くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

春になったら、連休はキャンピングカーDe GO!!!

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  名古屋ウィメンズマラソンも無事終了、レゴランドが正式オープン……と言うほどに春の予感たっぷり外に出たくなってくる季節、この前市内の早咲き桜(東区)はほぼ満開、通りを華やかに彩っていましたが、ソメイヨシノも本格的に咲き出す4月、も間近ですね。

 花粉症の季節でもあるので、気の重い方々もいて大変な時期でもありますが、気分的にも乗り切れるように、楽しいことを思い描いて過ごしたい時期でもあります。

 

 さて、春も近づくこの季節からは4月・5月の大型連休に向けて、様々な計画を進めている方も多く、これから膨らむ期待の大きい国内観光地の盛り上がりは、国内に住む私達の生活も豊かにしてくれそうです。

 そのバックボーンの話題にも触れると、今回早くも注目しておきたい話題で、かつて贅沢であったキャンピングカーが、一般的になりつつある空気のなかで、企業側の広がりによって、さらに身近になっています。

 

伸びつつある「キャンピングカー」市場。その理由は? | ハーバービジネスオンライン

hbol.jp

 

 車を移動手段に使わない人にはそぐわないかも知れませんが、多くの人が自家用車を持つ中で、2台目のマイカー持ちを検討される人だけでなくファーストカー買い替えにさえも、災害対策を取れるキャパシティを持つキャンピングカーの関心が高まっていて、選択肢に入れる人も増えていると言います。

 

 当ブログにとっても地域観光を賑わすこの話題に、乗っからないのはもはや罪ですので、触れますね(個人の嗜好だけかも、笑)

 マイカー全盛世代の筆者にとっても、実は他人事では無くて、ブログにこそ書かなかったですが、ウズウズしています。

 

 最近の、トヨタさん行き過ぎなところもありますが、国を背負う世界屈指の企業だけに、業界を引っ張ってほしいですが、そのおかげで、開発費のウエイトがかさみ、業績に響いているようで 、国内の自動車企業を取り込んで、分散化を試みようとしています、この点話、本来狭すぎる国内市場に対して、企業数の飽和の問題を解決する正常進化であるのでしょう。

  日本国内では、プリウスやビッツなどのエコカーより、車離れにより個性的な車やより趣味的な嗜好へとシフトしているらしく、メーカー側もそれにあわせた車種の統合化、RVかが成功の鍵を握っています。

トヨタの欧州専用車「アイゴ」がまるで歌舞伎役者! | LE VOLANT BOOST

levolant-boost.com

 

 また、自動車の性質変化は世界的な動きにも特徴があって、よりダイナミックな車そのものの定義の変革が起こっているようです。

 そのながれに、いやおうなしに日本のメーカーも追従する必要が出てくるのです。

 

最近のクルマって、スマホより進化が速いよね。20年後に実現していそうな自動車技術4選 - Engadget 日本版

japanese.engadget.com

 

 いまや、日本国内での自動車販売の主力を担うようになった、日本独自規格の「軽自動車」ですが、春からの税制面でのメリット減少にも負けず、相変わらず売れまくっていて、しかもメーカーがわもスズキとダイハツだけになってしまいましたが、より軽自動車ならではの個性的で、より使い勝手のよい新型車を投入しています。

 この軽自動車が、キャンピングカーをより身近にしてきた立役者であるのはご存知でしょうか? 「軽キャン」と称される軽自動車の低燃費性と低コストのメリットをいかした軽自動車ベースのキャンピングカーの事ですが、最近はベンチャー企業も加わって、車種・バリエーションも増え、「ぜいたく品」をとても身近なものにしてくれました。 

 

http://response.jp/article/2017/02/06/290165.html

【トヨタ スズキ 業務提携】正式発表、環境や安全、情報技術などで連携 | レスポンス(Response.jp)

response.jp

 あと、現役をリタイアされた高齢者の方々が、この軽キャンに注目するようになって、有り余る時間を軽キャンで全国漫遊なんてライフスタイルも、人気が出てTVなどでも盛んに紹介されるなど、軽自動車の注目度はさらに高まったのではないでしょうか。

 事実、今回2月にフルモデルチェンジしたスズキのワゴンRは、燃費と居住性の良いとこ取りのベストセラー車ですが、1人2人なら、フルフラットに出来るワゴンRでも車中泊いけるんじゃないですか?

 

 軽ハコと言われる軽のワンボックス車も、低燃費で社内もとても広く軽トラと併せて軽キャンのベース車になっていますが、先のスズキでもダイハツでもムーブやタントなどの軽とは思えない居住性をもった車種が充実していて、普段の足とレジャー使用を両立できそうな、魅力的な車が多いです。

 ダイハツの「キャンバス」なんか、かわいくていいですよね!

キャンバス スペシャルサイト トップページ | ダイハツ

dport.daihatsu.co.jp

 

 こうして、軽自動車は一時は廃止の方向へも動いた経緯もありましたが、今では無視できない市場であり、携帯電話で言う「ガラケー」のような一定数の無視できないマーケットを確立しています。

 

 このブログでは敢えて深掘りしませんが、これからの季節でライフスタイルをより豊かにする「キャンピングカー」「軽キャン」について、興味のある方はぜひググってみて値踏みしてみてくださると、そのディープな世界にハマる事間違いなしです。

 大きなキャンピングカーも移動住宅のように快適でステイタスもありますが、ここは肩肘張らずに、今お持ちの車でより楽しむ方法を探すのも楽しいでしょうし、ちょっと食指がむいたら、軽キャンとかハイエースベースはテッパンですので、奇をてらわないキャンピングカーなら、普段使用でも派手すぎず使いまわしも良いので、調べて楽しむのもいいかもしれませんね。

 

 

東京というダントツ優位な市場から学ぶ①

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 先ごろWBSで報道されていたのを見ましたが、国内人口減少のなかで東京への人口増加という「一極集中化」の話題を踏まえて、今回は記事りたいと思います。

 関西圏や中京圏に比較して関東圏の増加が6万人増と報道されていたようですが、今関東圏のマーケットは、鉄道網の利用増加も含め国内の人口を前食いで、消費していくのが前提でうごいているように見えます。

 

 政府の成長戦略は、景気向上優先をうたっているのもあるのでしょうが、このまま人口の利食いを続けることは、今後ますます日本全体の経済バランスを崩してでも成長させる、なりふり構わない行動です。

 

 今、政府がすべきことは、成長しやすい市場をいち早く中央の民間にバトンタッチして、地方の経済成長とのバランスを取るよう根回しをすることです。

 減少する人口をもっとも安易な方法で一極集中して、一時的な景気上向きを演出する行程は、すでに完了しており政府は次のステップにすすむべき段階です。

 

 成長にはずみをつけたのを見計らって、政府はその勢いを地方へ分散し、成長のはずみを加速させる動きをサポートしなければなりませんが、どうも政府は今の成長を見届けたまま、満足して終わろうとしているようにしか見えません。

 また、その成長をよしんば世界動向の不穏を利用に、平和維持を口実に防衛面への予算強化を進めようとしてるかのようです。

 

 どうしても政策のベクトルは、景気のいい地域の満足度を起点として動いていきやすいので、このままでは東京=日本という短絡的な価値観が成立しかねませんので、注意が必要です。

 実際に政府がそのような動きをしようとしているかは定められませんが、中央と地方の経済格差をこれ以上拡大させる動きは、コントロールする術を覚える必要があり、いい加減旧態依然の政治・経済の中央集権化のロジックを改めて貰いたいものです。

 

 さて、現実的にその中央集中型の経済構造は、一般の私達から改めて行く時代でもありますので、地方の大型都市を中心に今以上に独自商圏の構築をめざしていかなければなりません。

 本来のゴールとは、単に地方創生というありきたりなイベントで終わらない、中央から地域分を促すインフラの開発と、企業価値の創造が大きな意味を持っているので、今後いかに地域の価値観をそれぞれがしっかり持って、世界へ直接働きかけを積極的にしたいものです。

 

 本社を東京に持つ大型企業でも、国内市場の多くは地方にありますので、地域自治体や企業は、大手のできない独自の発送でうまく大手企業の知恵を、活用する賢さが求められるでしょう。

 大手企業が市場開拓で、世界進出を進めていますが、けっして順調でないのにはいくつかわけがあるように、地方の中小企業であってもそのリスクは同じであり、規模の違いはあれ市場獲得のチャンスは、大手・中小に限らず一律にあるということです。

 

 一見中央の企業のほうが、優位に見える世界市場への取り組みは、すでに幾つかの成功事例を見るまでもなく、新しい可能性として一様に開かれているのは自明の理です。

 そのためには自社の強みを見直して、どれだけブレイクスルーできるかの、自分で作った壁への挑戦に過ぎず、それを破るのは大手より小規模企業のほうが壁は薄いのでしょう。

 

 加えて、大手のダントツさから多くのことを学んで、それを自社に活かせる後発の強みもあるかもしれませんし、大手のできないニッチなサービスを売りにしていくのが、地方ビジネスのトレンドのようです。

 こうした動きの中では、国内市場のアンバランスさを懸念する識者も増えているようですし、地方に眠る大学の持つノウハウを大学側から、収益性を生み出す動きも活発化していて、地方の企業と大学のコラボは、とても活発化している注目株です。

 

 かつてのようにトップダウン式の時間のかかる決断は、一見安全なように見えて実はチャンスを次々と逃してしまう悪法ですから、失うものの大きい大手ならいざ知らず、中小までその判断スピードを模倣するメリットはもはや皆無です。

 今は、ようやく地方創生というお墨付きを得た、地域の活躍が注目されている絶好の時期なだけに、この機を活かして少しでも多くの連携と革新が起こるのを期待しているのです。

 

 

 

 AIで運営するタクシー実用化今年度末からも、ドコモが実証実験中 

タクシーが捕まりやすくなる?「AIタクシー」ドコモが実証実験、30分先の乗車需要を予測 - Engadget 日本版

japanese.engadget.com

 

 

 

 

 

地方創生が美辞麗句になっていないか、中間チェック

 

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 日本でも、新しい産業市場への門を開こうとする動きがさまざまに始まっていて、海外先進国や途上国からの日本品質への期待も高まると思われます。

 その期待に応えるためにも、今まで国内市場でしか出回っていなかった産業技術を、私たちは積極的に海外にアピールしていきたいものです。

 

宇宙開発新市場へ協力を 産業集積・名古屋で米財団セミナー :日本経済新聞

www.nikkei.com

 

 

  最近良かれ悪かれ、つとに地方創生をうたう連携企業支援が増えてきました。

素直に喜ぶべきかどうかは、おそらく今年いっぱい様子見しないと、わからないでしょうが、ある意味新手の企業ベンチャーと見れば、かつてのおんぶに抱っこが当たり前だった企業風土も変わっているとも考えられます。

 

エアリアルで町おこし=キャンプ誘致目指す美深町:時事ドットコム

www.jiji.com

 

【茨城新聞】ナマズの活用策PR 行方市、全国サミット参加

 

 このような地方自治体主導のまちおこしは、大いに結構ですし、もっと活性化して欲しいところですが、一方で地方創生が目的とは異なった使われ方をしていないか、私たちはそろそろ見守っていく必要があがないでしょうか。

 

 そこで、地方創生が、少しずつ具体化して動き出した今、その方向性は、良い方向へ向かっているのか? あくまでも主役であるはずの地方の立場から考えます。

 

第1回地方創生ベンチャーサミットを開催します!:時事ドットコム

www.jiji.com

 

「岩内町地方創生フォーラム」を開催します|経済産業省北海道経済産業局

地域活性化を目指す起業家が集う『地方創生ビジネスハブ』:時事ドットコム

www.jiji.com

 

 個人のベンチャーが台頭しやすい土壌は育ちつつあるようですので、この点は喜ばしいですが、市場が東京のような都市部でないと成り立たない事業では、地方としてはあまり歓迎できません。

  地方銀行がバックボーンであれば、地元との連携をうたっても説得力はありますが、中央銀行のそれが、または東京本社の大手企業がバックボーンだと、単に企業成長の宣伝に始終する可能性がありますので、見極めが必要でしょう。

 

 中央や地方大学からの呼び掛けは、企業ほど資金面での難易度は高くなるにしても、内容によってはお宝が眠っている可能性も大きいので、地方としては連携する価値は大きいのではないでしょうか。

 すでに零細企業でも大学の眠っていた研究成果と連携して、商品化にまたは商品の改良に成功している事例も、何かの記事で見ましたので、もっとも現実的な選択肢になりそうです。

 

 零細企業が、大学にアプローチするのは、敷居が一見高そうですが、積極的に当たってみれば、意外なお宝がゲットできる期待は持てそうです。

  また、地方大学と中小零細企業との連携は、地域の活性化には産業と教育の掘り起こしにとってもっとも理想的な連携だと考えていますので、同じ地元の人の動きを活性化すると言う共通目的からも、今後ももっともっと増えて欲しい連携ですね。

 

#わたしに驚け。ウイメンズマラソンはアフターも楽しめ

 

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  毎年春先に開催される名古屋最大級のスポーツイベント、「名古屋シティマラソン」を食う勢いで注目が集まっている「名古屋ウィメンズマラソン」。

 今年もさまざまなドラマや、たくさんの思い出が生み出されたことでしょうし、名古屋市内の観光ポイントも盛り込まれ、名古屋訪問の最適なきっかけになった方も多いと思います。

 

 定番のプロランナーの激しい世界大会や、オリンピック出場権への獲得競争は、最近日本のマラソン神話が下火になる中でも、目をはなせません。 

安藤友香、初マラソン日本最高 名古屋ウィメンズで2位:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

 そして、やはり今大会の主役である一般参加者の、さまざまな決意や想いに関するドラマが、なんと言っても見ものです。

それぞれの思い胸に街駆け抜ける ウィメンズマラソン:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

www.chunichi.co.jp


 障がい者向けのウィメンズイベントもばっちり紹介されていて、その裾野は広がり続けています「名古屋ウィメンズホイールチェアマラソン」がそれです。

中山選手が初優勝 ホイールチェアマラソン:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

www.chunichi.co.jp

 

 

 大いに盛り上がって幕を閉じたウィメンズマラソンですが、前にも書いたとおり筆者今年はイベントに行くことができませんでしたがなんのなんの、あとでも楽しめる方法があったので、記事リます。

 

それはインスタ(instagram)です。

 

  なーんだと思われた方は、既にインスタを生活の中でさまざまに活用している方かもしれませんが、確かに筆者も知ったときには「インスタはこういう楽しみ方ができるんだ」と、目からうろこの思いでした。

 ご存知のない方もいらっしゃるかもしれませんので、間単に説明しますと要は臨場感ある写真や簡単な動画を、リアルタイムにネットに公開できて、スマホでもPCでも手軽にいつでも「目で見て楽しめる」無料サービスです。

 

  で、昨年と今年のウィメンズマラソンのインスタを見てみたら、伝わる伝わる、まるで当時の華やかな空気や、臨場感や、参加者や応援者の想いなど、ニュースをあとから見るよりも手に取るように伝わってくるのです。

 まずは「ティファニー・アイテム」ゲットは外せないと思いますが、がんばりたい女性たちのさまざまな決意や、ひとつの到達点として目標にされている方は少なくないでしょうし、何より華やかにそして参加する自分への応援感が、見るものを高揚させてくれます。

 

 今年は、同マラソンの達成感アベレージを物語るかのように、掲載数が激増ぢていて、全部見るまで相当時間がかかるほどですが、参加者・応援者がそれぞれの思い出を追加していく、インスタは目で楽しめる分、受けるインパクトが違います。

 イベント終了当日の夜に3090件、この時点で同時刻に確かめた前年度2016のインスタ掲載数1959件を、軽く超えていて翌朝なんと3154件の投稿、14日朝3478件……まだまだ伸び続けています。

 

 スゴイぞインスタ……いや、ウィメンズマラソン。

 

 

 

※下記リンクは、投稿時点で一時的にアクセスできなくなっていました。

 万が一リンクできない場合、下記のタイトルにてググってみてください。

 

ウィメンズマラソン2016 instagram

#名古屋ウィメンズマラソン2016 • Instagram photos and videos

https://www.instagram.com/explore/locations/1030491051/

 

 ウィメンズマラソン2017 instagram

ウィメンズマラソン2017 instagram

https://www.instagram.com/explore/tags/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B32017/

 

肌で感じるマーケットとターゲット

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 前回につづいて、外に飛び出して肌で感じた、日本と違ったマーケットの見聞ネタで記事ります。

 

 しばらく日本を出ていなかった筆者にとって、ネットショッピングの普及での利便性向上は、ありがたい一方で、海外メーカーの直接商品に触れて買えない事へのフラストレーションもあって、そのジレンマへの答えを求めて台湾へとんで真偽を確かめてみました。

 しかし、商業的に見て通販だと手に触ってモノを選ぶことができず、理想のガジェットを求めて台湾へ行ったものの、 現地調達はが自由選択出きると疑いませんでしたが、それは間違いだったようです。

 

 これはケースバイケースで一概に言えないとしても、現地の問屋や商店を回って行っても、売り手側の目論見がここっちの目論見と合致しないと、単なる一方的な押し売りで終わってしまいそうです。ネットの方が選択肢は限定的ですが、選びやすくなるということです。

 特に国も違えば趣向も変わるので、ネット情報だけで商品を値踏みするのと違って、かなりのオススメ商品の偏りがあって、足を棒にしても、その恩恵に見合わなない結果となりました。

 

 実際に見て買えるのはとてもお客様にとって、選択肢を提供していることになる気にささせますが、ある程度頻度の高い情報や、室の高い情報だけを提供した方が、結果手利購買につながりやすい、と言う、おそらくものの本にはとっくに書かれているであろう事実を、今さら体験で知ったということでした。

  また、行けば行ったで目移りしたり、思いの外期待した情報がなかっった結果疲れただけで、買う気を無くすと言う悪循環です。

 

 それよりは、ネットで効率よく自分の欲する情報だけを得ていれば、多少送料や配送期間のリスクはあっても、結果的に買う気が活かせると言うものです。

  販売者は、この事を経験則で知っている人が多いでしょうが、それを生かして購買につなげられる機会を逃していそうですし、せっかく買う気があるお客を購買に繋げられないのは、理路に頼るより方法論に陥らず、お客さんさえ気づかない理由を察してあげているか、がすべてなのかも知れませんね。

 

  よくサクラを使う場合を耳にしますが、それにつららて後悔させるより、売りたい理由をきちんと伝える丁寧さと誠意が伝われば、買っても後悔が少ない気がします。

 

 ここまでは個人的な購買の愚痴でしたが、台湾商空間を見てみると古い建物をうまく活用するのが、台湾の人の方がうまい気がしました。 

 とにかくまずは来てもらう仕組み作りがうまくて、さまざまなアピールを知っている、そしてその気を反らさないというか、その意欲は日本人よりストレートで、客側の要求もダイレクト、値引き合戦が常習化している点でも、それが伝わります。

 

何をするのがお客への裏切りになるのか敏感に自覚し決してしない事が、客と売る側に線頼関係を作っている、一方で日本は製品に裏切りはないけれど、売る側がそれを伝えきれていない。

 中国式は、信用できない製品は作っても、客が欲しがるものしか作らないし、まがい物でもニーズがあれば正当化されてしまうしたたかさには、行くと抗えない説得力を感じてしまう。

 

 海千山千のバランス感覚に長けていて、違うと思えばすぐに切り替えるので、迅速に方向転換がした分結果として利益につながるし、台湾は中国ほどのえげつなさは無くて、その良いとこ取りをしているように見える。

 韓国も同じでそれを東南アジアが謙虚に学んでいる、先進的なものにとても貪欲、その一方で、外食を取ることが多い台湾の人々の市場の食環境は過渡期にあるように思える。

 屋台でリーズナブルな食事を取る一方で、日本式のコンビニや割高なレストランや和食の人気が、増えているように見える。

新しいモノ、旧いモノ……その土地にとっての良いものって、一体何なのか?

考えさせられる経験でした。

 

台湾(台北)って、スゴいかも。

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 日本じゃあ晴れ男だったはずですが、久しぶりの台湾渡航で海外に乗り込んだのはいいのですが、滞在中ずーっとっ小雨の降る亜熱帯特有の天気でした。

  それに、天気予報告知より体感は暖かくなくて寒かったので、半袖はさすがに無理でしたが、なんとかいろいろと楽しんでまいりました。

 

 

  そこで、日本を飛び出て感じたことを、つれづれと書き進めるのが趣旨で、いきなりなんですが今、アメリカ尻に敷かれているのでなく、アジアなど発展途上国の勢いに着いていくのに全力を上げなきゃ、と改めて感じた次第です。

  台北・台中へ行って参りました。いわゆる物見遊山てヤツですが、台湾首都台北の市内散策メインと、郊外代表で郊外都市や鉄道の視察兼ねて台中の観光です。

 

 かつて日本の影響をたぶんに受けたこの国は、親日国ではありますがエネルギーありますねぇ、、、もっと南の発展途上だと思ってる国へ行ったら、もっとスゴいかも知れませんね。

 タイなんか、凄かったりして、いえ、行ったこと無いので、妄想膨らますしか無いんですが、下ののブログ拝見すると垣間見えるかも。

overseas.hatenadiary.jp

 

 実感したのは、思ったほど市民の英語会話は不得手みたいでしたが、インフォメーションで働く若者は、バッチリで、中国語まるっきしダメな筆者は、なんとか旅行を満喫して、無事帰る事ができました。

  久しぶりの海外旅行で、あまり羽目はずすのも、ナニかと思いましので、ええ、おとなしくしてましたよ、ホテルの中で……なわけないですよね、行きたいとこ行きましたよ、ええ、法に触れるようなとこへは行ってないです、タイペイの市内で普通にあっちこっち見たり買ったり体験したり。

 

 お陰さまで、税関にもっ引っ掛かることなく(当たり前)、余計な事は話さずわからないことはスマイルでね、パス。

  光彩と指紋両手とも撮られたのは、、今時っぽかったですが、会社の指紋認証みたいに、何度もエラー起こったりせずに、一回で……初回聴取だから、当たり前か。

二回目かあらはどうなるんでしょうか、行けばですけど。

 

 細かい話は機会があればさせていただくとして、外界の空気を吸うと言うのは、思った通り、見聞広めるのに大事なことだと思いました。

 普段国内の観光や産業の話題まみれになっている筆者にとって、もっと早くそしてもっと多く体験すべきことだったかも知れませんが、あまりにも国内の空気にとっぷりと浸りすぎていたのかもしれません。

 

 さて、まずは商業環境は、市場が日本より活発で、生き生きとしてます。

 日本のリスペクトをやっぱり、感じましたが、へりくだる感じは全くなくて、むしろ越えようとする気迫にみなぎっているようです。

 

 まあ、実際シャープの話を持ち出すまでもなく、技術力や、市場の柔軟性で遅れを取っているのは、もしかしたら私たちの方なのかもしれませんね。

 市場が活気に溢れているので、そんな活気に押されるように、思わずいろいろ買ってしまうほどの高揚感を感じました。

 

 昨今景気が上向きでも消費が伸びないとニュースで騒がれますが、「購買意欲」を日本国内の消費者が持てないのは、慎重になりすぎの政府や企業側の消極性にあるのかもしれませんね。

 売りたいもの、ではなく、積極的な買って欲しいものをもっと貪欲に押し出さないと、人って買う気にはならないな、と思いました。

 

 先進国に変わっていくにつれ、購買意欲というこの基本的な要素が薄れ慢性化していく、一方で作る側も消費の慢性化で反応が見通せない分、先読みしすぎるようになるために、消費と供給の乖離が広がってしまう。

 そして、ついには消費者の真意を汲み取らなければいけないのに、一方的なマーケティングに走って、それで仕事をしている錯覚に陥る。

 

 日本人は、仕事をするのが好きな人種だと揶揄された時代もありましたが、その意味もないイメージを必死に守ろうとしている姿は、道化でしかないようです。

 これは明らかにそれを仕向けている自覚のない、政府や企業側のトップ、長に責任があると言う、今問題になっている残業問題に、重なってしまうのは、決して偶然でもなく、私たちが盲信して疑わなかった、ものをを今すぐ捨てられるかにかかっています。

 

 台湾のこれだけ活気のある市場を見ていると、一昔二昔前の日本の町中の空気が懐かしいほどで、人口減少の始まった先進国の勢いとの差は大きいものです。

 人材が生み出す勢いがなくなっていくだけに、尚更大事なこととそうでないことを、よくよく吟味して判断していかないと、まもなく日本は世界にお追い付くチャンスを、つかむ余裕を持てなくなるでしょう。

 

 これから来るであろう、外国人の気持ちが少しだけ解ったような気がしますし、同じ立場に立って見ることの不可欠さも実感できました。

 これからこの体験が何に役立つか、まだぼんやりしていますけどみ、いろんな可能性が、この歳になっても感じられました。

 

 こんなに気軽に海外旅行ができる時代に居られたのは、幸いでした。

日本じゃなかなかできない、英語のコミュニケーションも取る機会が結構持てましたしね。

 

 必要は最大の武器ですね。

 

 

 

 

 

 

 

国内物流ローカル線を掘り起こせ

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  地域創生の鍵を握るのは、地域の物流、特に人の移動を司る交通インフラの見直しは、今後のキーワードになりますが、一方でネット通販の好調により、商品を運ぶ物流インフラは利便性をあまりに最優先させた結果として悲鳴を上げています。

 今後人口減少が交通インフラの過疎化も進める一因となる中で、本来最も活躍が期待される電車やバス路線の廃路は、高齢化個人化へは解決の糸口をより複雑化させていくために、自治体はそれを見越した公共交通網の再編成を急がなければ、、地域っへの物流網の破綻を引き込むきっかけとなって、ますます商業面の経済活動の妨げになる悪循環が生まれてくるでしょう。

 

  かつて人の足を支えた鉄道網は、利用者の減少で運営の危機に当たるだけでなく、線路網の撤去にも相当の負担がかかるもので、自動車道路を遮断する箇所も多く、よりその整理には市民調査と地域交通の整合性の妥協点を見いだすのには、多くの時間を費やすだけに、自治体は予算のゆとりのある今のうちに、準備を進める必要があります。

 一部には、廃線路となった路線区の観光転用に成功した例も、昨今は散見されている明るい話題もあります。

 

 ただ、地域自治体主導では、どうしても地域とのブランド周知が弱く、伏線展開が難しいと、継続が滞って、一時的な話題で始終してしまうために、可能な限り地元企業からの出資と、総合的な地域ブランド方針に乗っ取った事業化とする、方向性の検討がキモになりますが、この点はまだまだどこも静観の構えを越えるまでに至らないようです。

  

愛知)愛岐トンネル群にレール自転車構想:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 先頃ニュースでもやっていた、ネット通販の利便性向上の裏では、ヤマト運輸の例に漏れず、都市部へのバイクや自動車による商品物流が破綻をきたしていて、通販大手アマゾンのサービス展開は、日本のインフラに対応できないまま、サービス先行する相変わらずの強引なシェア拡大を緩めていなく、狭い日本に、とって、交通網の混乱を来し出していて、その緩和にははや既存の交通ルールでは対応しきれなくなるのは、目に見えています。

 

 アマゾンが始めた「アマゾンダッシュ」が注目されている今、米資本の国内物流のシェアや、雇用での地域への影響はどうなるのか?

 国内大手運送会社、JR各社は、最近高級型の鉄道観光の提案を次々に提供していますけど、それだけでは片手落ちで、JRによる柔軟な物流サービスとの連携を全国でフレキシブルにできる仕組みと併用するなど24時間フル活用するくらいの準備を期待したいです。

 また、各地方の私鉄各社との連携を今以上にスムーズにするためにないでしょうか、国策レベルでl権限や縄張りの緩和をするなど、物流システムの大きな見直しがすぐにも必要ではないでしょうか?

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 北海道を始め、ローカル線の廃線がニュースに流れることが多くなった昨今では、鉄道網の二次利用・三次利用は急務と言えるでしょう。

 その理由は、ネットショッピングのサービスに物流網が追いつかなくなっている点ですが、特に3Kが叫ばれ、人材面で海外からの人材確保も追いつかず、すでに人気産業でもなくなっていて、加えて道路老朽化の対応も追いつかずでは、既存の道路網と鉄道網とでは、後者の利用効率をあげる必要があります。

 

 道路網を使ったトラックによる物流網は、自家用車なども含まれ交通渋滞を起こしたり、効率が悪かったり、鉄道物流の方が計画的な運送がしやすいため、車道以外の運送を積極的に進めたいという、国や運送会社思惑もあるはずです。

 しかしながら現実は、かつては道路中心の活用方針が浸透していたり、国鉄解体でJRに分割後は、地域ごとに路線・車両供に運用管理されていて、利益分配が制限・偏るため、どうしても主要空港周辺地域にインバウンド客が集中し、他の地域の移動の妨げが発生していると見るべきでしょう。

headlines.yahoo.co.jp

  また、北海道と本州を鉄道で行き来出来る時代において、北方近隣国ロシアのインバウンドを加速させる方策も地方活性には有効なのですが、そのためには船舶か鉄道網の改善や開発を待たなければなりません。

 比較的陸地の近い北方と九州からの航空機以外のインバウンドは、インフラ投資からも、最も現実的ですが、今のところ、市場調査が進まないのか、勢いは未知数なのは、残念な話です。

 

www.itmedia.co.jp

  こうした、観光面からの国際化への呼び水は、収益性も期待しやすいものですが、まだまだ、旧態依然の国内需要に優先されたもので、調査開発は、多くの可能性と改善の余地を残していて、とても残念な話です。

 今後の私達の意識を変える必要性があるように見えます、それは人の流れが金の動きを助長し、過疎の地域も人の流れを期待出来ると言う、この実感がもう少し浸透すれば、まちおこしのモチベーションアップに大いに貢献すると思うのですが、いかがなものでしょう。