くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

赤いピルと青いピルで選ぶ自由と真実

日本では、ようやくパンデミックも沈静化が見られるようになり、街中は昨年の制限が無かった頃と、同じ位の賑わいが、週末には見られるようになったのは、それはそれでよかったのかと思いますが、秋冬は昨年は流行しなかったインフルエンザが、そしてコロナも慢心できない予防ワクチンと、認可が下りない国産服用薬を待つ身としては、決して油断できる状態ではありませんが、これからも世界中で製薬メーカーと国策を担う国々が、治療薬新市場で熾烈な商業戦が、続くと思うと気が重いです。

さて、先週末放送されたニュースで、アメリカでは製薬大手メルク社が、希少疾患の治療薬開発の米ベンチャー企業セレロンファーマーを115億ドルで買収した話題の追報で、同メルク社とリッジバックバイオセラピューティクス社と開発の、コロナ用飲み薬モルヌピラビルを発表されました。

 

この薬は、臨床試験で患者が吸引したり、死亡するリスク半減する効果を確認、米緊急使用許可申請を掛けたと言いますが、それに合わせるかのように、ジョンズホプキンス大学はアメリカ国内の感染対策状況は不十分との生命を出しています。

米コロナ死亡者は約70万人、6月半ば60万人超え後3ヶ月で10万人増加したと、CDCも1日当り死亡者数7日間平均で1476人と発表、12歳以上のワクチン接種対象者のうち24、3%が1度も摂取せず、アメリカン航空などの告知では連邦政府のワクチン義務化で12月8日までにアメリカ拠点の従業員摂取必要と意見しています。

 

それに同調するように金融関連も、元FRB専門家クローディア氏インタビューで、インフレ抑制にワクチン摂取が鍵、全世界でワクチン摂取する必要があり、供給網は全世界が安全になるまで正常化しない、アメリカの供給網の起点になる国々では、ワクチンが深刻に不足している地域もある。

インフレの高止まりはFRBの利上げだけでなく、ワクチンを大量に供給することで解消する、 FRBは利上げで需要低下を促すことも可能だが、行き過ぎると景気後退に陥る、景気後退は消費者を直撃し、インフレを引き起こした原因は解決しない、金融政策はパンデミックや供給体制などインフレ圧力の原因を解決できないからだと援護射撃しました。

 

これらの後に、赤い錠剤の生産される姿が映像に出ます、これは上のメルク社の新薬製造のシーンかと覆われますが、赤い錠剤を見て何かを暗示してるように、思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

たまたま赤色だったのかもしれません、ただこの赤い錠剤は、青色の錠剤と対である映画の象徴的なシーンに出てくるのを知っているなら、SF映画好きか、陰謀マニアかもしれませんね。

 

これは一時代を一世風靡したMATRIXという三部作映画(間もなく新作が封切りされるとか)の第一作で、伝道師のモーフィアスが主人公ネオに、現実世界と思っていた世界が、実はそうではないと告げ、真実を知りたければ赤いピルを、そのまま今の政界に満足するなら青いピルを飲むように勧める下りがあって、ネオは赤いピルを飲んで、真実の世界に飛び込んでいきます。

先のニュースに表示された赤い錠剤の生産シーンは、過去にもあった製薬映像とは対象的に、赤い色を前面に押し出したビジュアルです、単に目立たせたかっただけかもしれません、宣材映像としては扇情的な赤は良いアイデアだったもしれません。

 

その映画の暗示を思い出したのですが、筆者が言いたいのは、赤い錠剤を飲むようにアメリカ経済は、勧めているのですから、素直に飲むべきか飲まないべきか、その選択はある意味コロナ撲滅への象徴に思えたのです。

実際には、この薬の他にも日本では、国産の錠剤も開発が急ピッチで進んで、年内にも実用化されるという、各製薬会社がコロナ治療薬市場の、戦国時代に突入するこの時期に、日本人ならあえてアメリカの新薬で、リスクを追う必要は無いはずですが、メディアが状況を煽れば、岸田総裁は菅総理と同じ轍を踏んで、余計な疑似パンデミックを、扇動することになるかもしれません。

 

しかし、あくまでこの出来事は象徴的であり、その時代の節目に登場した薬であることに変わりは有りません、その錠剤の色が赤だった、それもことさら象徴的にメディアは、この製造シーンを随所で流しているのです、アメリカ寄りのオールドメディアであれば、販売戦略に一役買っているとも言えるでしょうし、ただの偶然なのか意図があるのか、それは今のところわかりません。

また、例え映画のシーンとシンクロして、この赤い錠剤を選んで飲んだから勝ちとか、飲まなかったから負けとか安全とか、浅はかな判断をするべきではありませんが、私達が既にファイザー製の非認証ワクチンの選択を迫られ、既に投与した人もいる今になって、改めて選択肢で未来が変わるのか変わらないのか、考えてみても良いのではないかと思うのです。

 

前回の記事で、私たちは自由社会に生きていながらも、多くの外部的誘導によって、自由を奪われ始めている事を書きましたが、このワクチン接種や錠剤の接種選択にも利用するしないの自由や、健康であることの照明に、いちいち証明やお墨付きが必要だと、当たり前のように刷り込まれ始めている今こそ、自分の意志が正当に企業や政府に、伝わっているのか、認められているのか、話し合い、考え、智慧を子ども達にも教えてあげなければなりません。

最後に、中国では当たり前になっているようですが、欧米でもBNPL(Buy Now Pay Later)が人気なのだそうです、これは買い物後の支払いをカード払い以上に便利だとして、急速に増えているマネーペイシステムだそうですが、日本でも同様のサービスが始まっていて、誓っている人も増えているそうですが、これも買い物の自由度を高めると同時に、購入動機を誘導される引き金になるものに変わりないという現実であり、あなたはどこまでこうした誘導に乗っていくか、それを自由に選ばなくてはならなくなるでしょう。