くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

オールドメディアのインフルエンサーとなる私達が創る未来

ひな鳥は、生まれてすぐに始めに見た動物を”親”と認識して、追従する習癖を持っていると言われます、これは心理学的には刷り込み現象と言われ、わたしたちは一般的な知識として知ってはいますが、この刷り込みが生物の本能的なもので反射的、つまり考える前に自動的にしてしまう動物には避けられない行動だと言う点です。

そして、厄介な事にはわたしたちは特にひな鳥でもないのに、日常の中でこの刷り込みをされていることに、殆ど気が付いていないという事実を、これから情報の高速化・グローバル化が広がる社会を生きる上で、極めて深刻な課題として受け止め改善していかなければならないでしょう。

 

この課題を筆者が深刻に考え出したのは、この程放送終了を迎えた「ニュース女子」というネット番組の中で、女性タレントに武田邦彦氏が「あなたたちはNHKのニュースを最初にみるから、それを正しいと言う前提で他の情報を見てしまう」と何度も諭されてましたが、もちろんこれは比喩であり、NHKを見ていない人ににだって関係無いことではありません。

自らが刷り込んでしまった情報を、気付かぬ間に私達は当たり前・常識と捉えがちな習慣を、武田氏は警告されているということですが、各自が冷静に自省してみるべきとても大事なことです。

 

このブログでも何度も書いていますが、社会はネットインフラの充実や高速化・メディア倫理解釈の多様化で、世界中で発信される情報群は、自由で入手しやすくなった一方で、より統制・偏重がしやすくなっていて、発信元の判断次第で事実意外の付加情報を混ぜることがほぼ当たり前になっています。

これは一見地味であっても、メディア協会のような統一的な倫理委員会などの、放送基準規定があるにはありますが、監視が行き届かないのか、ザルなのか調査が間に合わない事を意味していて、同じニュースの中にもスポンサーや視聴者の意向でニュアンスを変える風見鶏ぶりが痛く目立ちます。

 

最近気になるのは、語尾が「です・ます」調の確定・断定式の報道文が減っていて、「かもしれません・思われます」とかの曖昧な文が目立つということで、報道側にプロとしての情報精度の確信や、報道リスクへの覚悟を放棄した番組が多いという点、またニュース番組風エンタメ番組では、視聴率稼ぎ満々の番組が激増している点です。

この特徴は、70−80年代のアメリカメディア手法そのもので、この分野も他の例に漏れず10年遅れて日本が追いかける流れだったのではないか、今は今で左派メディアの影響がここ数年強く、トランプ氏nへの反動にも映りましたが、おそらくは世界的な偏重報道によるものと考えます。

 

たまたまYouTubeを見回っていた際、1950年代に撮影された研究員のインタビューで、近未来のマスメディアについての予想を語るシーンがありましたが、この当時から社会学者や経済アナリストの中には、今の現状を予測していた人も居た、つまり当時のアメリカで進んでいた社会の流れから、今後起きるであろう社会現象が推測できるということです。

決して予言などではありません、きちんと過去や現状を観察し、流れを掴むことができれば、ある程度の予測は立つ筈で、経済の専門家は統計的数字や結果のサイクルで、社会学者は過去の現象や心理学などの行動の傾向を分析して、科学的に今後起こるであろう現象を確率の高さで絞り込んで、予測するのです。

 

国民を不景気な状態にしておけば急激な物価上昇の心配をすることなくインフレをコントロールする必要もない、その上で株をたくさん持っているお友達の上級国民の株価を下支えし、じゃぶじゃぶと異次元に金をつぎ込み株を高騰させることが出来きた、20年以上もそうしてお友達同士で貯め込んできた、(アメリカ属国経済の一環として)

その富裕層の溜めに貯め込んだ金までもが、巷の景気を回復させることによって動き出し、一気にインフレバブルに陥ることに成るのが恐いので、とにかく一般庶民の懐さえ冷え込ませて、不景気状態にして置けば、何の心配もなく上級国民同士お友達の輪の中で、夢と希望を膨らませ続けることが出来るという、売国属国政府日銀の国民家畜化政策であります…めでたしめでたし あほらし!

 

それはさておき、私たちは起こるであろう(陰謀論的に言えば計画されている)事象について、ある人は個人の好奇心から、またそうでなくとも何らかのインセンティブと引換や目立ちたいがために、意図的に流される情報を拡散する機会が格段に増加している社会に生きているのです。

ツイッターやウェイボなどの速報性の強いSNSで、裏の取れていない情報を緊急性を理由に拡散してしまう危険性を、何度も体験していますが、そのリスクが分かっていても、誰よりも早く情報で先に出たいという欲を抑え切れなくなってしまっている限り、このリスクは避けられないでしょう。

 

そうは言っても、何よりメリットも多いSNS群はなかなか手放すことが困難になっていて、一部では利用を差し控える人も出てはいますが、大半はむしろ積極的に利用する人が増えているのが現実で、止められないほど今の情報の伝搬は加速している証拠なのかも知れません。

何より、自分の身分を明かさずにいくらでも言いたいことを言える点は、人の射幸心を煽る絶妙な機能なのかもしれません、ただ一見シンプルな機能で使い安くとも、提供する側は利用者の複雑な言動を収集し、分析し次の計画に利用しているのは確かで、より科学的な人間の行動分析で社会傾向を予測でき、そこに企業や投資家の戦略を加味した、新しい未来への誘導は可能だという点は理解しておくべきだということです。