確定申告で始める、自分流ライフのススメ
便利でお得を誘う情報源が人気の的ですが、即効性のあるとされる情報源ほど、どうしても使い古されてしまうという運命にあります。
一時的に目には付きやすい情報から、応用して自分流のお得感を見るけるスキルは、有料でもなかなか見当たりませんよね。
それは、実際に成功した実感を持てるほどの人が圧倒的に少ないからでかつ、その価値を過剰に評価しやすい情報環境に大きな問題があるからでしょう。
では、自分流に価値を見いだせるお得情報はどのようにすれば手に入るのでしょう。
ごく普通の収入なのに…子ども2人を抱えながら40歳で1700万円貯められた理由とは? (All About)
この答えには、多くのスキルが絡んできますが、筆者も正直成功者ではありませんので、手始めに一般的なサラリーマンの立場で見た、場合のスキルについて考えておきます。
企業に雇用されていれば、厚生年金加入で折半で会社が税務申告するケースが殆どだが、最近自身で申告する人が増加していると聞いたことがありますが、このお金の管理を、ご家庭の主婦が当たり前にするスキルを、雇用者だと面倒に感じたり、依存してしまうことが往々にしてあります。
ただ、世の中は資本貨幣経済の真っ只中であり、お金の流れを理解し調整するスキルは本来誰もが欠かせないものであるはずですが、今会社の第一線で活躍する多くの男性が、一歩家庭へ戻ると全く無視やお任せになる現実には、目を塞ぐ人が多いのではないでしょうか。
この課題をクリアするのに手っ取り早い方法は、確定申告を自分で毎年実施することで、実際に自己申告してみるとよほどの兼業していなければ、ネットで手続きできてそれほど面倒でもない事実に気づきます。
この簡単な解決手段が、働く企業方針に左右されることが多い諸氏には、経験のチャンスさえないまま、今に至っているかもしれません。
よく家計簿をつける習慣をつけよう、などというノウハウ記事を見ますが、筆者の経験……単にズボラなだけかもしれませんが身につかず、むしろ確定申告の方が楽々できてしまいました。
おそらく多くの、特にご自身の資産管理を敬遠されてきた方にとって、確定申告は正当な国民の納税義務によって、国民権利を堂々と主張する意味でも実益がありかつ、お金の仕組みにも関心を持ちやすい面もあって、合理的ではないでしょうか。
昔のようにせっかくの休日を台無しにして、長い列に並んだ挙句に慣れない専門家の指示に明け暮れる無駄な時間を持たずとも、ネット環境さえあれば比較的自由な時間に手続きが取れるのは、やってみれば目から鱗の体験になるでしょう。
サラリーマンの中ですでに実施している方は、蛇足になってしまいますがまだまだそうでない人がいると思いますので、ぜひ今年の確定申告は自身で行うことをオススメします。
もし、会社によって禁止まではないにしても疎まれる場合はあるでしょうから、実施が困難な人もお見えでしょうが、そんな方でも税務署のサイトを開いて書式を確かめたり、税務関連の本やネット情報を暇な時に読み込んだりする習慣は、きっと人生に大きな変化を起こし、可能性を広げる一助になるでしょう。