くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

新しい未来経済が始まる分岐点に居る日本人

コロナ禍の影響で、ここしばらく日本らしい光景を見る機会が、ぐっと失われ続けてきましたね、もうすぐ夏で政府はオリンピック成功に邁進していますが、それも大事ですが夏と言えば花火であり夏祭りですよね、今年は花火の打ち上げ決行する地域あるかなぁ、名古屋は1か月ほど前にテスト打ち上げをしたみたいですが、今頃なら早い所ではもうドンパチ始まっていたんですけどね。

春の風物詩の花見も規制されちゃいましたし、東京都と大阪府が先頭切って過剰な制限を掛け過ぎたのでは?とも思うのですが、多くの人がウイルス感染意外の関心を封印してしまった事で、花見だろうと花火だろうと、自制して楽しめるんだという気概を示せなかったのは、今後の反省点なのかなと思います。



さて本題です、2021年6月末G20外相・開発相は、WTOの改革が焦点として、コロナ多国間主義で克服すべく、経済復興や気候変動解決のすり合わせをし解散、世界が人口増加を受け食料安全保障分野への投資を増強で一致させた…となっています。

要はコロナ感染を世界的な大問題として意識し、そこからの経済復興と別の気候変動課題を同率に重要視して、人口増加による食糧問題をG20加盟国が分担して解決する投資を行う、としたわけですが、とてもややこしいことを言っており漠然としていますが、コロナ問題とCO2など環境問題を経済復興の柱にして盛り上げましょうということでしょうか。

 

既にSDGsで近未来への経済発展の骨子は明確化されており、それに加え”天然由来”の感染・気候問題で起こるであろう、食糧問題・人口減少問題を先進国で”責任をもって”解決していくということです。

このようにまとめると、見えてくるのがその責任分担であり、ノルマや規制の数々であり、束縛慣れした日本人には、特別シビアさは実感出来ないかもしれませんが、西洋人にとってそれら縛りは、あわよくば避けたいところであり、このままでは日本などに負担が大きくなるのは、いつものパターンなのかもしれません。

 

これらの問題を解決する準備として、エネルギー・食料・医療などのインフラ体制を連係しながら安定化させていくことになろうかと思いますが、これらのインフラ整備は世界規模の体制を整えるには、多くの時間と経費そして準備が欠かせません。

その準備の中で、アメリカは医療に関して設備やワクチン開発に関しては世界トップであり、食料も国内に広大な土地があり、自給自足も済んでいて他国への供給体制も直ぐ取れます、またビル・ゲイツ氏が昨年でしたか、広大な農地購入しているという話題も出ました。

 

そういえば、彼はその他にも10年以上前からワクチン開発製造に投資してきましたし、原子力発電についても、莫大な投資をしており、未来を預言しているかのような投資をしていたことで、話題になりましたね。

話を戻します、コロナ禍で激減し不足が深刻な雇用問題はどうでしょう、アメリカではダウ・ナスダック・S&P500と全て、順調な株価上昇で6月末は連日最高値更新を遂げていますが、米リッチモンド連銀バーキン総裁「量的緩和縮小の条件に一段と大きな前進

物価は目標を超えて上昇も雇用が未達量的緩和縮小に踏み切る環境になっていない」と発言するように、雇用人材の供給が間に合わない事が景気上昇を抑え、ハイパーインフレに至らない原因の一つにされています。

 

雇用の復興問題は、コロナかで店舗規制が長く続いたことで、経営者が休業中、政府援助金で過ごしたことや、雇用者として働けなくなった人が失業給付金で凌いできたことで、不労収入からの脱却に時間がかかっている事が問題視されています。

当然この不労収入は、政府が給付打ち止めすれば無くなるわけですが、一度吸った甘い蜜からはなかなかな抜け出せず、再就職への足かせになっていきますし、生き残った企業はその間にテレワークや設備自動化で、職域を縮小しコスト削減に走っており、コロナ以前の様に職に復帰できる機会損失を大きくしています。

 

シップボブなど米英始め5カ国で、中小企業向けクラウド利用受注配送システム提供する企業が業績を上げている背景は、人材雇用確保よりも、オフィス環境の最適化に投資をする企業が増えている事が、これまでとは違った職場環境を作っていることを意味します。

以子残り企業は、テレワークで交通費削減やオフィス不動産の売却でスリム化し、今後は作業効率の自動化や合理化で、人材雇用を限定的にするでしょうが、シップボブはソフトバンクも出資しており、佐川運輸が中国製EV貨物を大量導入するなど、中共系企業が物流システムに深く関わってくるのは、何とも不気味です。

 

日米からパクリまくった中共テクノロジー製品とウイグル自治区の人民を低賃金で雇用させるビジネスモデルは、美味しい所取りの最強であり、セキュリティや個人情報まで思うがままにする、中華戦略の脅威はまた別に書くとして、雇用不足を自動化で進める国と、従来の人材雇用する国では格差広がる懸念と、圧力をかけたときの対応速度が歴然と違うことを考えると、上でだしたG20加盟国のなかでも、今後さらに格差が開き、上下関係はますますハッキリしたものになると考えられます。

 

自分の生まれ育った国を誇りに思い、それを支えに生きるのはとても立派な生き方だと、筆者は考えていますが、その誇りを何処に求めるかは、重要な判断基準になりますが、その誇りが過去の遺物であったり、人の言い伝えだけで最もらしい話を、鵜呑みにして誇りとするのなら、いざという時に拠り所を無くしかねません。

太平洋戦争が本格化した時期に、家族や故郷を護るために命を捧げた人達にとっては、出来るならば自分の命は最優先させたかっただろうけれど、それがままならなくなった時に、自分の命より重いものを、彼らは一生懸命考えた筈ですし、その護ったものがその先にも永続することを前提に犠牲になっていったのです。

 

その当時亡くなった人々の想いは、日本人的にはその家族や国民に引き継がれる筈ですが、そういう概念を持たない国の人々も、世界には沢山居るし、むしろ合理主義的な思想のアメリカや共産独裁の中国などでは、決して気にすることさえないわけで、日本人が過去の日本人の想いを引き継が無くなれば、犠牲になった彼らの想いは消え失せていくことになりますが、それも止む無しなのかそれとも可能か繰り引き継ごうとするのか、そのどちらを選ぶかによって、未来は大きく変わっていくし、前者が増えれば日本らしさのある未来は、薄れていくということになります。

今、私たちを取り巻く進行形の未来が、この先も日本らしさを保って展開していくのであれば良いのですが、グローバリズムが目指す未来は大きく歪んで殺伐としているように見えてなりませんし、日本人にとって喜ばしいものでもないように見えますが、皆さんはどうお感じでしょうか、過去とは言え日本人の想いを、引き継げるのは今生きている私達だけですし、その行動でしか実現できないからこそ、未来を作ると同時に日本らしさを思い出して、想いをリレーしていきたいと考えます。