エコ企業LEGO社、環境配慮の新素材開発に巨額投資
4月、名古屋へのLEGOランド建設発表から、関連記事を追っていますが、今回紹介記事では、2016年から始まる、LEGO社の新たなエコ材質開発への投資という、明るい話題です。
LEGO社の商品は、当初より材質はプラスチック(ABS)製ブロックですが、今までは子供が扱うだけに、パッケージ・製品の小規模な改善はあったと思いますが、素材製造工程ではまだ十分エコとはいえませんでした。
この問題解決は、同社にとっては企業の性質やコンプライアンスの面に於いても、今まで同社の最もホットな究極的課題だったはずです。
同社は、この問題にいよいよ終止符を打つべくして、行動に出たようです。
CO2排出量が低くサステイナブルな(持続可能な)材料の開発に多額な投資を始めようといています。
製品素材が自然環境にダメージを最大限与えないように配慮する事は、企業としての未来を見通した、前向きな主張としての効果が期待できるでしょう。
そして、改めてLEGO社の企業概念を世界に再認識される、格好の機会となり得るのです。
このような企業の施設が、近い将来名古屋にオープンする事は、今後航空機産業・交通インフラ産業を主軸とする、地域発展を目指すこの地において、相乗的な活力と未来への希望を、期待させてまた、大いに地元産業の刺激になる取り組みです。
誘致を決める段階で、このエコに最も取り組んでいる企業として、期待があったことは間違いないはずです。
さあ、これからが楽しみになってきました。
東海地方もいよいよこれを刺激や起爆剤に、大いに奮起するとともに、環境配慮を踏まえた企業誘致・街づくりをしてほしいと期待しています。
LEGO、環境に優しい新素材開発に180億円を投資。2030年までにABS樹脂を置換 - Engadget Japanes
http://japanese.engadget.com/2015/07/08/lego-180-2030-abs/