くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

肌で感じるマーケットとターゲット

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 前回につづいて、外に飛び出して肌で感じた、日本と違ったマーケットの見聞ネタで記事ります。

 

 しばらく日本を出ていなかった筆者にとって、ネットショッピングの普及での利便性向上は、ありがたい一方で、海外メーカーの直接商品に触れて買えない事へのフラストレーションもあって、そのジレンマへの答えを求めて台湾へとんで真偽を確かめてみました。

 しかし、商業的に見て通販だと手に触ってモノを選ぶことができず、理想のガジェットを求めて台湾へ行ったものの、 現地調達はが自由選択出きると疑いませんでしたが、それは間違いだったようです。

 

 これはケースバイケースで一概に言えないとしても、現地の問屋や商店を回って行っても、売り手側の目論見がここっちの目論見と合致しないと、単なる一方的な押し売りで終わってしまいそうです。ネットの方が選択肢は限定的ですが、選びやすくなるということです。

 特に国も違えば趣向も変わるので、ネット情報だけで商品を値踏みするのと違って、かなりのオススメ商品の偏りがあって、足を棒にしても、その恩恵に見合わなない結果となりました。

 

 実際に見て買えるのはとてもお客様にとって、選択肢を提供していることになる気にささせますが、ある程度頻度の高い情報や、室の高い情報だけを提供した方が、結果手利購買につながりやすい、と言う、おそらくものの本にはとっくに書かれているであろう事実を、今さら体験で知ったということでした。

  また、行けば行ったで目移りしたり、思いの外期待した情報がなかっった結果疲れただけで、買う気を無くすと言う悪循環です。

 

 それよりは、ネットで効率よく自分の欲する情報だけを得ていれば、多少送料や配送期間のリスクはあっても、結果的に買う気が活かせると言うものです。

  販売者は、この事を経験則で知っている人が多いでしょうが、それを生かして購買につなげられる機会を逃していそうですし、せっかく買う気があるお客を購買に繋げられないのは、理路に頼るより方法論に陥らず、お客さんさえ気づかない理由を察してあげているか、がすべてなのかも知れませんね。

 

  よくサクラを使う場合を耳にしますが、それにつららて後悔させるより、売りたい理由をきちんと伝える丁寧さと誠意が伝われば、買っても後悔が少ない気がします。

 

 ここまでは個人的な購買の愚痴でしたが、台湾商空間を見てみると古い建物をうまく活用するのが、台湾の人の方がうまい気がしました。 

 とにかくまずは来てもらう仕組み作りがうまくて、さまざまなアピールを知っている、そしてその気を反らさないというか、その意欲は日本人よりストレートで、客側の要求もダイレクト、値引き合戦が常習化している点でも、それが伝わります。

 

何をするのがお客への裏切りになるのか敏感に自覚し決してしない事が、客と売る側に線頼関係を作っている、一方で日本は製品に裏切りはないけれど、売る側がそれを伝えきれていない。

 中国式は、信用できない製品は作っても、客が欲しがるものしか作らないし、まがい物でもニーズがあれば正当化されてしまうしたたかさには、行くと抗えない説得力を感じてしまう。

 

 海千山千のバランス感覚に長けていて、違うと思えばすぐに切り替えるので、迅速に方向転換がした分結果として利益につながるし、台湾は中国ほどのえげつなさは無くて、その良いとこ取りをしているように見える。

 韓国も同じでそれを東南アジアが謙虚に学んでいる、先進的なものにとても貪欲、その一方で、外食を取ることが多い台湾の人々の市場の食環境は過渡期にあるように思える。

 屋台でリーズナブルな食事を取る一方で、日本式のコンビニや割高なレストランや和食の人気が、増えているように見える。

新しいモノ、旧いモノ……その土地にとっての良いものって、一体何なのか?

考えさせられる経験でした。