くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

核分裂から、核融合炉へのシフトへの未来

日本は、核物質の脅威に晒され振り回されてきました。

とても残念なことであるとともに、この歩んできた道にアジア列強に埋もれない大きなヒントが潜んでいるように思えます。

 

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<あのころ>湯川博士にノーベル賞 物理学、日本人で初 - 共同通信 47NEWS

 

私たちの戦後70年の過去には、戦争で負けたという負の意識の前に、忘れてはならない貴重な遺産があることをわすれてはならないのではないでしょうか?

筆者は決して国粋主義者ではありませんが、素直に歴史を振り返って見て湯川博士の存在は偉大であり、悲しくもこの技術は戦争に利用されてしまいましたが、ここで忘れてはならないのは、陰謀論のような情報操作に振り回されるよりもフラットな意識で日本の歴史遺産を見つめ直し、有効に未来に生かしていく真摯な姿勢が求められているということだと思っています。

 

 

核分裂技術では「もんじゅ」が廃炉に追い込まれましたが、核融合炉の開発は現在も岐阜県にある地下施設で進んでおり、世界でもドイツと日本が最先端であるのは、動かしがたい事実です。

かつて、欧米列強国に敵と睨まれ戦争へ誘導され、本来の技術評価をおとしめられたことは、今でも私たちの意識のトラウマとして残っていますが、本来ドイツも日本も世界のどの国にも及ばない先進性を生み出す遺伝子を、疑うまでもない素質を持っているのは、みなさんも心の隅の糧として確信しておられると思うのです。

 

今現在、核廃棄物の処理の解を見出すのに、抜けられない迷路に入り込んでしまった国内での核技術についての小競り合いが、私たちの負の命題になっているのは、とても残念な状況であり、アメリカの犬と蔑まれてても致し方ない現実でもあります。

安倍総理の掲げるアジア戦略には、個人的に首を傾げざるを得ないところは何点かありますが、キホン日本は中国の数の勢力よりもアジアを率いるリーダーとなり得るポテンシャルには、筆者はひけを取らないと確信しています。

 

その成功へのロード進むには、多くの課題をかかえてはいるのですが、いま私たちが思い起こしておかなければならないのは、精緻さと誠意をもって事にあたってきた、

 

「日本人の、培ってきた文化や、精神」だと思うのです。

 

ハロウィンやクリスマスといった西洋文化を受け入れ、心まで楽しめる文化はとても素晴らしいわたしたちのマツリ文化と許容性の賜物だと思っていますし、筆者もおおいに盛り上がって欲しいと感じています。

ただ残念なことに、一方で相変わらず西洋の技術に対して「劣等感」の過敏症に悩まされているのも事実であると自覚しなければなりません。

 

70年まえの戦争が、太平洋戦争として日本のトラウマになってきたのは、避けられないことではあるのですが、世界的な視野で見直せばこの戦争は、第一次戦争とよばれた欧米から言わせれば、市場拡大の戦略戦争としてはその第2弾でしかないのです。

ドイツは当事者として巻き込まれて然りですが、西洋列強に言わせれば極東・僻地の小国が疎まれたのは当時の日本が、有能な上に突然湧いたようにでた。

 

「目の上のタンコブ」

 

だったということ。

これは私たちにとっては、決して卑下することではなくむしろ胸を張れる歴史的事実でしかありませんが、これからは戦争の負の意識に負けることなく、新しい世代を中心に正の意識を膨らませることこそ、政府が掲げる大命題だと信じています。

そのためにも、私たちは積極的にグローバルな意識を育て、

 

精神的にも世界に並ぶグローバル国

 

を目指さなければならないと、襟を正したくなるのです。