くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

国同士の利便性が楽なら旅も楽しい、その可能性と恩恵の大きさ

国の維新をかけて始まったMRJ開発への道のりは、蓋を開ければ決して順風満帆なもではありませんでしたが、それでも今更やめられないのか、日本のソコヂカラの現れなのか、できればいいところを見せたいばかりの筆者にも、見て見ぬふりはできないほどその執念は追わずにいられません。 

 

www.sankeibiz.jp

MRJの三菱航空機、債務超過解消 重工が2千億円支援 - SankeiBiz(サンケイビズ)

 

筆者推しの、テレ朝「ガイアの夜明け」でもシリーズ化されているこの開発への取り組みは、おかげで多くの人に知られるものですが、国際化時代の課題に取り組む日本がチャレンジする姿を象徴しているように思います。

 

 

さて本題です、

国際化に伴う課題は様々ですが、その中に企業間の国際規格のすり合わせの課題とは別に、私たちの生活に身近な課題も少なからずあって、最近お手軽になった海外旅行が一般的になってきた風潮は喜ばしいものですが、それでも地味ながら超えねばならない課題は山積しています。

 

日台運転免許相互承認 台湾側が電子化を要望 年間20万件超の申請 | 観光 | 中央社フォーカス台湾 MOBILE

 

その一つとして紹介する記事が上のもので、より短であっても中国の政治の狭間で親日を通す台湾、その台湾への観光客は増加傾向にあり、韓国旅行と合わせて近くて遠い観光先の一つとして注目されているようです。

筆者も趣味の自転車でのドライブのせいもあって、自転車での環島(島をぐるっと巡る)観光しやすい台湾はとても関心が高いのですが、海外旅行には自転車より自動車で公共機関ではなかなかいけない地域観光も注目されます。

 

その利便性を高める国際免許の改善は、セキュリティもあって実現には課題も多いのですが、日台の親密性がその壁を乗り越えようとする話題は、とても嬉しい話です。

渡航ビザの要否もその国同士の親密さを図るものですが、この国際免許手続き緩和の取り組みはそれに上回るメリットを持っており、特に他の国に比べ台湾の幹線道路は、私たちにも利用しやすく台湾の観光シーンを飛躍的に楽しくするでしょう。

 

もちろん問題もないわけでなく、台湾の都市部における二輪車の交通事情は、日本のそれとは違って認識の相違や混乱が予想されますが、負の問題より正の課題を優先して実行することは、地域活性化にとても有益な取り組みであり、私たちの国内の諸課題解決にも取りれるべき手法の一つでしょう。

国内全域を有効活用するに重要な、血液となるインフラ利用に関わる法整備と、それをつなぐ自治体の柔軟な行政はセットであり、台湾のように柔軟な目的に沿った改善姿勢を私たちも学ばなくてはなりません。 

 

今回は苦しい話題と楽しい話題を両方紹介しましたが、双方を考えるバランスを見直す重要性を示すヒントなるかもしれません。

 

 苦しい課題も、実のある課題を優先的に取り組めば、モチベーションは継続していくでしょうから、課題解決に成果を感じない自治体があるのであれば、課題解決の優先順位を事あるごとに見直す柔軟性は忘れない方が良さそうです。

これは地域に住まう住人へのメリットも多くなる事ですし、自治体の限られた予算を有効活用する妙案でもあるのですから、重い課題より軽い課題を先に解決して、自分たちだけでできる事を積極的に実行する習慣をつければ、勢いもつきますしその中で国がすべき事と地方がすべき事の明確な実感と判別にもつながります。