アジア国際都市にみる、教育の魅力と危惧
昨今、飛ぶ鳥を落とす勢いのアジアの先進国「シンガポール」のローカル校の学習についての記事を紹介します、私たちが今のアジアを知る上で参考になるでしょう。
将来留学を予定のお子さんをお持ちではければ、一見参考にもならない記事なのですが、英語に堪能でない私たちにとって、このような記事の端はしから、東南アジア諸国の最先端のローカル環境が読み取れるかもしれません。
ローカルスクールとは言え、あくまで中堅層以上の市民に対する話だと思われますが、それだけを見ても日本の今以上の学習環境は、十分整っており、生徒間の学習環境も高度な就学をするのには問題ないといえるでしょう。
しかし、ペーパーワーク重視の日本の学習方法に対して、異なったアプローチをするシンガポールのそれは、現場主体で柔軟な実力主義をとっているために、学習の中身が濃厚で無駄がなく、留学・編入のサポートはしっかりしているそうです。
私立より公立のほうが、しっかりしているという話も、学力の底上げに力を入れている点で、最近の日本の学習とくらべてしっかりしている印象があります。
最近の東南アジアは、以前よりの格差はいまだあるとはいえ、かつてのそれとは違って健全な発展を遂げており、本気になって国際社会に通用する国をめざしているように思えます。
日本の教育は、かつての競争教育を捨て、英語教育にほとんど力を入れない期間が長すぎたように思われます。
今後の日本を思う時、一番のネックになりうるのは「コミュニケーション力」と「柔軟な思考・交渉力」の欠如は、今後国際的にも変な誤解を生んでしまう怖さをはらんでいるような気がします。
「8割が海外留学」「思考能力が鍛えられる」・・・詰め込み教育のイメージがあったシンガポール名門ローカル校の魅力
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43866