くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

真の脅威は共産主義、資本経済の罠

戦後にあれだけボロボロに叩かれた日本が、不死鳥の如く当時急成長を遂げるのを、アメリカは予想できていなかった、ニクソンショックはそんな時に起き、ドルの金本位制の縛りを排除することで、供給量を自由にできる仕組みに変えてしまった、これによってドルの優位性を最大限大きくし、名実ともに世界基軸に相応しい通貨と成長していったわけです。

裏を返せば、優位性を失った資本主義国通貨は、アメリカに対し不利な立場から再スタートすることになり、日本企業もその条件下で業績を上げていかざるを得なかった、その頃から足元を失っていた元財閥系企業は、経営をおかしな方向へ向けていき、政府お抱えの公社は舵取りが国では能力不足で、経営が困難になり、民営化で切替を迎えるきっかけを生んだわけです。

 

その中でトヨタのような真面目な民間企業は、独自の経営努力で生き残ってきた、今日に至って財閥系大手が不祥事を露呈するのは、この当時の放漫経営の差でしかありませんが、また輸出企業にとって、コストダウンの救世主中国の台頭が、さらに日本企業の行方を二分することになります。

人件費圧縮が資本社会企業より柔軟に可能な中国は、積極的に世界製造業へOEMの役割を担っていきますが、これは言い換えれば人件費圧縮の代行業とも言え、この最大のコストカットと言える、企業経営の肝を中共が掌握した瞬間でもあります。

 

かつて、人の胃袋を掌握して世界企業にのし上がった、アメリカ企業のマクドナルドやコカコーラのように、世界企業の生産を掌握しただけでなく、企業の泣きどころである人件費をも掌握した、中共アメリカよりも上をいくした高さを、私たちに見せつけたということです。

彼らにとって、資本経済界に君臨し続けたアメリカでさえ、同等に渡り合える武器を手にしたようなもので、それに比べて日本などはすでに、政治経済両方の弱みを掴んでおり、実質上傀儡化に成功したも同然、国内で政治家が中共政策を無視できない理由が、ここにあるのです。

 

先週NHKが特番ですっぱ抜いた、最近見つかった蒋介石の日記から読み取った、アメリカイギリスの日中戦争介入の事実、これにより中国が負け組から勝ち組に一気にのりかえられたこの転機後に、共産党が台頭し蒋介石は追い込まれる。

この事実が物語るのは、アメリカは日本を敵に回すべきでなく、中国共産党をターゲットにすべきだった事を、当時でも何人かは気づいており、今になってそれを歴史が証明したと言うことです。

 

さらに当時マッカーサーは、この過ちを既に予測していたのですから、完全に当時のトルーマン大統領の失策だと読み取れますし、それに加え日本の民間人を大量虐殺した罪は思い。

当時から、欧米+ソ連黄色人種の世界戦略には、差別的意識が強く、この偏見が政局を見誤らせた、それを当時唯一共産主魏のソ連が尻馬に乗って、極東を搾取するのにせいこうした、加えて中国共産党を強大化させる切っ掛けを得た、漁夫の利だったことは明らかです。

 

そして現代になって、それはかれら共産主義陣営にとって堅実に、そして確実に結実したということに他なりません、その予言のような歴史の経過の中で、中国共産党は、同門のソ連が崩壊しロシアになった後も、着々と作戦をすすめて、米日を傀儡化を実行してきたのです。

アメリカは自国内のその脅威に気付き、特にトランプ政権時代には、露骨にその驚異を名指しして攻撃を報復を加えてきました、これが米中経済貿易戦争と言われるものですが、バイデン政権でも継続されていると言われます…がさて?日本はどうなんでしょう、アメリカが自国防衛を始めました、がしかし日本はアメリカには迎合しますが、中国には相変わらず穏やかな反応しか示せません、果たしてこれは正常なんでしょうか…?