くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

なぜAI進化が人間を追い込むのか、自分で調べず妄信する”詰んだ”人へ

世の中で、ニュースやSNSなどで、AIと人間との思考能力の”シンギュラリティ”が起きると、人間はAIに支配されてしまう、そういった話が実しやかに引用されるのは、何となく理解できる気がしている人が多いでしょうが、では実際にどうして”そうなるのか”をそれ以上深堀りしている人が何人居らっしゃるでしょうか。

ごく一部の戦略関連職に従事している人以外、殆どがそこまで考えずに妄信していないでしょうか?これは逆に言えば大変危険なことであり、むしろ安易に言われたことを鵜呑みにしてしまう方が、この戦略にハマりやすいということです、また筆者も極力根拠は示すよう心掛けているつもりでも、十分ではなく申し訳ないのですが、何れにしてもその真否を判断するのは最終的には読者なのです。

 

なぜこんな話をしているのかというと、自称陰謀論者を中心に危機を煽る口論を述べている論壇者達が、どれ程の根拠や証拠を持って警告しているかにもよりますが、証拠はさておき”根拠”さえ理解しないまま、行動させられること程危険な行為はなく、むしろ根拠を持たない警告者達は、一見言っていることは同じでも自由社会では、私たちとなんら変わりない”仕掛けられる側”でしかなく、自己責任で”済まされ”てしまう恐い世界だからです。

むしろ「誰を」信じるかではなく「何を」信じるかが重要で、陰謀論のような一般の人には触れることができないような裏情報に、その場で見聞きしてきたような”証拠”を示せという方が限界がありますが、”証拠”が示せななくても”根拠”は最低限示せないようでは、その情報はどこかで聞きかじった単なる上部的な話か、妄想による作り話と考えるのが普通です。

 

では”AIと人とのシンギュラリティ”がなぜ人の支配に繋がるのでしょうか、それはAIは短時間に人間の及べない速度で膨大な統計情報を収拾・分析できるからですよね、なぜこの能力が人間より高いと人を支配できるのでしょうか、これはAIが支配できるのではなく、AIに命令(入力)する人間が人間を支配できるという意味で、AIはただ高速処理を実行するだけに過ぎませんが、それでも脅威は消えません。

なぜか、AIがSF映画のように直接人を支配するわけではないので、まず誤解しないでください、ただ問題はそのAIを所持できる資本力のある人間が、支配しようとすれば残念ながら事は悪い方に向かってしまう、という現実です。

 

次にAIを人間支配に利用するには、何を統計分析させればいいのか、幾つか考えられますが例えば、”シナリオプランニング”という手法を挙げてみると、これはビジネスで使われる手法ですが、軍事戦略を考える場合にも使われる論理を現実に近づけやすい思考法だそうです、これらを様々なマーケティングに使う際のステップは、

1分析によって回答される重要な質問を決定します。

2分析の時間と範囲を設定します。

3主要な利害関係者を特定します。

4基本的な傾向と推進力をマッピングします。

5重要な不確実性を見つけます。

6リンクされた力をグループ化する可能性を確認し、可能であれば、力を最も重要な2つに

 減らします。(シナリオをきちんとしたxy図で表示できるようにするため)

7シナリオを定義し、可能であればグリッドにプロットします。

8シナリオを書きます。

9シナリオを評価します。

10定量的手法を開発します。

11意思決定シナリオに向けて収束します。

詳細は膨大なのでここでは省きますが、実行したい事象の想定・検証・定量化・推量・計画化などによって、概ねの社会現象や人の行動は予測またはコントロールする筋道を何通りも導き出せるのです、これは軍事・安保におけるいわゆる”インテリジェンス”と言われるものの一つです。

そのためには膨大な統計的数値や計算が不可欠ですが、これまではそれを専門の数学者やアナリストが行ってきた計算・判断分岐などを、AIに色んな方法で理解させられるようになってきており、そのおかげで一気に処理できるようになったため、確からしい方向性を幾つか市場で実行し、”人をコントロール”しやすくなった結果、偏向オプションを含んだ未来設計にも応用できるというわけです。

 

その未来については、前にも書いた1773年フランクフルトで決められた「世界革命行動計画」で書いたような計画を実現するために、いわゆる陰謀論で言う”DS”たち巨大資本層が、自分たちの資産増・安定化する投資戦略として、政治・経済・法律・教育などあらゆる分野に投資して根回し…というのが根拠になっていると考えられますが、これらが過去に実現しているのであれば、未来は”これからつくられる”のではなく、”すでに決まっている”と言えるのかもしれません。

AIは一般論では、人の思考を統計・計算能力で補助してくれる便利な道具であるはずです、それは確かに広義では正しいのでしょうが、それを使う人によっては”未来を操作”できる武器にもなるということです、これは軍事的にも経済的にも下手な兵器や病気よりも、確実安全に思うがままにできる、理想的な万能ツールだと見れば、これ程人にとっての脅威は無いでしょう。

 

こうした理解にのっとって見渡してみると、3年前から始まった感染パニックによる経済混乱や東欧で起きている戦争は、あながち偶然ではないと実感できてしまう人も増えてくるのではないでしょうか、だとしたらその感覚は正常で自然だと思います、むしろこの手の話をろくに分析もせずに通り一辺倒に”陰謀だ”とか”戯言だ”で片付けてしまうステレオタイプ思考のほうが、危険な思考停止ではないでしょうか。

幸いにもこれらの”根拠”を示すに十分なニュースや情報は、ネットのあらゆるところに、有志によって普通に公開されているのです、あとはそれらをただ見ようとするかしないかであり、自らを盲目の奴隷になり下げるか、サバイバルを楽しむ有志になるかは、彼らDSが妨害しているのではなくもう隠す必要も無いので、あなた自身がどちらでも選べる単純な事なのです、ただ妄信するのでなく「まず全てを疑い・確かめる」本来、人が生きるためにする至極当たり前な事を、するかしないか、それだけなのに私たちはそれすら敬遠し、考えもせず、誤った社会常識に突き動かされているとしたら…もうチェックメイトです。