くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

「雨水」を見方に呼び込む発想、熊本の幼稚園

 

 下の画像のようなユニークな保育施設の話題が、日本でも次々にあげられています、その成功は単にその奇抜さだけでなく、誰がための施設かを突き詰めているかどうかにかかっています。

 

 

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海外だと、一見無駄に見えるこのような発想も躊躇なくする

 

 

 最近都市部でなくて、地方でのこういった斬新な発想の施設が話題になるのは、いい傾向ですね。

 それはかつては東京に集中していた優秀な建築家が、地方に分散し注目している証拠であり、良くも悪くも市場が広がっているのは喜ばしいことです。

 

 記事にあるような、公共施設の注目度が上がるのは、地域の名を最も自然な形でアピールできる有効な手段ですが、一方で単に話題だけで始終する例もあって、採用側の見る目が試されるだけに、安易な採用は考え物です。

 特に、少子化+人口減少が地方問題の主軸にあげられる現在にあって、子どもが住み良い環境の提案は、地域への住民呼び込みの効果は馬鹿にならないだけに、各地方自治体も頭を痛めていることでしょう。

 

 そのためには、いかに利用者の市民の声・要望を形にするかが大切ですが、この部分を業者に委託せず、この機会を「市民との意見交換の場」にできるかどうかに、成功の鍵が潜んでいそうです。

 地方の公務員に殉ずる人達は、公務員にありがちなルーティング業務に甘んじることなく、一歩踏み込んだ市民への歩み寄りとその継続が、市民の信頼を勝ち取り、こういった高い評価につながる、ひいては業務モチベーションアップへと活性化に繋がることを、知って貰いたいですね。

 

 海外移住者を取り込む手段を講じない限り、少子化される中では日本人同士のパイの奪い合いとなるのは避けられません。

 いかに質の良い自治体とアピールできるかは、こういった市民歩み寄りの工夫競争は避けられないでしょうが、この熊本の事例は世界で評価が高いところが、一歩先を行っていると思えるのです。

 

 

 

熊本の幼稚園が、世界中で絶賛されるワケ。「雨水」が建物の中に入ってくる

http://getnews.jp/archives/1022094 

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