対ヘイトスピーチは周りからではなく、自らが勝ち取るもの
回を追うごとに、大きな話題になっているこの映画作品、筆者はとても見たくて仕方がない映画のひとつですが、たぶん私的な事情で見に行けないかもしれませんが、
それでも注目はしたいと思い今回記事に取り上げます。
予告編を見るに、一見アメリカ独特のショーアップムービーに見えてしまうこの作品のその根底にあるテーマ「ヘイトスピーチからの脱却」という、アメリカが長年病み続ける遠大な課題にへのたくましいエールとも取れる作品になっているようですね。
それぞれが抱える壁を超えようとするその姿が、見る人を感動させ正しい道へ導く。
作品の根底には、闇から救われるチャンスを他力本願に頼らない、人ならばだれもが内に抱える避けられない壁を超えるヒントが、にじみ出ているように見える点で、単なる米国流ポジティブ映画とは、一線を画しているのでしょう。
見る人が増えるごとに反響はおおきくなるという期待が 高まります。
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筆者が元々好感をもっている俳優が出演していることもありますが、 昨年公開された「ローガン」で実年齢より上の難しい役をこなした、ヒュー・ジャックマンさんの新境地を拝める作品としても期待したいところ。
しかしながら、この作品のテーマからして注目したいのは、脇役を固める登場人物達の姿であり「自分が抱える壁」を自力で乗り越えようとする、人が本来からもっているとても貴重なモチベーションがきもなのでしょう。
これからの時代が、AI化する生活環境やよりデジタル化により社会効率の追求が優先される時代なだけに、本来中心であるべき人のある意味では理想的な姿が、この作品の根っこにあるのではないでしょうか。
新しい時代を迎えるにあたって、私たちが決して忘れてはならない重要なものが、この作品を支え観る人を感動させる原動力になっているのでしょうね。