コロナのせいで市場が変わるって本当なの?
マスメディアの報道で、当初AIが職業を奪う敵のように言われたことが、過度な印象操作につながってしまいましたが、実際は着実に貢献は進化していて、特に莫大な時間や手間がかかっていた分野で、私達の仕事を支えていて、そろそろ大いに役立っている点を評価する段階です。
急速にこの分野の進化が著しく、むしろ課題はそれを使う人間側にあって、データを活用できず宝の持ちぐされになっているのが現状ですが、従来でも帝国データバンクのような情報があっても有効活用できていなかったりしたことを考えると、データベースと人間の間の敷居は大きいです。
特に日本人は学校の基礎教育の段階で、金融つまりお金の使い方だったり、数字の見方を学んでこななったために、無意識に数字に壁を作ってしまい、見やすくするはずのグラフでさえ簡単なだましを見抜けなかったり、仕事の面でそもそもその心の壁が作業効率を下げてしまっていないでしょうか。
アメリカでは当然ですが、近年のアジア諸国やアフリカでも、教育は知識よりも応用に力を入れていることからも、記憶した情報をどう応用するか、活用できるかを重視する教育に力が入っているように見えます。
日本の教育がなぜ単なる知識の記憶力重視に偏ったのかは、敢えてここでは語りませんが、現実がそうである以上各個人で修整していくしかありませんので、それを前提書きますが、AIの出した多くの貴重な分析結果は、その応用力によって初めて生きるもので、今後スパコンの価値がますます高まるように、人の価値は料理人や芸術家の考え方が求められる時代です。
地方創生と言う考え方においても、本来は中央との相対的なものと捉えすぎると、大きな落とし穴にハマったりロスも大きくなりますが、ITによって意識される市場を世界の意識が押すようになった時代には、本来地方と中央の区別さえささやかな違いに過ぎません。
そう考えれば、自分が住んでいる地域に絞るのか全体を狙うのかによって、行動する方向が変わりますから、まずはその認識から実際に人集をめるべきか、ネットマーケティングに集中するか棲み分けます。
前者であれば人材不足と言われますが、作業範囲や趣旨を明確にすれば人は集まりますし、後者なら極端に言えばひとりで事業を運営出来るため、資源を集中できるわけですが、これまでの慣習を引きずっていると、この割り切りができず余計な労力をムダに使います。
職種によって既に決まってしまいますが、どちらであっても大手企業である親会社があれば、市場調査にAIが必ずかんでいるので、直接AIを使う事は無い業種でも、経営者はその影響力は考慮に入れていないと突然切られたりしかねませんから、他人事のようにしてはいけません。
直接関わるべき業種なら、最も身近なのはgoogleを使うのが一般的ですが、そのマーケティングツールに使うのがSNSなので、使うSNSの特徴を比較してどれか1つでも慣れておくのが必須です。
今後は、本来公開されない企業秘密的な情報や、個人情報でさえも様々な端末センサーの進化の前に1は、丸裸にされる時代に入っていますし、それを撹乱する印象操作の方法も高度になっていますから、個人が過度に情報秘匿しても企業が必要とする情報は、行動でほぼ取得できてしまうので、むしろ素直な行動すべきで、意識をより正しい方向へ改善したほうが、結果的に全体にメリットをもたらすでしょう。
その結果、自ずと市場は健全化される事になるため、その流れに逆らう行為は個人企業に関わらず無意味で逆行ににしかなりませんので、無駄な抵抗は今からやめたほうが結果的に幸せです。
アフターコロナとして、過去と未来を切り分ける動きが昨今目立ちますが、本来ウイルスが直接原因で時代が変わったわけではなく、AIの普及によってそれに合わせた環境づくりに世の中がシフトしようとしているだけです。
私達はAIを意味のない警戒心で遠ざけるのでは無く、それによってどの職種が淘汰され淘汰されつつある職種はどう変わっていくべきか、経営者を筆頭に個人においてもAIの分析を丁寧に見ながら、仕事の在るべき形を変えていく投資を考えて行くべきでしょう。