くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

小さな一歩、でも日本らしい技術進歩と在り方

多くの苦難の中での元MRJ改め、スペースジェットとして地道に開発が進行している日本初国産(純国産でないところが少し残念)ジェット旅客機の今は、アメリカからの大口受注からも見放されながら、地道に進んでいます。

そして、技術国日本にとって、明るいニュースが流れましたが、下のニュースがそれです。

 

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三菱重工、スペースジェット用エンジン「PW1200G」国産完成品を初出荷 - トラベル Watch

 

 かつて日本が戦後の貧困の時代に戦時中培った技術を、応用発展させて石油タンカーや自動車など、今日本の主力産業になった製造業の礎になったことは有名なことですが、今危機を迎える製造業にあって、唯一アメリカから開発禁止されていたじぇっと航空機開発の再開の火蓋を切ったのがMRJ・スペースジェットでした。

その希望の技術をエンジン以外は国産技術を使った国産機として、量産化への飛行実験が思うように進まない現状でも、コツコツと努力を続けてきたわけです。

 

その過程で、唯一国産技術でなかったエンジンに関しても、OEMであっても一から組み立てる技術を成し遂げたのは、地味でも大きな一歩だと言えるでしょう。

こうした日本のお家芸だった、基礎研究力や技術力の向上は、最近人材不足や資金削減の憂き目で、加工しており危機感を感じる人も多いと思いますが、それでも着実に積み上げがされていることが、この記事でもお分かりいただけると思います。

 

日本人は、比較的器用な手先と緻密な思考性を生かした精巧な製品や、我慢強く基礎研究をできる点で、他国に優位性がありますが、こうした伝統は今後も子供たちに引き継いでいかなくてはなりません。

一方で課題は、商売上手ではない点でアメリカや中国に学ぶべき点を補いながら、才能を多様化させていく必要があり、少子化の中でより子供たちの価値は、個人単位でなく国単位で良質化する意識が求められていきます。

 

ひと昔は、他人の子供でも、悪いことをすればしかり、良いことをすればみんなで褒めるという習慣があったものの、個人化の流れでご近所の付き合いも減り、孤立化した結果は、国土の狭い中で人がひしめく日本の生活には、マイナスでしかありませんでした。

これに便乗するかのような、個人的な問題や事件が煽られ、本来の日本人が持っていた人情や助け合いの心を止めさせる動きが、国内で常習化しています。

 

ここで、思い返していただきたいのは日本人の原点で、原点が何かは人様々になるでしょうが、祭りが好きで人懐こくて自然を敬いながら、限りある資源を大事に使い育ててきた私たちの先祖への敬意と、真にある想いを伝えていくのが、最低限の義務なのではないでしょうか。

 

最近、賛否両論出てはいますが、天皇制のあり方について変えていく意見が出ている一方で、脈々と受け継がれている男系継承の堅護を再確認する人も増えています。

上で書いた意見とこの意見を出す者は、共通しているのは、日本をよく思わないもしくは何らかの方向へ変えていこうとする国内の動きと関連がある気がします。

 

技術を継承するという明確な伝承はわかりやすいですが、過去のしがらみも含めてハードルが高いのは間違い無いですが、余計なノイズに惑わされずに日本人としてのアイデンティティ、つまり世界での存在価値をどう示していくかによって、その道筋と未来は決まっていきます。

どちらを選ぶかは、結果を待つしかありませんが、筆者がどうこう言っても変わる者ではないので、判断は皆さんに委ねられますが、筆者は自分なりの日本人像をビジョンとして持っており、そのビジョンに沿って啓蒙していくしかありません。

 

その先に見える日本の存在価値を示す未来が、きっとくると信じているからこそ、書きたいことを書かせてもらっているわけですし、その手助けを今後も続けていきたいと思っています。

 

最後に、個人的嗜好ではありますが、まもなくSTARWARSシリーズ最終話公開されますよね、その名セリフにかけて。

 

フォースと共に、あらんことを。

 

日本にとっての、フォースとは何なのでしょうね。