くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

たまねぎの皮を剥いていくと芯が無い、悪の中核を掘り下げると何も無い…?

日本人の私たちにとって、中東は地球の裏側と言えるほど離れ、地政学的には直接影響度が小さいので、そこで起こる出来事には関心が薄い地域というイメージが強いと思いますが、間接的にはエネルギーの基となる原油を輸入していたり、米ソや米中米ロなどの対立に利用され経済的な影響が大きく無関心では居られないところです。

現在中東ではご存知の通り、イスラエルハマスが戦闘状態にあって、そのバックには米中露が関与する代理戦争の様相を呈し、多くの現地の人々が致命的被害を被っている時ですが、日本では長年戦争から離れて平和な時代が普通になっている中で、これらの国々が争う中で何が正義で何が悪なのか、判断しにくいと思います。

 

戦争や搾取などを悪と考えた場合、それを掘り下げて追っていくと、主犯にたどり着けないと言うミステリーに出くわすことになった場合、なぜ芯が無くなってしまうのか。

これが悪の本質の一つを表している気がするのです、つまり悪意は少しづつ誰もが持っているため、玉ねぎ皮のように剥いていくと、その間に主犯まで皮にして見逃してしまうことが、往々にして起こるからでしょう。

 

そう考えると、結構大物の悪を働く者は、私達の身近に普通に生活していても不思議ではないのかもしれません、さらに戦後大陸や西洋式の思想や習慣に、抗わない日本人は増える傾向の中で、日本人として生きるかどうかさえも、迷う人は増えるでしょう。

ここでは悪をグローバリズムすれば、国の境を超えた格差社会の実現には、こうした国の意識を取り除き、地球は一つ人類みな兄弟のようなお花畑的脈絡の無さを、常識化する印象操作をするだけです。

 

その国際連盟には、国同士の紛争や基準の乖離を調整するイメージがありますが、上のような機能も、同時に併せ持っていると考えられます、国連は常任理事国の一票で可決否決ができてしまう、厄介なのは世界を2分する資本・共産圏の国が混在していることで、これが続く限り永久に一方向に機能するのはあり得ません。

グローバリストが、敢えてこの状況を選択しているなら、わざと混乱を招こうとしているか、協調を期待しているかのどちらかのはずです、実際はお互い混乱し合う中で、共通の利益だけは妥協して協業しているのが今の状態で、議長国が優位であるのは創業当時から代わりありませんでした。

 

このご時世でWHOもそういう組織であるのは、テドロス議長と中共との関係で皆さんもご承知の通りで、アメリカのCDCのような組織が機能していない国は、WHOの結論を丸呑みするしかありません。

ノーベル賞を決める組織でも、中央銀行でも全て国営ではなく、民間資本の組織であり、日銀も例外でないことも知られるようになりました、敵から身を守る軍や犯罪から守ってくれる警察も、国営であっても民間企業の影響力は大きく、個人を守るというよりも国や組織の利益を守るイメージです。

 

問題は、民間だから悪に走るのかと言う判断には、賛否両論あるでしょうが、民主主義の世界で悪というのは独裁制ですので、国営が公平性を守れても民間では出資者の意向に偏るのは、仕方ないことです。

しかも直接投資していれば出元が明確ですが、間接的に出資していたらわかりませんし、それを追求できる法律は日本にはありません、摘発や調査にはコストがかかり、コストパフォーマンスの低い、国民側の言い分は不利になりやすい、ここでもマネー社会への問題が見え隠れします。

 

人を悪人である人を悪人であると証明しなければならない時に、安易に有罪決定されないように、様々な証拠や根拠を示しますが、玉ねぎの皮を剥がすようにして、悪の動機を暴くことは、その間に関わる人の裁量次第では、結果が大きく変わるわけです。

全てが善意の人なら問題ないですが、人によって善悪の判断はまちまち、その中に悪意側の協力者が介入していれば、悪の存在すら揉み消されれ、悪は存在しなかったという決定をさい存在しなかったという決定を、一旦裁判員が決定すれば法的には審議終了というルールですから、法そのものに欠陥がある以上、悪が無かったことになってしまう、ミステリーは永遠に解決されないのです。

 

何をおいてもルールを優先してしまう日本人は、西洋式のルールをその都度考えて見るべきしょう、正義は勝つべきだというのは刷り込みに過ぎません、彼らはルールは便宜上のもので、結論ありきの交渉の結果で善悪を決める気しか、選択肢を最初から持っていないという前提で、事を構えるべきでしょう。

精密さ厳格さを尊ぶ日本人、これこそ世界に誇るべき叡智ですが、事と場合によっては、彼らの柔軟性を受け入れないと、コミュニケーションは成立しません、彼らにも日本人が言いたいことは承知の上で、ロビー活動やディールを仕掛けてくるのですから、それらを想定した戦術が、結果的に悪から自分を守るのです。