くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

「地方にやっかいな闇」国税長官答弁の裏話?●

 トヨタ自動車(愛知県豊田市)が、自社系列ではありますが、社員福祉として結婚・要介護社員への移転の際に就職紹介などの支援を開始しているとわかりました。

 

東京新聞:トヨタ系列390社 転居先の就職紹介:経済(TOKYO Web)

www.tokyo-np.co.jp

 こうした地元企業で働く社員への福利厚生の改善は、大手企業ならではなのかもしれませんが、景気好転のメリットとして、単に価格値下げや給料アップなどの効果とは違った面での社会還元も、期待していきたいものです。

 

 さて話は変わって今回は、地方創生のさまざまな努力がなされる中で、このブログでも中央と地方の古い慣習や慣例による障害についてうたってきましたが、その延長線上にあるメジャーな問題について取り上げたいと思います。

 地方の産業などの問題解決において、地方の自治や企業がお上に陳情するシーンは、幾度とも挙げられて居て、中央にメリットがあればそこに天下りシステムと差し替えに、多額の財政を振り分ける図式は慣例化されてきました。

 

_【森友学園】佐川国税庁長官の国会答弁を覆す音声データ完全公開! | ハーバービジネスオンライン

hbol.jp

 上の関西で起こっている有名な事件も、そういった中央と地方官民の悪しき慣例によって起こった問題ですが、地方に住む私たちは直接恩恵や被害を被ることが、ほぼないことから他人事として認知していたり、または茶飯事に起こるこれらの茶番に辟易して、関心が慢性化しがちです。

 紹介記事の見せ場は、籠池夫妻の個人的犯罪へとシフトしようとしているタイミングで、矛先をそらさせまいと関西メディアが決定的なネタをつかんだことで、やはり政府側の裏に潜む問題へと差し戻そうとする、「地方の意地」が見て取れます。

 

 おそらく中央系列のメディアだけであれば、地方の個人不正問題で片付けられるであろうこの疑獄とも言える事件は、地元ならではの情報ネットワークが功を奏している好例でしょう。

手前味噌ですが、地元の中日新聞(全国では東京新聞に当たります)が、他紙が軒並み左へ傾く傾向がある中で、取り上げるべき問題をバランスの良い視点で記事っているのと似ています。

 

 こうした事件を追うメディア・マスコミはさまざまながしがらみの中で、さまざまなが視点で記事を流していますが、ネットも相まって情報過多に陥っている今の時代に、そもそも読者目線の記事を求めることが、可能なのか否かはとても悩ましい時代ではあります。

 しかし、かつてヒットをとばした「踊る大走査線 ザ・ムービー」の青島刑事が放った名言は、こうした問題に対して今も心にシミルものがあります。

 

「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてるんだ!」

【完全版】『踊る大捜査線』の名セリフ・名言集 - The Word

jp-word.net

 

 話が逸れましたが、私たちが現に生活している地方の問題や課題を、真剣に取り上げようとしているのは、結局中央の政治家やメディアではなく、地方の自治体やメディアで働く人たちなんだんだなとしみじみ思うと同時に、実際に政治家にしてもマスコミで働く人にしても、自分の生活に影響してこない話題に真剣みを持つ必要は、さらさら無いという事です。

 そのあたり前の事実に気づいた時に、地方に住まう人がどう考えどう行動すべきかは自ずとはっきりするわけで、こうした事件が他人事でないことを、じつは他人事になんとなく思ってしまう、情報感覚を麻痺させる時代は恐ろしいもので、その自覚をわすれずに災害対策と合わせて地域に降りかかる災難を、しっかり自覚したいです。

 

メイカーズピア店舗撤退、の真相、原因は地元に?

 名古屋市港区の金城跡地で今年の4月にオープンした「レゴランド」。

その知名度の大きさを見越して近隣空き地の有効利用に、併設モールとして鳴り物入りで、レゴランドより先行オープンした「メイカーズ・ピア」が、5月時点の売り上げが伸びなかったとの理由で、数店舗の撤退がニュースされた件で記事ります。

 

メイカーズピアで店舗の撤退相次ぐ 名古屋 | CBC NEWS(CBCニュース) | CBCテレビ

hicbc.com

 

  そもそも事前取り決めでどの程度タイトな目論見があったのかわかりませんが、レゴランドに対しが今月末で100万人入場者達成の発表があったこと片しても、決してレゴランドに責任があったとは考えられないし、むしろレゴランドの勢いを十分に活かせなかったのじは、運営会社の責任としか言いようがないですよね。

 

 その運営会社は、レゴランドとは独立したイベント運営で盛り返すとの話ですが、本来売れ行きをレゴランドに丸かぶりというのはおかしい話ですし、もとより独自で運営し利益を上げるのが筋なので、なぜ今更のように、言い訳のように発表があったのでしょうか。

 この話は、メイカーズピアに関わらず国内の企業運営の失態話に往々に見受けられる特徴と言えるかもしれないと思って、取り上げました。

 

 その背景には、共通のビジョンとして、起業時の運営計画自体が計画通りにできていないことを感じさせます。

 計画通りにいかなかった原因は、さまざまあるでしょうが、5がつにすでに雲行きがおかしかったと分かっていたのなら、その時点で対策を取っていると思うのですは、今回の2度目の改善が活かされるかどうかは、1度目の失敗をどう分析したかにかかっています。

 

 その反省も含めて、今後の2度目の改善ロードマップは、関連企業はもちろん自治体の名古屋市や、できれば市民にもある程度説明してほしいものです。

 これは、事業を透明化して、公共事業がらみでもよくあった不正の発見や、問題発覚時にスピード対処できる効果が期待できるからです。

 

 名古屋市民としては、土地貸借料さえいただければ痛みはないのですが、名古屋市としてはイメージダウンのデメリットは看過できませんから、それなりにプレッシャーはかけていかなければなりません。

 なにより運営会社としても元を取らなければならないわけですし、いざ失敗した時の逃げが効くように何でもかんでも非公開というのは、今話題になっている某大手企業の身売りと同じ隠蔽体質の二度塗りとなりかねません。

 

 悪しき慣習は、こうした問題発覚時に、他人事とせずどんなに小さなことでも、思い当たれば改善する姿勢は必須です。

 それを分かっていてしないのは、その時点で博打でしかなく好転するはずがありませんから、名古屋市民としてはお膝元の問題くらいには一言二言言わさせてもらってもバチは当たらないんではないでしょうか。

 

 ただでさえ、レゴランドは成功しない風の風評が流れているので、正直なところ気が気ではありませんし、それ以外の施策が原因で失敗したなどと後ろ指さされるのも心外ですよね。

 しかも、運営会社が地元企業なら尚更で、地元産業連携の成功事例と言われるように、良くも悪くも手堅さで定評のある愛知県企業らしく、あわてずじっくり上向きを目指してほしいです。

 

新都市伝説? 情報の不思議なシンクロと自分

 世の中にはさまざまな「あるある」現象が私たちの記憶に残ることが増えてきましたね、原因には、メディアの多様化で情報の正否の曖昧さや、重複が起こるために情報がうまく整理できなくなっているのかもしれません。

その混乱のひとつに、不思議なシンクロを体験することが挙げられていますが、政治の世界でも起こっているのは、ある意味情報を発信する側と受信する側の間で、傾向の似たものを単にまとめるだけでは解決しない問題が、増えていることに注意しなければならない段階に、きてしまったということでしょうか。

 

"危険な賭け"に出たことで「詰将棋」に陥った安倍首相 | 郷原信郎

www.huffingtonpost.jp

 

家計問題で叩かれていた安倍総理と、ロシア談合問題で叩かれるトランプ大統領の両名の相似した課題もそのひとつで、そんな大物達から私たちのような一般者まで

、「炎上」に恐れおののく時代がきたとお感じの方も多いと思います。

こうした現象を、チャンスと捉えるか危機と捉えるかで、AIが加わる情報処理の新しい可能性と社会問題は、一から考え直さないとならない新種のテーマでもあります。

 

トランプ政権“ロシアと密談”発覚、窮余の策で対外強硬化の懸念 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン

diamond.jp

 

ちなみに今回取り上げたこれらの件は、共通点だけで捉えればまとめて整理することができます。

  • ともに国のトップというスキャンダル性。
  • 順風満帆な時期にまたはこれからが勝負時のタイミングで問題が起きている。
  • 法的に問題ないがと言われているのに、目に仇にされている。

……など、最近のメディアは政治のような厳格で客観性の求められる案件であっても、彼らのスポンサーの意向には逆らえなくなっていたり、優秀なジャーナリストのノウハウが世代交代で薄れてくるなど、ポリシーや質が従来求められていた「専門家」「プロ」の質と乖離してきたのが大きいのでしょう。

加えて、筆者も含め生活の糧が基盤としない一般者のメディア参加によって、スクープや情報発信の速さに、足かせの多い専門家が追いつけない時代になっているのも、より課題を複雑化させているようです。

 

これを解決するのには、既存のルールを守るなら専門家のみを優遇するライセンス制度で規制をかけるか、いっそプロとアマの敷居を取り払って純粋に質と速さだけを基準にするか、極論に置き換えれば新しい取り扱い基準を求めるべきかもしれません。

ここで申し上げたいのは、次々と生まれては消えていく事実と架空をコントロールすることができるかどうかを、私たちの中で整理する時期にきているということです。

 

 おそらく筆者も含め、多くの方ができないとお感じでしょうし、それゆえ戸惑いながら溢れる情報に戸惑いながら、その解決さえ日々の生活に追われて見過ごしていると思われます。

これは、ある意味仕方のないことと言える部分と、それでもなんとかしなければならない部分と両方含んでいるのですが、前者で済む話は良しとして後者の話がたまたま自分に差し当たった場合、避けて通れません。

 

あくまで、今の時代は大きな変化の過渡期であり、解決に正解を求めるのはこんなんでしょうが、少なくとも差し合ったった問題情報を、最低限は反乱情報からピックアップできるスキルは、お互いに確保しておく方が良いでしょう。

加えて気をつけたいのは、時々その整理ができていない筋からの情報を、事実と誤認しないようにしなければなりません。

 

特に年齢が上がってくると、経験値からくる「勘違い」が甚だしくなりますが、ここは素直に情報を受け入れる意識を忘れたくないですね。

「いかがなものか」「べき論」「忖度」は、それに準ずる言葉が自分の口からでてきたときには要注意で、筆者も往々にしてハッとさせられる機会がありますが、そんな時は子どもや初心者の自分に持っていたハズの、スポンジのような好奇心とひたむきさを思い返して、心を新たに……

「まだまだ、若いモンには負けんわ!」

と粋がるものの、それでも危険なグチがこぼれている自分に、言うは易し……の言動と行動の矛盾にため息が出てしまいます。

……はあ。

 

「未知」なAIを畏れる前に「無知」の怖さを知った

2018年に入って、ますます進化するであろう「AI」は、私たちにどのような「不利益」と「利益」をもたらしてくれるのでしょうか?

今年の新テーマとしまして筆者ブログでは、AIを擬人化して想像の翼を広げつつ、「AI」目線での記事を次第に増やしてその比較の中でわたしたちの生活を見直していきたいと考えています。

 

手始めとして、すでに実験的に姉妹ブログでAIになりきり目線の記事を始めていますので、ちょっと上から目線(演出です)の文体ではありますが、よろしければこちらも関心を向けていただければ嬉しいです。

 

さて本題です、インターネットやコンピューターの発達によって、新たに問題や恩恵が生まれているのを、私たちは毎日のようにメディアのニュースや新聞などで、目にすることが多くなってきました。

また、「仮想通貨」や「VALU」などIT活用の産物も目に留まりますので、今回は場所や時間が大きく係る現実的な 「地方創生」とは一見相反する、場所・時間の規制を受けにくいITサービスの活用を考えます。

 

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__hitodasuke.blogspot.jp

 

 巷で賛否両論と話題になる「AI」も仮想現実などと言われるその一つで、ここ数年でのあまりの進化の速さに、将来の危険を心配する識者のコメントや書籍の発行が目立っているのは、なぜでしょうか。

 それは、TVなどでAIコンピュータに囲碁・将棋のプロ棋士が完敗した姿を思い浮かべ、NHK特番でも高速に情報の分析・判断力する能力は人間を超えたと、流したことなどがその根拠ではないでしょうか。

 

  最近のメディアの報道姿勢もどうかとは思いますが、立て続けに人が得意としていた領域を、こうも集中的にAIに分がある報道をされれば、だれでも自信を失うのは当たり前ですが、そもそもAIは人の不得手な部分を補うために作られた経緯はあるはずです。

 そうした期待を、悪い面だけを見てAIの進化を畏れるのは本末転倒ですし、私たちはAIの能力を社会に生かしてこそ、本来の方向だという認識を忘れてはならないと思っていますが、その意味で紹介記事は当にドンピシャな正当な発想で、AI活用した好例でしょう。

 

織機1000台をIoT化 日本最大最強の産地企業が目指す先│WWD JAPAN

www.wwdjapan.com

 

この記事にあるように「新しい技術進化」を、恩恵ととるか脅威ととるかは、考え方様々あるかとは思いますが、筆者思うにAIの進化は現在では結論の出ていないことですし、AIを扱う人次第なのではないかと感じるようになっています。

AIに限らず新しいテクノロジーは、過去にも新しいものというのは、見るものがなじむまでは、受け入れられ無かったのと、その間に不要な技術は淘汰される「熟成期間」が必ずありました。

 

つまり、AIにしても今話題の「仮想通貨」にしても、今でいえば授受性期間であり、スタンダード化されるまでに、いろんなタイプが現れては消えていく過程を経ている時期なので、ここで全否定してしまうのは、危険回避の重要性以前に将来の可能性を人為的に絶つ危険があります。

今までがそうであったように、残るべきテクノロジーは時代時代で非難を浴びようが、残るべくして残って私たちの恩恵となっている以上、進化の過程での議論は大切ですが、基本的に前向きな理解が優劣の結果を早めることでしょう。

 

 

さて本筋に戻りますが、地方創生の課題に「収益格差」「人手不足」「住民減少」の解決がありますが、AIテクノロジーの理解と解釈次第で、上の事例のように恩恵になりうる事実を知ったうえで、畏れず新技術を積極的にコントロールする姿勢が求められます。

またAIだけでなく「仮想通貨」や「VALU」なるサービスも、通貨の価値や人材価値を高めたり活用できる恩恵と考え、進化するITをうまく取り込んで、現実世界では実現できない恩恵を叶える道具として、積極的に理解し活用すべきでしょう。

 

こうした仮想技術の理解は、人口減少・グローバリズムの波に、飲み込まれていく私たちの日本では、これから避けて通れない時代であり、次から次へと現れる技術やサービスは、忙しいからといって無視でき無くなっています。

社会生活での地方創生にとって、家族での親子関係にとっても、仮想技術に関心をもって現実の課題解決に利用する努力はとても有益名だけでなくて、解決方法に限界を感じていた私たちの新しい武器になるという、発想転換が求められているいうことです。

不登校増加など、子供たちの未来を危ぶむものとは。

 待機児童の削減をウリにする名古屋市ではありますが、隠れ待機児童の指標ではゼロではなく、河村市長の課題は続いています。

政府は、待機児童の削減や義務教育無償化の施策を、前向きに検討しているとされていますが、未だ経済成長優先傾向を弱めておらず、前回の解散選挙も確信犯的な想定内の結果によって、暗黙的に前施策が黙認された形になって、今年も何だかんだ言いながら、早期実現は危ぶまれます。

 

橋下徹"これじゃ待機児童は解消しない" | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

president.jp

 

教育の質の向上をはかることは、新しい世代に日本の現実を理解させ、今何をしなければならないか、の気づきをさせるためにとても重要なことなのですが、私たちの中にも単に政府求める「責任転嫁」をやめ、一から自分たちが施されてきた教育の質を省みて、多くの改善を一歩づつしていかなければなりません。

「最近の子供は」と大人がわかったような愚痴を言っているその間にも、抵抗のすべを知らない子供たちは、確実に一人ずつ未来へのビジョンを見失っていっているでしょう。

 

名古屋市の子ども相談1万2千件 「不登校」が最多 27年度比5千件増 - 産経WEST

www.sankei.com

 待機児童ゼロをうたうような、比較的教育福祉に恵まれている名古屋でも、多くの子供たちが不登校者であり、その問題一つとっても裾野を考えると、その緊急性は深刻なものですが、現在のマシンガン報道(共通ネタをしつこく連続報道する)路線で、こうした情報が私たちに「耳タコ」状態を作り上げ、馬耳東風の心理状態を作り上げているのは、特に深刻です。

こうした状態は、平和な国が通る麻疹(はしか)のような事象と言えばそれまでですが、育ち盛りの子を持つ親御さんは特に看過できるものではなく、その解決にはまず北朝鮮拉致事件の風化と相まって、情報の「耳タコ」病を治す手段を、それぞれの大人がクリアしなければならないでしょう。

 

不登校生ら通うKTC中央高等学院:朝日新聞デジタル

 

こうした問題の中で生きる日本は、世界に先駆けているだけに前例が希少で、風当たりはとても大きなものですが、それを器用に避けて通ることはできても、その先にある私たちの国の未来は、とても残念な結果に終わるのは誰でも容易に想像がつくでしょう。

そんなこと分かっているし努力しているのに、なぜか国内の問題は減ることがないのに気づかれている方もいらっしゃるでしょうが、それは目先の問題だけにしかパッチ(対処)を当てていないことが起因しているようです。

 

不登校の生徒には彼らが通える施設を。となんとか当面の対策を立てているのですが、言いにくいのですが実は解決になっていないかもしれないのです。

この問題に当たる上で私たちが最も気をつけなければならないのは、大人の間でおこっている問題を解決していかないと、子どもが安心できる社会は決して実現しないという動かしがたい事実です。

 

そしてこの一見未知で難解な課題を解決するのは、アメリカに学ぶのではなく、宗教に頼るのでもない、東洋の孤島に生きる私たちだからこそできる「何か」を、粛々と日本の原点を省みながら、考えることができれば決して不可能ではないと思うのです。

地政学的にも歴史的にも「極東のガラパゴス」のレッテルは、東西の国から見れば一見悪いブランドとして扱われ、私たちもそれに準じてしまっていますが、そもそも日本は小国でありながらも、歴史的に稀有な多民族国家だったり、世界的にも古くから成立した組織国家なのですから、その原点から学び、その誇りを子ども達には最低限伝えていくこと。

 

かつての大人たちが施してくれたように、今の大人にはその責任があると自覚すべきです。

その覚悟が、私たちの将来を明るくする唯一の知恵だと信じたいですね。

 

 

 

ロボット市場の近未来

最近、立て続けにSF映画を何本か、映画館とDVDで観る機会がありましたが、その映画の中に出てきたアンドロイド、例えば「エクスマキナ」のAIアンドロイドは機械が人間らしさを得る初期の段階だし、「ブレードランナー2049」のレプリカントは、さらに進化したものだし、また「鋼の錬金術師」のホムンクルスは手段は違えど、より擬似的な人の創造ですが、神が人を造ったように人も、似たものをつくりたい欲求はおなじのようです。

 

さて現実の社会の話に戻しますが、知立市が今年に入って景気が持ち上がってきたことで、国内にはバブリーな香りが漂いつつあるようですが、こうした時代において現れるロボット商品は、SoftbankのPepperやSONYAIBOの登場で、何となく子供の頃に描いていたロボット時代らしくなってきました。

 

toyokeizai.net

孫正義氏が買う「バク宙ロボット」企業の全貌 | IT・電機・半導体・部品 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

先にも書いたSoftbankが買収していたBoston Dinamicsの公開した「バク転」ロボットには、その技においては自分を超えた事に、軽い衝撃を受けた。

 

しかし人形ロボットは、海外ではウケがあまり良くないようで、国内ではそもそもロボットアニメの影響もあってか、AIデバイスの商品化では筆頭の人気ぶりのようです。

 

世界は人形ロボットが人間と同居する姿よりも、もっと生々しいパートナーを求めているのかも知れない。

たとえば、クローンとかバイオノイドの様な、まるごと機械より医学的な技術による生体移植での利用のほうが、より現実的だと考えているのかも知れない。

 

人は人、機械は機械と区別するのではなく、使える技術は人に取り込んでしまえば、早く金になるとでも言いたげな「合理的」な考えが見え隠れするようだ。

倫理で筋を通すのは、相当の強い意志か信念が無いと簡単に合理化の波に流されてしまいそうで、そこが一旦なし崩しになれば、人間そのものの存在意義や価値は崩壊しかねない。

 

日本は、技術大国であるのは今でも変わらないけれど、そんな日本でも他国の急速に成長を遂げる技術力に気を緩められる程の余裕も無い。

この先国内外の温度差はどのような結果をもたらすんでしょうか、かつて日本で大盛況だったアニメで描かれた、ロボットと人間との相互補助の姿は、アニメ世代の盲信なのでしょうか?

 

機械という新しい生物との共生は、ロボットアニメに一貫して表現された日本人のテーマだと筆者は信じてきました。

ただ、今の世界での新しい生物が進化する姿は、すでにその先の人の扱いを見通している強かさと、薄ら寒さを感じるほど温かみが感じられない気がします。

 

 

名古屋城おもてなし武将隊の露出度が……

イケメン武将達が華麗なアクションで乱舞するショーなどで話題となった、武将ブームの貢献者である、名古屋城おもてなし武将隊達が、最近話題にならないことを憂いています。

 今でも間違いなく活躍しているはずですが、最近見つけたのは地元新聞のこのニュースくらいで、その影響力はひところと比べて弱まっているのでしょうか。

 

愛知県内で「おもてなし武将隊」列車 来秋、JR東海が構想:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)

 

こういった話題は、ネットメディアが広まった今でも、TVや新聞メディアの影響は大きいものですが、最近半年以上彼らの話題を見聞きしていなかったので、調べもしなければ、解散したのか? と危ぶむ程だったのです。

 おもてなし武将隊は、デビュー以来何度か世代交代して、今も地元観光の発展に貢献していますが、こうしたショー型ビジネスモデルの例にもれず、倦怠期に差し掛かっているのかも知れません。

 

ナナちゃん「天の川」をまとう 愛知の高校生がデザイン:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

 地元愛知では、名古屋城木造復元に対して、課題だった資金集めに有志による募金なども順調に集まっていたり、地元の高校生らで名駅前の名物キャラナナちゃんの新衣装を集うなど、地域愛をふくらませるイベントなどが、集中しているところで、地方創生の火付け役にもなった彼らが、話題にならないのは、寂しい限り。

 それだけ創生意識が成熟したと見る向きもできますが、オリンピック観光需要に向けて、この時期こそしっかり身を引き締めて、観光客誘致を意識した手厚い施策を充実させ、地域愛の意識高揚と観光客導入の仕掛けの最終仕上げに、力を入れてほしいです。