くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

国際市場へ進出する小規模企業に光「リーガルテック(LegalTech)」

先日放送されたWBSの特集で「リーガルテック(LegalTech)」

を知りましたが、すでに関心を持たれている企業さんも多いかとおもいますし、筆者同様に期待する企業も多いかと思いますが、企業が単体で闘わなければならない市場進出において、心強いサポートが得られるこの組織の存在は、いよいよ日本が国際社会に向けて本格進出する下地ができつつあることを意味するかもしれません。

 

IT技術によって、膨大な人材やノウハウを必要とした時代に、廉価で素早い手続きや行動に必要なノウハウを、無料もしくは破格のコストで利用できるのは、大手企業であっても時短の効果や、小規模企業にあってはコスト人材の補填にも効果が期待でき、これから国際市場を見据えた起業を考えるスターターにとって有効な制度です。

 

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特に新興市場の最先端で競争をもとめられる、海外派遣先市場での海外のさまざまな慣習や法律が大きな壁になることが、体力に限界のある企業には大きなネックになっていましたが、この制度は充分ではないにしろ大きな足がかりを作る心強いものであり、組織規模はまだ十分ではありませんが、法律や規格のエキスパートと手軽にパートナーを組める仕組みは、国内企業にも有益です。

WBSでは、具体的な企業を例にそのメリットをあげていましたが、その中でいかに進出のためのサポート企業が充実しているかがわかり、自社に必要とする進出ノウハウをいかに利用しやすい環境になっていることがわかり易く説明されていて、独りで抱え込んだ多くの本業以外の難問を共有する下地を利用しない手は無いでしょう。

 

 一方で、まだ不十分と言える人材確保が今後の課題でもあると思いますが、法律などの高度な専門性が武器になるものの、難易度の高い国家資格取得や限られた企業による閉鎖的な業界、加えて国内でキャリアを積めるチャンスは海外のそれに比べ、限定的だと言わざるをえません。

汎用性の高さを身につけるには更に経験値が必要で、この人材の育成と確保が成功の重要な分岐点になると思われます。