仕方がない、やっても無駄、自分は悪くないから…が日本の国益を奪ってゆく
以前から筆者は、オールドメディアの情報偏重について指摘してはいるのですが、そのメディアも報道姿勢は、ワンパターンであるはずが無く、日々手を変え品を変えながら、私達が知るべき事実をより判りにくくなってきていたり、事実を報道するはしても、報道の優先順位を変えるだけで、重要度が入れ替わってしまうのを知っていながら、肝心な事実を早朝のニュースでしれっと手短に報道していたり、単純に事実隠蔽と指摘されないように工夫をしているようです。
なぜそこまでして、日本人の放送局が日本人に、そこまで手の込んだ細工をしなければならないのか、多くの人が疑問に思ったり、気味悪く感じていると思うのですが、彼らは組織的に統制された規制やルールを厳格に守る、その点ではとても律儀な企業組織であり、そうしないとどうやら”上から”お達しがあるようなんですよね。
上というのは、単に胴企業内の上司・部下の関係に限らず、社外の分かり易いものでは広告スポンサーとか、企業運営上のパトロンさんとか、どこぞとは言えないような政治・民間組織とか…彼らも民主化というか左派志向がある以上、思想を同じくする組織団体からの、イロイロと引けないしがらみとか、国民利益や事実報道よりも優先すべき私益が存在するのでしょう。
厄介なのは、一部の指摘では国営放送であるNHKが、某国の影響下に敷かれて久しいと言う点で、税金で運営される放送組織が他国の利益に貢献しているとすれば、これは”けしからん””如何なものか?”となりますよね。
そういう噂にされてしまう事実を、幾つも畳みかけられると、うんざりするだけでなく、仕方ない、何言っても無駄、自分は関係ないしなど、その不利益に背を向けてしまうようになる、その解法は人それぞれで見出すしかないのですが、彼らは関心をなくすのをじっと待ち続けているわけです。
彼らは、真向勝負する気などさらさらありません、慣れさせて白でも黒で押し通せる社会を目指していると考えた方が妥当です、その手法は当にロシア(ソ連)や中国共産党の常とう手段そのものと、誰もが気づくはずですが、日本だけでなくアメリカさえも、その戦術で工作を続ける要員によって、ターゲットの関係者も丸めこまれています。
以下は、4月28日WBS放送分の見出しですが、詳細を報道されずに「その他」で省略された記事の中には、タダでさえ他局でがほとんど報道されない重要な事実なのにもかかわらず、見出し処理で済まされています。※カッコ内は視聴時の筆者ツッコみ
回復者に高頻度の心筋障害(臨床試験まともに通さなかったからだろ、大丈夫か?)
尾身会長 五輪開催議論すべき時期(お前がそこまで言う権限無いし…)
CDC バイデン大統領 接種者はマスク非着用可(さんざんしたトランプ非難も、もう終わりかい!)
河野大臣 接種証明 導入を検討(結局しれっとお墨付きを作るのね?)
など…少々古いのであくまで一例として理解していただきたいのですが、毎日の膨大なニュースがあるとしても、これらの様な日米の国民に大きな影響を受ける事実が、さらっと何気なく流され、これで報道責任を果たしたと、後日指摘されても言い訳できるようにはしているわけです。
ところが、これらは非常に重要な意味を持つ決定事項なはずで、わかりきった事実を優先して報道する姿勢は、局の方針なのか、業界の放送規定に沿ったものなのか、同じ記事を流すにしても扱い方や時間の掛け方が変われば、視聴者への印象は大きく変わるものです。
グローバリズムとは、ここ最近始まった社会現象でもなんでもなく、欧州ではもう何百年も前から、時の統治者によってその基礎になる手法は国民に使われてきたわけで、アメリカで自由主義・超国家主義が発展して、その集大成がグローバリズムとして集大成化してきただけのことです。
日本は、明治維新後イギリスに、第二次世界大戦敗戦後にはアメリカに、それぞれ段階的にそれぞれのグローバリズムを植え付けられ、ロシアが日本に対してアメリカの属国であり、真の独立国家ではないと言わせしめた話も、堂々と否定しきれないのが正直なところ、その日本を一方では、ロシア・中国の共産思想の国が欧米からかすめ取ろうとしている…。
これまでに統治の統合化を目指す動きが国の統治者によって実行されてきましたが、世界が通信の発達や交通インフラの進歩で背かくなってくると、それらの統治の合理化が、国より資本を蓄えた企業が変わって始めました、そしてITや A Iの進化によって自動化がされる時代に入っています。
これからのグローバリズムが意味するところは、国の撤廃によるばらばらのルールや価値観の統廃合と、システムやインフラの自動化で、一元的に市民を管理・制御する、集合的な意識改革を気づかれることなく推し進めるための方便になるでしょう。
世の中の便利な道具たちは、人間にとって本来進化に必要な、入力装置であり刺激になるはずの五感を使わせず、手足も極力使わずに済むようにデザインされていき、これまで目や耳鼻で身近な情報を得ている機能を、削ぎ落とす機能を充実していくことでしょう。
心配しなくても大丈夫です、そう笑顔で微笑む目の前の優しい囁きの裏で、私たちが思っているより早く、非人間化は完成させられていくでしょう、映画マトリクスのような世界像が一つの具体例として挙げられますが、五感で自覚する世界と実際の世界は、これからどんどんかけ離れていきます。
AIは、そのために現在はリアルなあらゆる事象を加速度的に学習中で、その学習した事実をVRやARで擬似的に出力できる様に進化させていますが、私たちは今のところその変化を認識できていて、現実と非現実を切り替え選択できています。
この先そう遠くない時期には、その選択を放棄するようになり、意識すらしなくなる時代が来るでしょう。
その時には、人間は人間である必要はなく、肉体は別の目的のために使われ、精神は本物から作られた意識へと入れ替えられていく、こう考えていくとある意味魂や霊的な事象は、現実味を帯びてきそうですね。
一説には、すでにこの世は上で描いた世界が実現されていて、人類の進化はシミュレーションの一つに過ぎないという学説もあるほどで、それを示すような違和感のある体験をしたと、報告する例が結構出ているそうですが、それはさておき輪廻転生という言葉が知られている通りに、何万年・何億年という壮大なサイクルで、宇宙の法則は、繰り返されているというのは、あながち妄想でも絵空事でもなさそうなきがしてきますね。