くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

日本人の行方 どこから来てどこへいくのか?

筆者のアイデンティティである日本人という自覚ゆえに、何度も日本人とは何ぞやとか、日本人は世界の中でどうあるべきか、とかを過去に何度も何度も問いただしてきました、多くの日本人にも同様の疑問や自説をお持ちでしょう、その中で考えてきたあくまで持論ですが、その片鱗を今回書きたいと思っています、確たる証拠は無いですが気楽に読んでいただけると幸いです。

人類の定義としては、日本人という人種が存在している証拠は見つかっていません、多くの認識は日本国内に生まれ育った”日本国籍を取得した人”が、日本人と呼ばれているに過ぎませんが、記録に残る範囲えば江戸時代ごろには、すでに日本人を特異な者として扱う学者も居たようで、特異といってもネガティブではなくポジティブな解釈出の話です。

 

いわゆるナチスドイツの掲げた優勢種というか、アーリア人が人類で最も優れている的な、自己満足的な独創論に近いのかもしれませんが、こうした人種の優位性を政治にも利用したのが、第二次世界大戦中の軍部だったのは良く知られています、いわゆる天皇の子として存在する日本が、戦争に負けるわけがないというロジックを、プロパガンダとして当時のあらゆる方法で国内に広めた自己的偏見が、戦後の一定の人にも伝わり残っていると言われます。

しかし、実際の歴史がしめすものは、江戸時代でも伴天連に影響を受けた人や、明治維新が日本独自の文明改革だと信じて疑わない人だとか、第二次世界大戦以降にGHQによって日本らしさの多くを削がれたことなど、多くの日本人疑いこともなくアメリカやイギリスの制度を取り入れてきました、しかしあながち日本人は明治以降西洋に取り込まれて行ったにもかかわらず、他の植民国とは違って吸収したことを短期間で応用し、産業・経済的に本家に追いつき追い越していくのです。

 

その点で、日本人は昔から西洋の人達よりも、頭が柔軟で手先が器用な人が多かったようですね、江戸時代の識字率寺子屋制度によって、世界のどの西洋国よりも高かったのは有名ですが、あまり公にされませんが江戸期の治水事業や災害復興能力は、ダントツであったのも事実です、数え上げたらきりがありませんが、日本人の中でいまでも優れていると確信している人は多いと思いますし、筆者もそれは間違っていないと考えます。

しかし、その優秀さを日本人より早く気付き、研究してきた国があります、それはアメリカ合衆国です、既にアメリカとの付き合いは江戸時代に遡りますが、ペリーが黒船出来航した時に、彼らの最大の身\国的であった金の搾取を進めるために、江戸幕府と交渉するのですが、金の純度を誤魔化して換金しようと画策した際に、見事に見抜かれていました。

 

恐らくですが、その頃以来から日本の研究は本格的になり、当時最大であったアジア大国の清(中国)がイギリス商社によって、阿片漬けされていたことに比べ、日本は英米とも簡単に占領できそうにないと、計算していたようです、そして第二次世界大戦を起こした理由に、優秀な日本を世界の敵に貶めるために、日本がアメリカに反抗するように仕向けた真珠湾攻撃が起き、今のロシアのように国際的に殲滅を正当化させたうえで、日本を叩き潰しにかかったわけです。

日本政府は双方のルールを国際的にあくまでも重んじるスタンスで、彼らの変化球には対応できなかった結果、誘いこまれるように勝てない戦争に引き込まれました、この点ずるがしこさではアメリカに勝てなかったと言えます、そのまま日本は敗戦に追い込まれ、当時禁忌であったはずの原爆を2発も落とす言い訳を、世界に認めさせる形になった結果、日本は国際的に丸裸にされたわけです。

 

それでも日本は、当時GHQが国体の要である天皇を現人神として容認した結果、国民は奴隷化されることなく、実質上アメリカの手足として動く半独立国として、再出発できたのですが、日本人はそのチャンスを最大限に活かし、高度経済成長を遂げた挙句親分のアメリカ経済を抜いて、一時世界最大の経済大国にのまで上り詰めます、もちろんその後は西洋列強がそんな事は認めないので、バブル崩壊と大蔵省を操作して、日本円の対米ドルレートの大差を突けてしまいます。

その後の日本は二度と経済成長でアメリカを抜くことができないように、デフレ化・緊縮財政がはじまり、現在まで慢性的デフレ状態を継続しています、近年の物価上昇で世界が高インフレ化する中でさえ、日本は黙っていてもインフレ化できなくなってしまっています、財務相はインフレを悪のようにののしりますが、アメリカ経済を見て居ればお分かりの通り、5%まで向かうインフレはむしろ経済政策には歓迎すべき事なのです、しかし財務相アメリカ(厳密に言えばアメリカの国を支える巨大資本層)のキツイ圧力で、がんじがらめにされています、というかアメリカ第一主義の経済思想を、植え付けられた日本人によって、監視されているという情けない状態です。

 

さて経済は完全にアメリカによってコントロールされている昨今、日本企業がどれだけ優秀であっても、彼らを超えることは決して許されません、彼らは狡猾であざとい連中ですから、事あるごとに日本を蹴落としに掛かるわけです、そんなアメリカを無造作に信奉するように、戦後の私たちはメディアコントロールされきたおかげで、すっかりその状態が”普通”になってしまったわけです。

さらにけなげな日本人は、与えられた範疇で裕福さや成功を得ようと、彼らの誘うがままに自己資金を使わされています、もっともポピュラーなのはマクドナルドの商品が何であんなに人気なのか?そこで働いたことがある人は知っています、その真の価値の低さに…それを大っぴらに言っても、声が届かないようにできているのです。

 

さて、この様な話は上げたらきりがありませんが、ここからはファンタジーな話になってきますが、日本人はこの先どうなっていくのか?あくまで筆者の妄想として読んでいただきたいのですが、このままいけば日本人は殆ど居なくさせられると思っています、ただ優秀な才能を持っている人、手先の器用な人など日本人の優良特性をもっている人は、何らかの形で残されるかもしれませんが、特段何のとりえもない日本人は、あらゆるほうほうで淘汰させられるかもしれません。

そういう筆者もその一人かもしれませんが、勢力に対して口やかましい者は特にその対象にされるかもしれませんが、程々にしておいても無能者の行きつく先はあかるい話にはならないでしょう、陰謀論者が事あるごとに言う、支配者層にとってどうも日本人は嫌われているようです、理由はハッキリわかりませんが、一説には東洋人という時点で人では在らず、宇宙人のように忌み嫌われているのかもしれません。

 

はたまた、彼らが望む以上に日本人が優秀過ぎるのが金に要らないのかもしれません、日本が継投する天皇家の血筋も、歴史上では世界最古であり、その点も不都合なのかもしれません、宗教的にも八百万の神という多神教な点も、日本人が思っている以上に神経に触っているのかもしれません、とにかく彼らは彼ら以上に優秀な人間は認めたくないようです、特に第二次世界大戦中に日本国民が見せた、あの集中力と結集力は相当彼らを恐怖させたようです、それ以来過剰に日本人であるだけでサル扱いされるようになりました。

そして、その一方で着々とその精神性と素養を消し去るべく、様々な洗脳を日本人に施してきました、その効果は絶大で日本だけが世界の常識から外れていても、日本人の多くが気付かないようにまで変わってしまったのです、日本人はこのまま精神的ロボトミー化を受け容れてしまうのでしょうか、本当にそうなれば日本人が歴史そのものからも消し去られる日もそう遠くは無いでしょう、その仕掛けは既に進行しているかもしれません。