられる交通・物流のスムース化に影響していて、目が届かないが故に往々にして偏った政策になりやすい点は未だ改善が遅れています。

一概に地政学的な中央集権化が悪いとは言い切れませんが、距離の差はそのまま目が届きにくくなるのも事実なので、国土全体をバランスよく見据えた、政策ポイントの見直しを真剣に実施すべきではないかと考えます。

 

 

 

ふるさと納税にみる、国と地方と納税者の健全な三角関係

今回の統一地方選は目覚しい変化の少ない現状維持を確認するい意味合いが強く、最低の投票率と予想通りの結果で幕を閉じましたが、一方で注目された大阪府・市知事が仕掛けた地方自治改革の狼煙や、北海道の若い知事の当選などの刺激も交えて、新元号時代の幕開けにはちょうど良い節目になったと思います。

 

さて、みなさんふるさと納税は利用されていますか? 積極的に活用して節税に役立てる方、から地元愛から協力される方まで、地方自治体が自分の地域の特色を武器に、全国に猛アピールできるこのイベントは、実験的な枠を超えて私たちの地域への好奇心を刺激してくれます。

ところが、昨年辺りから国と地方自治体との利用方針の乖離で、返礼品の選定とその見返りの考え方に温度差が広がって来ていて、みなさんご存知の通り国の意図を超えた地方の施策の在り方の上で、一部の自治体にペナルティをかける事態に陥っていますが、今回は国と地方と納税者の微妙な三角関係について、地元愛と利害を整理します。

 

gendai.ismedia.jp

ふるさと納税規制「総務省のメンツを潰した自治体」に下された不条理(ドクター Z) | マネー現代 | 講談社(1/2)

 

 引用記事の通り、とある地方自治体の返礼品にAmazonチケットに採用したことで、総務省から叩かれた経緯が、今までの指導レベルでなく実質的処分にまでおよぶことになった一連の話は、いよいよふるさと納税による総務省の地方対策の本音を浮き彫りにするにいたったわけです。

利用者である納税者目線で一義的にも某自治体への「違和感」「不当」という印象がないわけではありませんが、地方自治体から見れば三重県鳥羽市)の真珠が返礼品として認められなかった事例にあるように、過度な「行政介入」「圧力」とする自治体の本音があり、利用者の納税者としても今回の総務省の処分はメリットの目減りを呼ぶものでした。

 

 それぞれのスタンスにおいて、さまざまな反響を起こしたこの施策は、建前を通した国と本音を嘆願する地方自治の位置関係の縮図として見ると、地方創生を扱う筆者としては興味深いことがいくつか見えてきます。

今回の結果から、国は依然として地方を統制したい立場であり、地方自治体は予算不足・裁量権の拡大したい立場だし、納税者は節税対策と地域貢献の貴重な体験の場として機能した実験の場が、今後どのように機能・発展していくかは興味深いです。

 

その三角関係のなかで筆者の意見としては、本来納税者のメリットが優先されるべき施策であるべきと考えており、国はその範疇で地方位自治体を指導し、正しい納税意識とそれによるメリットを広める、その一環として地域愛を育むとする方針が、一貫するべきと考えていますが、足並みがそろわない現実を見るとまだまだその域に到達するには程遠いようですね。

総務省を含め国・地方組織の縦割りの常習化と弊害が、こうした納税者へ納税メリットや魅力を半減させている事実は、国の納税者に対する意識に疑問を投げかけるものだと思えますし、そもそも政府が納税者に対して行う「国民であることへの還元」に統一意識が不足していると見ることができないでしょうか。

 

主人公であるはずの納税者に対し、国の意識は「納税は当然」という意識が先走り、本来「納税を促進」するべく始めたふるさと納税は、主役を飛ばして中央と地方自治チキンレース化している現状に、納税者が振り回される姿が浮き彫りになっているのではないか、ということを言いたかったのです。

この点において国・総務省の横連携がギクシャクしたことで余分な税金が投入される温床につながり、地方自治体の懐事情の厳しさが福利厚生の充実化の問題をあらわにし、納税者へ不信感を強める結果になったことで、今後少子化による納税義務・意識はますます遠のいていくのは見えています。

 

その納税離れの反動は、今後政府の強制意識を呼び起こし、地方自治体をさらに追い込みかつてのソビエトや、現中国のような「統制社会化」の理由付けにつながる危険性もありますが、そこまで言わないにしても資本主義経済社会において、国民の納得による納税と国の正当な納税者への見返りの関係は、正常でなくてはなりません。

国の存続において税収によって動くお金は血液のようなものであるだけに、心臓に当たる国が、血管に当たる地方自治をバランスよく配置し、細胞である国民納税者をほどよく生かせないシステムは間違いなく破綻するだけに、私たち納税者は目先の節税だけでなく、こうしたイベント一つに対してもより良い恩恵を受けられるように、声を出し続けなければなりません。

 

 

新しい世代の才能と彼らが創る未来

表題の通り、私たちの未来をになう子どもたちの才能への可能性は、国際的に先進国が少子化にもかかわらず選択肢の多様性は広がっているのは救いでもありますが、同時に人口増加抑制の時代背景もあって、その分少子化による才能開花のチャンスも相対的に下がっているために、素直によろこべない現実もあります。 

 ただ下記の様な海外先進国など若い才能の評価も目立ってきていて、国内でもスポーツや将棋・囲碁など文武両面の分野で、過去の教育の強化の成果によって、社会目線での子ども保護・支援の習慣も根付きつつあるのも事実です。

 

web.smartnews.com

17歳の高校生が人工知能の研究論文を発表!その驚きの内容とは (AIZINE(エーアイジン))

 

 こうした子ども環境の改善とその成果は喜ばしいとしても、今のところメディアは「初もの」を扱う様な目線に始終しているのは気になるところで、本来はその先にある収穫までを、大人たちがどうサポートできるかが重要で、ちょっとした流行の扱いでしぼんでしまっては本末転倒になってしまいます。

たしかにこうした成功例が報道されること自体好ましいのですが、一方で犯罪の低年齢化などのネガティブ・キャンペーンも増加し、負の注目を浴びているのも事実で、一見分けて見られるこうした事実の比が悪転したのでは元も子もないですし、メディアの報道姿勢においてはその配慮も求めたいところです。

 

そもそも未成年の起こす犯罪は、日本では成人の責任範疇と見なされている以上、その増加は大人社会の反面教師であり、その面では子どもに直接関わる関わらないに関係なく、全ての大人が一つでも模範を示す必要があります。

そうしたセンシティブな認識は、ニュースされる上で大人の事件以上に意識された報道を求めるべきですが、今のところメディアも大人もその意識は少ないようにみえます。

 

大人である筆者も今更いい子ぶるつもりはありませんし、善行ばかりをつんでいたわけでもありませんので、その説得力はいかほどか知れたものではあるにしても、意識と行動を変えるのに遅いということはないはずです。

大人の行動を模倣する子どもの言動が示す結果や事実は、よくも悪くも私たちの今その瞬間の行方を左右しているのであり、今注目されているスーパーキッズたちの成果に目を見張るだけでなく、彼らの影の努力に対して自身のそれがいかほどかも、併せて行動の励みにできたらと思っています。

 

 

 

 

外国からの移住者の待遇の根っこにある、有権者効果の再認識

外国からの移住者・永住者の人たちを敢えて呼べば「よそ者」と見る向きは、少子化対策の加速もあって、他人事でなく多くの地域でその課題が現実味を帯びていますが、その深刻度は都市部と地方では若干異なるように見えます。

 かつては、生産業の発展する地域や、都市部のチェーン店・商業店舗での雇用者として、企業が低賃金化の策として多くの外人雇用を増やしてきたこともあって、海外の難民保護の観点から異なった外人受け入れが国内で加速してきた背景で、子どもたちの生活環境でも、外人の子どもとの待遇や交流の中で、現実的な利害がどうしても減らせなくなっています。

 

www.huffingtonpost.jp

日本に増える外国人、そしてその子どもたち。彼らの“拠り所”がいま、揺らいでいる。 | ハフポスト

 

 昭和40年代あたりの昔から、高度成長期に日本は既に中国・韓国人との労働や生活面での関係は続いていましたが、少子化という新たな課題によって外国人受け入れが見直され、東南アジア・中南米、インド・東欧と地政学的事情を超えて、多民族の雇用者が導入される時代に、国内企業・行政が対応仕切れなくなっています。

あまりに国内精鋭にこだわりすぎた結果の出遅れではあるものの、今後待った無しの対策・改善は遅れたでは赦されないところまで来ていて、特に行政者は自身の判断力にある程度責任とリスクを覚悟で、行政判断をせざるを得ないでしょう。

 

この判断・行動の遅れは即、少子化対策効果を遅らせ、経済効果を後退させる結果につながるだけに、過去の優柔不断な国内行政者の態度へのリスクを自覚すべきですが、実際のところ市民の苦情や怒りの矛先は、民営保育所や医療期間に直接向けられても、官公庁へは仕組み上直接向けられないだけに、国の起こす指導と行政のレスポンスに、大きなズレが起きている点で機能していないと考えられるのは、残念です。

景気面でも昨年末から向上しているとされる中でも、実質的に下げ止まりつつあるために、福利厚生面で国は積極的な行政指導に尻込みしているため、責任感の薄い表面上の指導に始終している現実から、私たちは見直して要望を強めなければ、改善は望めないでしょう。

 

まもなく各地で実施される選挙の結果はその意味で大きな転換点とならなければなりませんが、元号が「令和」と改められる新年度の今は、政府と国民の優位性を占う重要な節目になります。

その意味でもオリンピックなどのお祭りごとの前に、特に新選挙制度で参入する若い世代を中心に、選挙制度へ新しい空気を呼び込んだり、それを刺激にして既存の投票者はもう一度その空気を援助する意識を、変えなければ幸福度は増さないという臨界点に達している時代は、それをはっきり意識して行動する民度が私たちに試されているのでしょう。

 

 

私たちの努力は報われているのか、報われないのか?

春らしい大学の始業式にあるイベントの大学長の祝辞に、気持ちを新たにされる若者がたくさんいらっしゃるでしょう。

今回その祝辞を取り上げますが、筆者は特にフェミニストを気取らないとしても、とても衝撃的だったので敢えて採り上げます。 

  

www.u-tokyo.ac.jp

平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 | 東京大学

 

そもそも今回引用記事は下のもので、たまたま亡き姉と同盟者だったため、目を引いて読んだのがきっかけでしたが、何の気なしに読んだらその内容が衝撃的だったという経緯でした。 

 東大総長が女性だったのも初めて知って少々恥ずかしいのですが、おそらく彼女が踏んできたその経歴のあゆみの重さが、そのまま祝辞に現れているのでしょうね、なので、原文を大元の東京大学サイトのを改めて掲載しておきましたので、余計なバイアスは要らないと思われる方は上リンクから読んでください。

 

www.huffingtonpost.jp

上野千鶴子さん「社会には、あからさまな性差別が横行している。東大もその一つ」(東大入学式の祝辞全文) | ハフポスト

 

 

 重要なのは、この祝辞は読まれたかたの多くがお感じだとは思いますが、単なる女性の立場を嘆き叱咤激励する趣旨の談話ではないといことで、この手の識者談話は往々にしてフェミニズム利権に都合よく利用されやすいので、慎重に扱われるべきとても貴重な気づきです。

国内に未だこびりつく男女ともに持っている格差意識が、決して私たち全体の生産性向上にはプラスにならないことを警告している点で、東大に入学した日本の英知を担う若者への手向けにふさわしいでしょう。

 

筆者がこの祝辞に感銘を受けたのは、社会の生産性向上を阻む要因に、男女という区別意識が過度に反映されたことで無駄なリソースを費やさなければならなかったことがあって、それに憤っていたからです。

この悪影響は、男女差別によるものだけではありませんし、とにかくうざいと思えるのは、純粋な向上心を意図的に阻もうとする「出る杭を打つ」者が、確実に存在するという現実です。

 

この悪魔の存在によって、どれだけの秀逸な才能が削がれ、多くの若者が挫折し最悪は自殺をするに至ったか?

 

話は少し逸れますが筆者は「映画:スターウオーズ」が大好きで、理由の一つにダークサイドという闇と、それに抗う光の子が葛藤するテーマを壮大なスケールで展開する点があります。

ダークサイドという闇のおぞましさは、現実には男女差別に止まるものではなく、もっと深く広大な闇を抱えていて、世にはびこるシス的フォースが私たちの意識を構成するパーツに在って、「出る杭を打つ」の立場にいつ何時翻るかわからないことをわすれてはならないでしょう。 

 

 作品中でアナキンがダークサイドに落ちた経緯と、その子スカイウォーカーが浄化する姿が、今回の東大総長の祝辞から読み取れる、

 

「内外に潜む闇の力を読む智慧と、その闇に光を当てて前向きに進む行動力」

を、“ひとりひとり”が、世界規模で考え、変えていってほしいという切なるメッセージとして重なります。

 

彼女は彼女の人生の中で学んだ、ありったけのメッセージを次の世代に語った言葉の数々が、多くの若者の希望となって、正当に評価され生産性向上の原動力になるのを祈るばかりですね。

 

May the Force be with you」(フォースが共にあらんことを

 

 

「麻薬絶対ダメ!」犯罪意識と自殺意識のカンケイ

まさか、あの人が!

犯罪事件にまつわるニュースを見て、そのインパクトやギャップが大きいほど、その犯罪を犯した被疑者に対しての見返りも大きくなるもので、同時に問題そのものの是非も客観的に見えにくくします。

以下のような意見は、有名人による罪の反響の大きさと罪自体の意味を分けて捉えている点で、大いに考えさせられるものですが、普段の生活になじまない犯罪に対して、多くの人の言動がメディアの影響力を受けるのは仕方が無いにしても、目の前にある危機を浮世立った話として扱うには限界が来ているように見えます。

 

www.huffingtonpost.jp

ピエール瀧被告の事件から見る薬物と社会。「自己責任論」ではなく、「回復責任論」を専門家が訴えるわけ | ハフポスト

 

 最近は特に、良し悪し関係なく情報拡散が早すぎて、地域による重要度や時間の優先度に関係なく、実際の体験者やその関係者でなくとも他人事に思えなくなる様な錯覚が、私たちに思わぬストレスになることもしばしばで、本来人間関係では疎遠であったはずの人の体験でさえ他人事で無くなっています。

よもや知名度の高い有名人から受けるインパクトは、一般人のそれの比ではありませんので、この点でメシを食っている業界人諸氏にはそれなりに配慮を求めてしまいますが、一方で未体験の人でもよりリアルに近いシミュレーションがしやすいと考えれば、ものは考え様ですね。

 

 私たちが受ける情報バイアスは、若いほとほどよくもわるくも影響を受けやすいだけでなく、情報多様化社会に不慣れな大人にとっても思わぬ影響に苛まれていることが往々にしてありますので、油断できませんね。

 そのバイアスが氾濫する中で、中立的立場を取るのか偏向的立場をとるのかで、SNSなどで盛んに論議するシーンを目にしますが、ここで注意したいのは持論を固めずに参加する危険性で、結果的に風評被害につながるだけに自分のペースは是非とも保持したいものです。

 

紹介記事のような、直接自分の生活にさし障る影響が大きい話題は、特に意識して参加しないと、知らぬ間に風評被害の加害者にもなりかねません。

だからといって、24時間参加できる「論議の場」となるSNSの否定は、表現力の乏しい私たち日本人には大きな機会損失にもなるので、出来るだけなりすましは避けて純粋な持論を掲げて参加したいものです。

 

犯罪経験いわゆる前科を持たない私たち多くの人には、こうした情報は貴重ですし反面教師ではありますが、この事実を知ったことで好奇心が優先し犯罪に手を染めてしまう障壁の人も少なくない様なので、自分の心をコントロールできなくなったら、

 

「“ヤッらダメ”、絶対」

 

のスローガンを復唱し、もたげた犯罪意識は妄想に徹底して、翌朝にはスッキリ発散して新しい1日を迎える習慣を実行したいのもです。

ヤっちゃったら素直にお縄につきましょう、それがピエール瀧氏から見える、最後の人間性でしょう。

 

犯罪者や犯罪予備軍ですでに人間性を留めずゾンビ化している輩も無視できなくて、深刻なのは非人間に追い詰められて自責の念から、自殺してしまう人への配慮ですが、もし思いとどまる機会があるのなら、

 

「生まれた以上は、意味がある」

 

自殺に真剣に悩む人ほど最も純粋な人間性をもった人かもしれず、もしそうなら生きる価値は客観的にも担保されます。

なので、深呼吸しながら是非考えてください、悪人は自覚もなく平気で自己を正当化するものです、善人が個人の正当化できないわけがありませんから。

そんな時は、

実行する前に、もう一度だけ、出来るだけ近い他人に声をかけてくだい。

できないのなら、ほんのちょっとの時間でいいので、好きなだけ人を悪者にするとスッキリするかもしれない。

 

とにかくどんな人でも、生まれた以上生きる意味がゼロになることはありません。

 

 「諦めたらダメっ、絶対」