ワクチンパスポートの意味するものをどう捉えるか？

日本でも海外渡航者に絞って、ワクチン接種の証明書発行の申請受付が始まりましたね、政府は暫定的な措置で海外渡航が決まっているなどの、やむない事情有りの人が対象とし、条件を絞る要請をしていますが、接種拒否者だけで無く接種がままならない現状も考慮して、任意であることを認めています。

日本でも、一部の発行反対者もいるようですが、アメリカやフランスでは、デモや暴動まで起きており、ワクチン接種が経済向上につながる結果が出ている国でも、すんなりと正当化させるのは、まだ時期尚早のようです。

ワクチンパスポートの是非を判断するについて、決して忘れてはならないのは、そもそもワクチン接種後の副反応や、人体への悪影響の有無は、メリットの方が上回ると言われているだけで、全く保障されておらず個人の自己責任が大前提、その上にパスポート発行が、海外渡航の大前提となれば、憤る人も多いのはやぶさかでないでしょう。

高齢者は感染リスクが高く、接種リスクも低い場合が多いため、接種しパスポート取得のメリットは大きいですが、若年層や社会現役世代ともなると、自分だけで無く将来への影響や懸念が大きいこともあって、長期的リスクを回避できないなら、単にメリットを得る価値は微妙になります。

この千差万別にならざるを得ない、接種選択肢が避けられない現状では、一方的なワクチンメーカーや医療関係者政府自治体から、するかしないかだけの選択を、要求されても、できないのは当然のことでしょう。

この選択は、女性天皇擁立論の話ととてもよく似ています、個人の都合では一見天皇が女性であっても問題ない、そう思わせる他勢がいるのと、ワクチンを打つのを常識化させたい他勢がいるのと、図式は同じだからですが、コロナウイルスの発生経緯追求が、おざなりにされたままなのに、政治や金融経済の都合に便乗されている事実が、都合よく有耶無耶にされてている、要は私たちの弱みにつけ込まれているだけですが、おかしいと思わない時点でヤバくないですか。

このご都合主義的な展開が、ここ数十年ほど前から露骨になっているのを考えると、作為的だといぶかる人が出てきても、単に陰謀論で切り捨てるのも難しくなってこないでしょうか、まさかこんなことが起きるはずはないような現実が、パズルのコマをはめ込むように、ピッタリ繋がっていく、それが現代です。

現代社会は、通信情報網の発達で、個人単位でリアルタイムに事実情報を、共有できてしまう時代です、一部改変されたり受け取る側が、消極的だというケースはあったとしても、過去のように起きてしまったことを、丸ごと隠蔽することの方が難しくなっている時代に、取り繕えばそれだけ不振を募らせるだけです。

中国のように、政府の圧力暴力で強制的になら形式上抑え込めても、無かったことにはできない以上、情報を判断する主導権は受ける側の私たちにあるはずで、彼らはそう思わせることはできても、そうさせる選択肢は私たちが持っている以上、好き勝手にできません。

彼らはそれを十分承知しているからこそ、時には視線逸らしをさせてみたり、所謂ゴールポスト外しをするわけで、私たちはいちいちそれに反応する必要はないはずですが、ここ最近は仮想現実的な演出までして、私たちを現実から遠ざけようと必死ですが、この巧妙な擬似体験には、意識して注意しなければならなくなっています、面倒くさいですね。

以前から、何度か書いている深田氏への、政府側の扱い方を見る限り、国民側に寄り沿うというよりは、別の団体個人におもねる姿が見て取れ、少なくとも彼らの心は国民にはないようです、不都合な事実の前では自分に降りかかる災難は、自分でなんとかしろ、そう言わんばかりですが、それなら私たちからすれば、彼らは無用ではないですか。

ワクチンパスポートに一件も、一方的な都合に右ならえするしか選択のない彼らにとって、権利選択の自由を制限させる口実の始まりでしかありません、これを許すことは次への去勢の仕掛け準備であり、過去の歴史でキリスト教徒に降りかかった絵踏みと、何ら変わらない忠誠心を示す試し程度にしか、考えていないのですから。

彼らは、パスポート発行など数ある選択肢にのうちの、些細な選択に過ぎないと言うのでしょうが、そう単純な話で終わるならば、これだけ大騒ぎにならないでしょうし、安易に個人的な事情さえ叶うなら、どう決めようが個人の自由だ、そう考える人も少なくはないでしょう。

ただ彼らは、これまでにも自由だ権利だと安易な特権を行使する、誘導を繰り返してきたわけで、何度も言う通りに無責任な自由が、後で地震に降りかかってくるツケをどう払うか、蛇の言葉に騙されて結果エデンの楽園を、追われる羽目になった結露を、繰り返すのは賢いとは言えないと思うのですが。