台湾(台北)って、スゴいかも。
日本じゃあ晴れ男だったはずですが、久しぶりの台湾渡航で海外に乗り込んだのはいいのですが、滞在中ずーっとっ小雨の降る亜熱帯特有の天気でした。
それに、天気予報告知より体感は暖かくなくて寒かったので、半袖はさすがに無理でしたが、なんとかいろいろと楽しんでまいりました。
そこで、日本を飛び出て感じたことを、つれづれと書き進めるのが趣旨で、いきなりなんですが今、アメリカ尻に敷かれているのでなく、アジアなど発展途上国の勢いに着いていくのに全力を上げなきゃ、と改めて感じた次第です。
台北・台中へ行って参りました。いわゆる物見遊山てヤツですが、台湾首都台北の市内散策メインと、郊外代表で郊外都市や鉄道の視察兼ねて台中の観光です。
かつて日本の影響をたぶんに受けたこの国は、親日国ではありますがエネルギーありますねぇ、、、もっと南の発展途上だと思ってる国へ行ったら、もっとスゴいかも知れませんね。
タイなんか、凄かったりして、いえ、行ったこと無いので、妄想膨らますしか無いんですが、下ののブログ拝見すると垣間見えるかも。
実感したのは、思ったほど市民の英語会話は不得手みたいでしたが、インフォメーションで働く若者は、バッチリで、中国語まるっきしダメな筆者は、なんとか旅行を満喫して、無事帰る事ができました。
久しぶりの海外旅行で、あまり羽目はずすのも、ナニかと思いましので、ええ、おとなしくしてましたよ、ホテルの中で……なわけないですよね、行きたいとこ行きましたよ、ええ、法に触れるようなとこへは行ってないです、タイペイの市内で普通にあっちこっち見たり買ったり体験したり。
お陰さまで、税関にもっ引っ掛かることなく(当たり前)、余計な事は話さずわからないことはスマイルでね、パス。
光彩と指紋両手とも撮られたのは、、今時っぽかったですが、会社の指紋認証みたいに、何度もエラー起こったりせずに、一回で……初回聴取だから、当たり前か。
二回目かあらはどうなるんでしょうか、行けばですけど。
細かい話は機会があればさせていただくとして、外界の空気を吸うと言うのは、思った通り、見聞広めるのに大事なことだと思いました。
普段国内の観光や産業の話題まみれになっている筆者にとって、もっと早くそしてもっと多く体験すべきことだったかも知れませんが、あまりにも国内の空気にとっぷりと浸りすぎていたのかもしれません。
さて、まずは商業環境は、市場が日本より活発で、生き生きとしてます。
日本のリスペクトをやっぱり、感じましたが、へりくだる感じは全くなくて、むしろ越えようとする気迫にみなぎっているようです。
まあ、実際シャープの話を持ち出すまでもなく、技術力や、市場の柔軟性で遅れを取っているのは、もしかしたら私たちの方なのかもしれませんね。
市場が活気に溢れているので、そんな活気に押されるように、思わずいろいろ買ってしまうほどの高揚感を感じました。
昨今景気が上向きでも消費が伸びないとニュースで騒がれますが、「購買意欲」を日本国内の消費者が持てないのは、慎重になりすぎの政府や企業側の消極性にあるのかもしれませんね。
売りたいもの、ではなく、積極的な買って欲しいものをもっと貪欲に押し出さないと、人って買う気にはならないな、と思いました。
先進国に変わっていくにつれ、購買意欲というこの基本的な要素が薄れ慢性化していく、一方で作る側も消費の慢性化で反応が見通せない分、先読みしすぎるようになるために、消費と供給の乖離が広がってしまう。
そして、ついには消費者の真意を汲み取らなければいけないのに、一方的なマーケティングに走って、それで仕事をしている錯覚に陥る。
日本人は、仕事をするのが好きな人種だと揶揄された時代もありましたが、その意味もないイメージを必死に守ろうとしている姿は、道化でしかないようです。
これは明らかにそれを仕向けている自覚のない、政府や企業側のトップ、長に責任があると言う、今問題になっている残業問題に、重なってしまうのは、決して偶然でもなく、私たちが盲信して疑わなかった、ものをを今すぐ捨てられるかにかかっています。
台湾のこれだけ活気のある市場を見ていると、一昔二昔前の日本の町中の空気が懐かしいほどで、人口減少の始まった先進国の勢いとの差は大きいものです。
人材が生み出す勢いがなくなっていくだけに、尚更大事なこととそうでないことを、よくよく吟味して判断していかないと、まもなく日本は世界にお追い付くチャンスを、つかむ余裕を持てなくなるでしょう。
これから来るであろう、外国人の気持ちが少しだけ解ったような気がしますし、同じ立場に立って見ることの不可欠さも実感できました。
これからこの体験が何に役立つか、まだぼんやりしていますけどみ、いろんな可能性が、この歳になっても感じられました。
こんなに気軽に海外旅行ができる時代に居られたのは、幸いでした。
日本じゃなかなかできない、英語のコミュニケーションも取る機会が結構持てましたしね。
必要は最大の武器ですね。