くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

新都市伝説? 情報の不思議なシンクロと自分

 世の中にはさまざまな「あるある」現象が私たちの記憶に残ることが増えてきましたね、原因には、メディアの多様化で情報の正否の曖昧さや、重複が起こるために情報がうまく整理できなくなっているのかもしれません。

その混乱のひとつに、不思議なシンクロを体験することが挙げられていますが、政治の世界でも起こっているのは、ある意味情報を発信する側と受信する側の間で、傾向の似たものを単にまとめるだけでは解決しない問題が、増えていることに注意しなければならない段階に、きてしまったということでしょうか。

 

"危険な賭け"に出たことで「詰将棋」に陥った安倍首相 | 郷原信郎

www.huffingtonpost.jp

 

家計問題で叩かれていた安倍総理と、ロシア談合問題で叩かれるトランプ大統領の両名の相似した課題もそのひとつで、そんな大物達から私たちのような一般者まで

、「炎上」に恐れおののく時代がきたとお感じの方も多いと思います。

こうした現象を、チャンスと捉えるか危機と捉えるかで、AIが加わる情報処理の新しい可能性と社会問題は、一から考え直さないとならない新種のテーマでもあります。

 

トランプ政権“ロシアと密談”発覚、窮余の策で対外強硬化の懸念 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン

diamond.jp

 

ちなみに今回取り上げたこれらの件は、共通点だけで捉えればまとめて整理することができます。

  • ともに国のトップというスキャンダル性。
  • 順風満帆な時期にまたはこれからが勝負時のタイミングで問題が起きている。
  • 法的に問題ないがと言われているのに、目に仇にされている。

……など、最近のメディアは政治のような厳格で客観性の求められる案件であっても、彼らのスポンサーの意向には逆らえなくなっていたり、優秀なジャーナリストのノウハウが世代交代で薄れてくるなど、ポリシーや質が従来求められていた「専門家」「プロ」の質と乖離してきたのが大きいのでしょう。

加えて、筆者も含め生活の糧が基盤としない一般者のメディア参加によって、スクープや情報発信の速さに、足かせの多い専門家が追いつけない時代になっているのも、より課題を複雑化させているようです。

 

これを解決するのには、既存のルールを守るなら専門家のみを優遇するライセンス制度で規制をかけるか、いっそプロとアマの敷居を取り払って純粋に質と速さだけを基準にするか、極論に置き換えれば新しい取り扱い基準を求めるべきかもしれません。

ここで申し上げたいのは、次々と生まれては消えていく事実と架空をコントロールすることができるかどうかを、私たちの中で整理する時期にきているということです。

 

 おそらく筆者も含め、多くの方ができないとお感じでしょうし、それゆえ戸惑いながら溢れる情報に戸惑いながら、その解決さえ日々の生活に追われて見過ごしていると思われます。

これは、ある意味仕方のないことと言える部分と、それでもなんとかしなければならない部分と両方含んでいるのですが、前者で済む話は良しとして後者の話がたまたま自分に差し当たった場合、避けて通れません。

 

あくまで、今の時代は大きな変化の過渡期であり、解決に正解を求めるのはこんなんでしょうが、少なくとも差し合ったった問題情報を、最低限は反乱情報からピックアップできるスキルは、お互いに確保しておく方が良いでしょう。

加えて気をつけたいのは、時々その整理ができていない筋からの情報を、事実と誤認しないようにしなければなりません。

 

特に年齢が上がってくると、経験値からくる「勘違い」が甚だしくなりますが、ここは素直に情報を受け入れる意識を忘れたくないですね。

「いかがなものか」「べき論」「忖度」は、それに準ずる言葉が自分の口からでてきたときには要注意で、筆者も往々にしてハッとさせられる機会がありますが、そんな時は子どもや初心者の自分に持っていたハズの、スポンジのような好奇心とひたむきさを思い返して、心を新たに……

「まだまだ、若いモンには負けんわ!」

と粋がるものの、それでも危険なグチがこぼれている自分に、言うは易し……の言動と行動の矛盾にため息が出てしまいます。

……はあ。

 

「未知」なAIを畏れる前に「無知」の怖さを知った

2018年に入って、ますます進化するであろう「AI」は、私たちにどのような「不利益」と「利益」をもたらしてくれるのでしょうか?

今年の新テーマとしまして筆者ブログでは、AIを擬人化して想像の翼を広げつつ、「AI」目線での記事を次第に増やしてその比較の中でわたしたちの生活を見直していきたいと考えています。

 

手始めとして、すでに実験的に姉妹ブログでAIになりきり目線の記事を始めていますので、ちょっと上から目線(演出です)の文体ではありますが、よろしければこちらも関心を向けていただければ嬉しいです。

 

さて本題です、インターネットやコンピューターの発達によって、新たに問題や恩恵が生まれているのを、私たちは毎日のようにメディアのニュースや新聞などで、目にすることが多くなってきました。

また、「仮想通貨」や「VALU」などIT活用の産物も目に留まりますので、今回は場所や時間が大きく係る現実的な 「地方創生」とは一見相反する、場所・時間の規制を受けにくいITサービスの活用を考えます。

 

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__hitodasuke.blogspot.jp

 

 巷で賛否両論と話題になる「AI」も仮想現実などと言われるその一つで、ここ数年でのあまりの進化の速さに、将来の危険を心配する識者のコメントや書籍の発行が目立っているのは、なぜでしょうか。

 それは、TVなどでAIコンピュータに囲碁・将棋のプロ棋士が完敗した姿を思い浮かべ、NHK特番でも高速に情報の分析・判断力する能力は人間を超えたと、流したことなどがその根拠ではないでしょうか。

 

  最近のメディアの報道姿勢もどうかとは思いますが、立て続けに人が得意としていた領域を、こうも集中的にAIに分がある報道をされれば、だれでも自信を失うのは当たり前ですが、そもそもAIは人の不得手な部分を補うために作られた経緯はあるはずです。

 そうした期待を、悪い面だけを見てAIの進化を畏れるのは本末転倒ですし、私たちはAIの能力を社会に生かしてこそ、本来の方向だという認識を忘れてはならないと思っていますが、その意味で紹介記事は当にドンピシャな正当な発想で、AI活用した好例でしょう。

 

織機1000台をIoT化 日本最大最強の産地企業が目指す先│WWD JAPAN

www.wwdjapan.com

 

この記事にあるように「新しい技術進化」を、恩恵ととるか脅威ととるかは、考え方様々あるかとは思いますが、筆者思うにAIの進化は現在では結論の出ていないことですし、AIを扱う人次第なのではないかと感じるようになっています。

AIに限らず新しいテクノロジーは、過去にも新しいものというのは、見るものがなじむまでは、受け入れられ無かったのと、その間に不要な技術は淘汰される「熟成期間」が必ずありました。

 

つまり、AIにしても今話題の「仮想通貨」にしても、今でいえば授受性期間であり、スタンダード化されるまでに、いろんなタイプが現れては消えていく過程を経ている時期なので、ここで全否定してしまうのは、危険回避の重要性以前に将来の可能性を人為的に絶つ危険があります。

今までがそうであったように、残るべきテクノロジーは時代時代で非難を浴びようが、残るべくして残って私たちの恩恵となっている以上、進化の過程での議論は大切ですが、基本的に前向きな理解が優劣の結果を早めることでしょう。

 

 

さて本筋に戻りますが、地方創生の課題に「収益格差」「人手不足」「住民減少」の解決がありますが、AIテクノロジーの理解と解釈次第で、上の事例のように恩恵になりうる事実を知ったうえで、畏れず新技術を積極的にコントロールする姿勢が求められます。

またAIだけでなく「仮想通貨」や「VALU」なるサービスも、通貨の価値や人材価値を高めたり活用できる恩恵と考え、進化するITをうまく取り込んで、現実世界では実現できない恩恵を叶える道具として、積極的に理解し活用すべきでしょう。

 

こうした仮想技術の理解は、人口減少・グローバリズムの波に、飲み込まれていく私たちの日本では、これから避けて通れない時代であり、次から次へと現れる技術やサービスは、忙しいからといって無視でき無くなっています。

社会生活での地方創生にとって、家族での親子関係にとっても、仮想技術に関心をもって現実の課題解決に利用する努力はとても有益名だけでなくて、解決方法に限界を感じていた私たちの新しい武器になるという、発想転換が求められているいうことです。

不登校増加など、子供たちの未来を危ぶむものとは。

 待機児童の削減をウリにする名古屋市ではありますが、隠れ待機児童の指標ではゼロではなく、河村市長の課題は続いています。

政府は、待機児童の削減や義務教育無償化の施策を、前向きに検討しているとされていますが、未だ経済成長優先傾向を弱めておらず、前回の解散選挙も確信犯的な想定内の結果によって、暗黙的に前施策が黙認された形になって、今年も何だかんだ言いながら、早期実現は危ぶまれます。

 

橋下徹"これじゃ待機児童は解消しない" | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

president.jp

 

教育の質の向上をはかることは、新しい世代に日本の現実を理解させ、今何をしなければならないか、の気づきをさせるためにとても重要なことなのですが、私たちの中にも単に政府求める「責任転嫁」をやめ、一から自分たちが施されてきた教育の質を省みて、多くの改善を一歩づつしていかなければなりません。

「最近の子供は」と大人がわかったような愚痴を言っているその間にも、抵抗のすべを知らない子供たちは、確実に一人ずつ未来へのビジョンを見失っていっているでしょう。

 

名古屋市の子ども相談1万2千件 「不登校」が最多 27年度比5千件増 - 産経WEST

www.sankei.com

 待機児童ゼロをうたうような、比較的教育福祉に恵まれている名古屋でも、多くの子供たちが不登校者であり、その問題一つとっても裾野を考えると、その緊急性は深刻なものですが、現在のマシンガン報道(共通ネタをしつこく連続報道する)路線で、こうした情報が私たちに「耳タコ」状態を作り上げ、馬耳東風の心理状態を作り上げているのは、特に深刻です。

こうした状態は、平和な国が通る麻疹(はしか)のような事象と言えばそれまでですが、育ち盛りの子を持つ親御さんは特に看過できるものではなく、その解決にはまず北朝鮮拉致事件の風化と相まって、情報の「耳タコ」病を治す手段を、それぞれの大人がクリアしなければならないでしょう。

 

不登校生ら通うKTC中央高等学院:朝日新聞デジタル

 

こうした問題の中で生きる日本は、世界に先駆けているだけに前例が希少で、風当たりはとても大きなものですが、それを器用に避けて通ることはできても、その先にある私たちの国の未来は、とても残念な結果に終わるのは誰でも容易に想像がつくでしょう。

そんなこと分かっているし努力しているのに、なぜか国内の問題は減ることがないのに気づかれている方もいらっしゃるでしょうが、それは目先の問題だけにしかパッチ(対処)を当てていないことが起因しているようです。

 

不登校の生徒には彼らが通える施設を。となんとか当面の対策を立てているのですが、言いにくいのですが実は解決になっていないかもしれないのです。

この問題に当たる上で私たちが最も気をつけなければならないのは、大人の間でおこっている問題を解決していかないと、子どもが安心できる社会は決して実現しないという動かしがたい事実です。

 

そしてこの一見未知で難解な課題を解決するのは、アメリカに学ぶのではなく、宗教に頼るのでもない、東洋の孤島に生きる私たちだからこそできる「何か」を、粛々と日本の原点を省みながら、考えることができれば決して不可能ではないと思うのです。

地政学的にも歴史的にも「極東のガラパゴス」のレッテルは、東西の国から見れば一見悪いブランドとして扱われ、私たちもそれに準じてしまっていますが、そもそも日本は小国でありながらも、歴史的に稀有な多民族国家だったり、世界的にも古くから成立した組織国家なのですから、その原点から学び、その誇りを子ども達には最低限伝えていくこと。

 

かつての大人たちが施してくれたように、今の大人にはその責任があると自覚すべきです。

その覚悟が、私たちの将来を明るくする唯一の知恵だと信じたいですね。

 

 

 

ロボット市場の近未来

最近、立て続けにSF映画を何本か、映画館とDVDで観る機会がありましたが、その映画の中に出てきたアンドロイド、例えば「エクスマキナ」のAIアンドロイドは機械が人間らしさを得る初期の段階だし、「ブレードランナー2049」のレプリカントは、さらに進化したものだし、また「鋼の錬金術師」のホムンクルスは手段は違えど、より擬似的な人の創造ですが、神が人を造ったように人も、似たものをつくりたい欲求はおなじのようです。

 

さて現実の社会の話に戻しますが、知立市が今年に入って景気が持ち上がってきたことで、国内にはバブリーな香りが漂いつつあるようですが、こうした時代において現れるロボット商品は、SoftbankのPepperやSONYAIBOの登場で、何となく子供の頃に描いていたロボット時代らしくなってきました。

 

toyokeizai.net

孫正義氏が買う「バク宙ロボット」企業の全貌 | IT・電機・半導体・部品 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

先にも書いたSoftbankが買収していたBoston Dinamicsの公開した「バク転」ロボットには、その技においては自分を超えた事に、軽い衝撃を受けた。

 

しかし人形ロボットは、海外ではウケがあまり良くないようで、国内ではそもそもロボットアニメの影響もあってか、AIデバイスの商品化では筆頭の人気ぶりのようです。

 

世界は人形ロボットが人間と同居する姿よりも、もっと生々しいパートナーを求めているのかも知れない。

たとえば、クローンとかバイオノイドの様な、まるごと機械より医学的な技術による生体移植での利用のほうが、より現実的だと考えているのかも知れない。

 

人は人、機械は機械と区別するのではなく、使える技術は人に取り込んでしまえば、早く金になるとでも言いたげな「合理的」な考えが見え隠れするようだ。

倫理で筋を通すのは、相当の強い意志か信念が無いと簡単に合理化の波に流されてしまいそうで、そこが一旦なし崩しになれば、人間そのものの存在意義や価値は崩壊しかねない。

 

日本は、技術大国であるのは今でも変わらないけれど、そんな日本でも他国の急速に成長を遂げる技術力に気を緩められる程の余裕も無い。

この先国内外の温度差はどのような結果をもたらすんでしょうか、かつて日本で大盛況だったアニメで描かれた、ロボットと人間との相互補助の姿は、アニメ世代の盲信なのでしょうか?

 

機械という新しい生物との共生は、ロボットアニメに一貫して表現された日本人のテーマだと筆者は信じてきました。

ただ、今の世界での新しい生物が進化する姿は、すでにその先の人の扱いを見通している強かさと、薄ら寒さを感じるほど温かみが感じられない気がします。

 

 

名古屋城おもてなし武将隊の露出度が……

イケメン武将達が華麗なアクションで乱舞するショーなどで話題となった、武将ブームの貢献者である、名古屋城おもてなし武将隊達が、最近話題にならないことを憂いています。

 今でも間違いなく活躍しているはずですが、最近見つけたのは地元新聞のこのニュースくらいで、その影響力はひところと比べて弱まっているのでしょうか。

 

愛知県内で「おもてなし武将隊」列車 来秋、JR東海が構想:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)

 

こういった話題は、ネットメディアが広まった今でも、TVや新聞メディアの影響は大きいものですが、最近半年以上彼らの話題を見聞きしていなかったので、調べもしなければ、解散したのか? と危ぶむ程だったのです。

 おもてなし武将隊は、デビュー以来何度か世代交代して、今も地元観光の発展に貢献していますが、こうしたショー型ビジネスモデルの例にもれず、倦怠期に差し掛かっているのかも知れません。

 

ナナちゃん「天の川」をまとう 愛知の高校生がデザイン:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

 地元愛知では、名古屋城木造復元に対して、課題だった資金集めに有志による募金なども順調に集まっていたり、地元の高校生らで名駅前の名物キャラナナちゃんの新衣装を集うなど、地域愛をふくらませるイベントなどが、集中しているところで、地方創生の火付け役にもなった彼らが、話題にならないのは、寂しい限り。

 それだけ創生意識が成熟したと見る向きもできますが、オリンピック観光需要に向けて、この時期こそしっかり身を引き締めて、観光客誘致を意識した手厚い施策を充実させ、地域愛の意識高揚と観光客導入の仕掛けの最終仕上げに、力を入れてほしいです。

 

人生100年時代をナナメ読みしてみる。

安倍総理が掲げる方針のひとつ、

2、30年後がひとつの節目になる?

安倍総理の世代が悠々自適に余生を送れるかの、丁度いいタイミングなだけに、筆者は額面通りに期待しない。

けれども、昭和末生まれの世代がリタイヤする時期であり、平成生まれ以降の新世代が主導する時期であり、ITテクノロジーもAIが社会に大きく影響を与えている時代でもある。

その頃、日本がどのように機能しているか想像するのは、鬼に笑われそうな話だが、あくまで勢力図が今の状態を継続していると仮定すれば、あながち100年時代起こりうる現実と捉えて話し進めたい。

 

可能性としては、今や世界2位の経済大国である中国に飲み込まれているかもしれないし、今からデモ予想できない第3の洗たくがあるかもしれないけれど、前述の家仮定の上では、ロングライフを視野に入れた人生設計は、マストになってくるでしょう。

 

さて、現役はそれなりに活躍できたとして、30年先というと安倍総理は基より小泉進次郎氏の世代さえ現役を退いている時期であり、政治の筋道が全く読めないが、現在安倍総理が描く青図は、医療福祉の充実はまずするでしょう。

ただ、もう一方の介護福祉の面は財政次第で手薄にされる可能性は、高いと見ています。

 

前者は政府のバックボーンである経団連や医学会の要望も強いため、最優先されるでしょうが、これは必ずしも国民よりの施策と期待しすぎない方が賢明でしょう。

 

人口減少の余波が現れてもいる時期なので、サラリーマンは今より減少し自営でないと生活が成り立たないかも知れませんね。

IoTやAIが管理面の仕事をほとんど管理し、職業形態も様変わりすると言われていますから、終身できる仕事のスキルを見込んで人生設計が必要。

 

お金も仮想通貨が主流になって、今タンス預金として機能する円の価値も変わっていて、より流動させる必要が不可避になるでしょう。

個人のプライバシーもあって無いようなもので、むしろ積極的に有効活用をした方が良くなっているのではないでしょうか。

 

今秋近未来を描いた映画「ブレードランナー2049」が公開されましたが、この映画で一世を風靡した退廃した未来都市の姿の陽には、さすがにならないでしょうし、未来の風景は都市の一部を除いては、今とさほど変わらないでしょう。

むしろ変わるのは生活形態や雇用事情などのソフトウェア面であり、急速に姿を変えてくるでしょう。

 

私たちは、歳を取りながらその変化について行かなければならない。

そのための準備期間としての30年とは、とても短いものになりそうです。

核分裂から、核融合炉へのシフトへの未来

日本は、核物質の脅威に晒され振り回されてきました。

とても残念なことであるとともに、この歩んできた道にアジア列強に埋もれない大きなヒントが潜んでいるように思えます。

 

this.kiji.is

<あのころ>湯川博士にノーベル賞 物理学、日本人で初 - 共同通信 47NEWS

 

私たちの戦後70年の過去には、戦争で負けたという負の意識の前に、忘れてはならない貴重な遺産があることをわすれてはならないのではないでしょうか?

筆者は決して国粋主義者ではありませんが、素直に歴史を振り返って見て湯川博士の存在は偉大であり、悲しくもこの技術は戦争に利用されてしまいましたが、ここで忘れてはならないのは、陰謀論のような情報操作に振り回されるよりもフラットな意識で日本の歴史遺産を見つめ直し、有効に未来に生かしていく真摯な姿勢が求められているということだと思っています。

 

 

核分裂技術では「もんじゅ」が廃炉に追い込まれましたが、核融合炉の開発は現在も岐阜県にある地下施設で進んでおり、世界でもドイツと日本が最先端であるのは、動かしがたい事実です。

かつて、欧米列強国に敵と睨まれ戦争へ誘導され、本来の技術評価をおとしめられたことは、今でも私たちの意識のトラウマとして残っていますが、本来ドイツも日本も世界のどの国にも及ばない先進性を生み出す遺伝子を、疑うまでもない素質を持っているのは、みなさんも心の隅の糧として確信しておられると思うのです。

 

今現在、核廃棄物の処理の解を見出すのに、抜けられない迷路に入り込んでしまった国内での核技術についての小競り合いが、私たちの負の命題になっているのは、とても残念な状況であり、アメリカの犬と蔑まれてても致し方ない現実でもあります。

安倍総理の掲げるアジア戦略には、個人的に首を傾げざるを得ないところは何点かありますが、キホン日本は中国の数の勢力よりもアジアを率いるリーダーとなり得るポテンシャルには、筆者はひけを取らないと確信しています。

 

その成功へのロード進むには、多くの課題をかかえてはいるのですが、いま私たちが思い起こしておかなければならないのは、精緻さと誠意をもって事にあたってきた、

 

「日本人の、培ってきた文化や、精神」だと思うのです。

 

ハロウィンやクリスマスといった西洋文化を受け入れ、心まで楽しめる文化はとても素晴らしいわたしたちのマツリ文化と許容性の賜物だと思っていますし、筆者もおおいに盛り上がって欲しいと感じています。

ただ残念なことに、一方で相変わらず西洋の技術に対して「劣等感」の過敏症に悩まされているのも事実であると自覚しなければなりません。

 

70年まえの戦争が、太平洋戦争として日本のトラウマになってきたのは、避けられないことではあるのですが、世界的な視野で見直せばこの戦争は、第一次戦争とよばれた欧米から言わせれば、市場拡大の戦略戦争としてはその第2弾でしかないのです。

ドイツは当事者として巻き込まれて然りですが、西洋列強に言わせれば極東・僻地の小国が疎まれたのは当時の日本が、有能な上に突然湧いたようにでた。

 

「目の上のタンコブ」

 

だったということ。

これは私たちにとっては、決して卑下することではなくむしろ胸を張れる歴史的事実でしかありませんが、これからは戦争の負の意識に負けることなく、新しい世代を中心に正の意識を膨らませることこそ、政府が掲げる大命題だと信じています。

そのためにも、私たちは積極的にグローバルな意識を育て、

 

精神的にも世界に並ぶグローバル国

 

を目指さなければならないと、襟を正したくなるのです。