くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

グローバリズムとは、グローバルでの協調とは別のもの

4日フェイスブック株が急落ニュースをご覧になられましたか? 世界的に大規模接続障害による、Facebook Instagram WhatsUp利用停止が原因とのこと、元従業員によれば、そもそもプライバシーなどの、安全性を犠牲にして利益を上げている、同社の姿勢によって、何らかの不備か報復があったのかもしれませんが、シェアトップサービスだけに、非常にショッキングな出来事です。

次に、ホワイトハウスは米中通商協議を再開へ動き出しています、米通商代表部タイ代表は、数日のうちに中国担当者と率直に協議すると言っています、もうバイデン氏は中国を排除しては米経済が続かないと判断しているのか、トランプ氏が組んだ制裁の解除も辞さないほど、バイデン政権は追い詰められているのでしょうか。

 

しかしながら、一方では中国系半導体企業による、半導体チップ供給リスクは、GM ウルフスピードからEVに搭載する、次世代パワー半導体を調達を勧めるなど、最新の消費電力を抑える、SiC炭化ケイ素半導体製造に舵を切っています。

無人ロボタクシー事業を22年にも始める計画など不足する人員をロボットによる自動化や、真に人件費合理化を勧め、同時に虎の子となった、モルヌピラビルなどの新薬製造販売網の拡大で、関連企業などは株価上昇に転じるなど、官民連携がスムーズに進みます。

また、季節柄のイベントに向けて、アマゾンドットコム ブラックフライデーセールを、4日開始 し昨年より53日前スタートするなど、年末商戦に向けても抜かりは無いようです。

 

世界では脱炭素と新車販売が低迷し、石油需要が減少したことで、OPECプラスは石油供給の調整を続けます、従来のペースを維持し、11月も強調減算を日量40万バレル縮小で合意しています。

中国 恒大集団の株式が、香港取引所が取引停止し、2回のドル建て社債の利払い期限切れのためです、香港ハンセン指数年初来安値更新となりますが、中共の影響力に従ったのか、市場として正当な判断か、とりあえずは機能した形です。

 

中国不動産は、二次産業に匹敵するマネー流通量を誇っていますが、これまでの不動産価格の高騰に、対象が間に合ったのか、不動産依存の岐路に立たされています。

日系人としてノーベル賞をとった科学者が、温暖化の予測システム構築に寄与したとのことですが、環境技術勝ち組にマネー流れる傾向が見られて、貢献しているようです、グリーン水素やCO2回収貯留で、株価堅調であり脱炭素に弾みがつきそうです。

 

しかしながら、中国を始めインドにも迫る、電力危機が深刻化しており、 火力の半数を賄う石炭在庫は3日未満であり、最高値更新調達に遅れた金属セメントも減産、豪州石炭の国際生産価格100→200ドルtも急上昇し、中国系企業の半導体供給制限と、同じことが起きているのは、皮肉なものです。

世界がグローバリズム経済を始めて、コロナパンデミックからの試練から、初めて抜け出そうとあがいています、どの国も本来抱えていた固有の問題が、最もネックになっていますが、結局グローバリズムと言っても、グローバルに強調して解決に向かうというのとは、ちょっと違った動きなのは、残念な事です。

 

その理想とはズレや歪をもったグローバリズムによって、世界は疑似未来を歩みだしていて、私たちはその渦に飲み込まれ、逸脱することは現状の生活を維持するならば、非常に困難な現実があります、しかしそれでもこの先本来の人間らしい生活を送る上では、資産量や信用度に左右される量的(スコア制度)判断制度が、中国で実証実験され世界に拡散されていこうとしています。

日本が政権交代するかしないかの現在、尚の事日本の環境に合った社会制度が、今後ますますグローバリズムによって、強制させられ制度設計に歪が出る度に、国民の弱者や適応能力の低い人達はとり残され、それが国民全体の重荷になっていくのは目に見えていますので、新政権にはこれまでのしがらみを、他国の圧力に屈しないように取り払い、本来日本が果たすべきアジア経済圏の手本となる努力を、示せるかどうかを試されようとしています。