くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

メタバースに関わる未来

最近、メタバースと言われる言葉を良く聞くようになりましたが、これからの技術であるために、今のところ私たちの生活には、大した影響はないと考える人がほとんどだと思いますが、世界覇権を競っているアメリカや中国では、既に具体的な市場競争が本格化している段階に入っています。

昨年 、フェイスブックのCEOマークザッカーバーグ氏が突然社名を「メタ」に改変しメタバース市場にシフト宣言したり、AMAZONのCEOを降りた直後ベソス氏も本格参入を発言するなど、22年はいよいよメタバース空間がリアル空間以上の商業的市場価値を一気に高めるフェーズにシフトしたと言えます。

 

中国・アメリカでは、早ければ今年にも骨格的な環境の本格稼働が軌道に乗り、すでに株価市場にも大きな影響を及ぼす勢いがあり、投資家も積極的な投資先として、結構な額の先行投資を始めています。

メタバースの抵抗が和らぎ、積極参加の動きが、年齢層に関わらずそれぞれのメリットのある分野から、躊躇なく拡大していく勢いを増していくと、専門家は見ており、なによりも米株市場がその筋の銘柄への莫大な投資を昨年から始めていることからも、いよいよその利益回収する動きが、本格化する年になるでしょう。

 

かつて2000年初頭に、セカンドライフで仮想通貨が利用されましたが、ネット環境の貧弱さで拡張が困難と自然淘汰されますが、時代が変わってネットワーク環境は骨太になった今は、十分な仮想空間を提供できるようになったことが、成熟した市場としてチャンスを生み出せるようになったということでしょう。

フォートナイト土地や設備を増やす海外アーティストや日本でもコンサートを開くなど既に事象実験は始まっていますので、ゲームなど好きな人はご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

日本でもGREEが子会社を買収しREALITYで参入、NINTENDOもあつ森でJTBと提携し旅行事業参入など、これまでにない積極性を見せていますし、この分野では後れを取るまいと、IT大手や新興企業も積極的に参加を始めています。

新しいプラットフォームやビジネスに、最も消極的な日本でさえも政府がデジタル庁創設しムーンショット計画の沿った、遠隔操作によるサービスを押し出したカフェなど事象実験を実施、通信大手も通信費の値下げや通信インフラ拡充を拡大など、ハードウエアの半導体部品なの調達不足問題を除いては、積極的に推進されます。

 

現実世界の金融関連でも仮想通貨による貨幣価値交換の実用化は、ブロックチェーンで改ざんできない記録で補償され、ゲームなどでも実績は多数ありますし、各国の中央銀行デジタル通貨が、希少金属などの実物価値の担保をへの問題をクリアするのに時間がかかっていいて、CBDCのようなマネー浸透の前に、資産や貨幣価値の担保を現実とそん色ないレベルに近づけつつあります。

それだけでなく、オークションでデジタルデータが高額で落札され注目されるNFTなど、オリジナル性を担保させるトークンという約束手形のような非代替性を持つ”替えの効かない”仕組みで価値を一元化させており、マネーだけでなく”仮想物”や”体験”などの、仮想上に存在を勝目さえすれば、あらゆる事に対しても価値の保障・資産化が、既に現実社会とそん色ない信用性を得つつあるのです。

 

仮想空間で行動したことが現実と同じ価値を持つ 婚姻届けも可能であり、ネット上や仮想上で最も厄介な問題は”コピー”が容易で、記録の改ざんがいくらでもできていたこと、こられの問題が一気に解決に向かうことで、通信インフラの普及と相まって、仮想空間の現実味はいっきに加速していくでしょう。

こりゃスゲー!となり、攻略本やノウハウをうたうビジネスが一気に拡散しそうですが、当然その一方で新たな課題も突き付けられていきます、それは実際の価値への評価との乖離による問題、自由度が高まる分一方で管理する側は、評価やランク付けも高度化複雑化して行きます。

 

アバターの存在価値 リニューアルやり直しは可能でも、その履歴は残され個人情報の経歴として残る 今から在るべきアバターの設定を良く考えておく=VRでの優位性にもつながりかねない、優劣を付けられるノウハウにも。

新しいコミュニティだけでなく、ガチなファミリー作りも可能であり、仮想空間と言えどもリアル空間とは別の第二の人生を構築も可能、これって今までの現実社会に慣れた人にとって、”タガ”が外れやすいという危険性もはらんでいます。

 

つまりこれに乗じて偽った人生が、真の人生との乖離が大きければ大きいほど、当人の負荷は相当なものになる、新しいストレスやリスクが生じてくる、むしろその人の人格や実力が白日の下に晒され、試される実験場になり公算が大きなるかもしれません。

ウソが付けるようで、実は見透かされ、評価だけは在る基準によって公正に裁かれ、メタ環境が存続する限り、半永久的に残されていくだろうし、決して甘い世界ではないと考えています、むしろ人によってはとても住みにくい世界に、強制移住させられる未来というのも避けられないかもしれません。

 

証明技術の向上で、お互いを監視できるデジタル社会は、今後現実社会と比較され生き残りを掛けた時代に突入していきます、その結果どちらが生きやすい社会になるのかは、誰にも判りませんが、10年程先には恐らくデジタル社会に何らかの形で取り込まれていくでしょう、その反動を感じるのか沿って生きるのかは、その人の価値観です。

今からすぐに結論を出す必要は無いでしょうが、今のうちからオリジナルの証明が重い課題になっていくでしょう、デジタルの世界でも最も価値をあげるものであり、個人もその証明をどうするかで、簡単に価値が変わってしまう時代を生きることになります。