くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

ニオってる? 新堀川のナゾと歴史とオシイ話

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  名古屋市には市内の中心を南北に海から名古屋城までつながっていた人口の川、堀川が今も流れています。

 しかしこの川は海運手段として活用されなくなって以来、東京の隅田川や大阪の淀川などと同じように、河川汚染が問題視されてきました。

 

 何度か調査がされたり改善され汚染対策されたのですが、根本的な改善に至って稲野のでしょうか、ここ何年か前から近隣から悪臭の苦情が舞い上がっているようです。

 筆者も納屋橋など徒歩で渡ることがしばしばありますが、臭いが気になっていました。

堀川のにぎわいづくりと新堀川の浄化について 名古屋市議会・議案外質問でこのテーマが取り上げられました。

www.city.nagoya.jp 

 堀川は、名古屋城との歴史的なつながりがあったり、名古屋市内でも昔から繫華街ダッタ「納屋橋」があったりで、話題になりやすい川なので、市民運動もあったりしていい意味で盛り上がったりします。

 

horikawamachi.net 

堀川1000人調査隊

 

 

 ところで、名古屋には堀川の他にもう一つ街ノ中心を南北に流れている、人口の川があります。

 それは……「新・堀川」です、決して昨年大ヒットした某怪獣映画のタイトルに乗っかっているわけでなく「堀川」と「新堀川」はあるんですネ、決してネタではありませんのでアシカラズ。

 

 で、この新堀川の出来た経緯も堀川と同じで、名前だけじゃ無く今起こっている問題も、同様に臭いでの対策に苦慮しているのです。

www.asahi.com

 

 この新堀川も名古屋市街、堀川の東側を南北に流れているわけですが、繫華街では無くて外れた工場や住宅街を中心に流れていたり、市街に至る大須の東「上前津」でパッタリと消えているので、市民でもあんまり印象に薄い人も多い川です。

 市内を流れる川では結構大きい川なので、近くを通れば明らかに川と認識するのでしょうが、それだけっていうほど印象に薄い実感がありますが、堀川同様にそれなりに歴史も古く貴重な川なんですね。

network2010.org

 

 

 さて、一昨年大阪道頓堀を尋ねたときも、堀沿いの遊歩道を歩いたとき、臭いが気になったのですが、堀川も特有のヘドロ臭が鼻につくため、せっかく開発した遊歩道も、京都の桂川のように、のんびり散策する気にはちょっとなれません。

 ただ、ここ最近の名駅開発の勢いに乗ってそのすぐ東に位置する堀川周辺やその東国道19号線付近の再開発が計画されているだっけに、限られた予算で、臭い対策をどうすすめるかは、重要なカギになってくる時期に、差し掛かっています。

 

 そして、堀川程観光化に貢献いにくいのが新堀川ですが、当ブログに以前にも書いた金山総合駅からJR鶴舞駅に至る、JR中央線の路線下の商業化開発に関わってきます。 

 記事では、原因が解明されず、その対処に二の足を踏んでいるのが読み取れますが、科学反応で発生するだけに専門家の根拠のある検証は止むなく必要でしょうから、名古屋城観光を盛り上げるにも、キチンと素を断っていけるようにしなければならないでしょうから、新堀川も堀川とセットで解決したいころです。

 

 この堀川の異臭対策は、市民にとっても常習化しているせいか「またか……」と言う意識でしかなく、慣れきっていますがこと名古屋市観光都市化においては、今後名古屋城木造化よりも重要なファクターになりかねない問題ではないでしょうか。

 現状あまり大きく取り上げられませんが、名古屋市繁華街のど真ん中、名駅と栄を隔てるように南北縦断している川だけに、この対処の手抜きは、観光名古屋の開発に致命的な問題になりかねない、キモだと思っています。

 

 

 名古屋市はもちろんですが名古屋市の在る東海地方では、山間部にかかわらず都心部でも、昔から岐阜山間から流れる水が平野部にも潤沢に利用でき、水道水でも湧き水なみに美味しい飲料水が飲めて、名古屋市内でも浄水器要らずの地域です。

 産業でも、昔からこの奇麗な豊富な水が利用できたことで、岐阜西部から愛知東部に至る平野部では「繊維業」発達した歴史がありますので「水のきれいな・美味しい」地域としてのイメージを、周知するためにも産業歴史的に重要な二つの人口川の悪臭課題は、とっても「オシイ」残念な話ですネ。 

 

 アイドルの「寿命」って? 地域に欠かせない存在

 

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 つい最近、アイドルグループのお一人が急な様態変化によって、お亡くなりになられたニュースは、関係者ならずとも悲しいことですね。

 アイドルと言えばまだまだ若い前途有望な若者なわけで、これから羽ばたこうという時期に、誰も予測できない死を迎えなくてはならなかったのは、とても残念な話ですし多くの人の目に触れる機会の多い業界だけに、その死の意味もより複雑なものになって、さまざまな影響があるだけに、無視できません。

 

 

 さて、今回のお題は今まちおこしにも大活躍している、アイドルを取り巻く変化について記事りますが、今時アイドルは不変でなく、作られたものからより普段使いの形態へ変わろうとしているのかもしれません。

 つまり、レコード印税で食える時代でなく、歌って踊って、ドサ回りする大道芸で、作られたアイドルより人間らしいキャラが求められるのかな、と思われます。

 

 愛知県を拠点に全国区で活躍中の「ボイメン」ですね、、地域振興の面で筆者も注目していますが、彼らは全国区(またはアジア圏)を視野に入れながらも、ローカルや深夜帯の持ち番組で、色々とアイドルの可能性を模索していて、好感が持てます。

 ご当地(東海、全国区?)で深夜帯で放映されている「ボイメン・ツタエルトラベル」や「忍者ボイメンくん2」などを見ていると、メンバーそれぞれのキャラの引き出し方がとても面白く絶妙で面白かったり、なにより作られ感が無くイキイキとした彼らを応援したくなりますね。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 筆者は、アイドル全盛と言われた昭和時代から当に王道のアイドルたちをリアルタイムで見てきましたが、飾られたアイドルの時代から、今や地域アピールに無くてはならない「アイドル」は、大きく変わってきているようです。

  筆者の世代では、アイドルと言えば、西城秀樹山口百恵松田聖子やジャニーズなど、東京中心に活躍したスターを思い出してしまいますが、その影で芸能人と呼ばれるタレントさんは、地方巡業(古っつ)など、名前を売るためにオフなどに全国を回る慣習は初期の頃からあったわけです。

 

 その発送を覆して地方からアイドルを育てる手法が、某氏(あの秋元氏です)のおニャン子から始まって、AKB48でアイドルの性質をも変えて、今やすっかりスポーツ産業のように地域密着化を定着させました。

 そう言った地方アイドルの手法は、日本独自のビジネス形体として、アニメマンガと共にアジアを中心に拡大したのは、喜ばしいことです。

 

 アイドルの役割が大きく変化したキッカケとして、21世紀前後からアイドルが低迷した時期があったのがひとつの引き金となっているようです。

 詳しいひとなら何となく記憶の残っている方も多いと思いますが、そのアイドルの寿命と言う一つのバロメーターがあって、それが伸びていると言われているようで、時代のニーズの変化に伴う、アイドルというサプライの変化と捉えられる、ちうことでしょうか。

なぜアイドルの「寿命」は2010年代に入って劇的に伸びたのか(柴 那典) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

gendai.ismedia.jp

 

 上の記事でかつて「寿命」やひどい言い方では「賞味期限」などどいう、まるでアイドルをJASで規格された製品のように比喩されていた時代があって、今でもそうなのかもしれませんが、マーケットの冷え込みや変化があって、もう少し人間的なものに変わっているのかもしれません。

(記事引用)

音源よりもライブで稼ぐ時代

では、なぜ「音楽は売れない」のに「バンドもアイドルも生き残る」時代になったのか?

そこには、一つのシンプルな解答がある。

音楽業界の構造が変わり、いまや音源よりも興行が重要な収益となっているから。つまり、CDよりもライブで稼ぐ時代になっているのだ。市場規模の変化をグラフ化するとそのことがハッキリする。

縮小が続く音楽ソフト市場に比べ、ライブ・エンタテインメント市場は好況だ。10年代初頭から動員数も売り上げも右肩上がりで拡大が続いている。

ぴあ総研の調べによると、2015年の音楽ライブ・エンタテインメントの市場規模は3,405億円。2010年からの5年間で2倍以上に市場が拡大した。この数字は、前述した2015年の音楽ソフトの市場規模(約2,544億円)をすでに追い抜いている。(上部記事一部抜粋)

 

 一頃アイドルに限らず歌をなりわいにしたタレントは、CD全盛期をもって、売れまくった時期がありました。

 その成功事例を引きずったタレントは、今や消えて行った経緯がその寿命と言う一つのブームと捉えられるのでしょう。

 

 しかし時代はITの時代を迎える中で、今や話題になっているアイドルは、ファンとの触れ合いを重要視アイドルだったりするわけです。

 今や、音楽を売ってなんぼより、ファンと接してグッズを直売するのが主流とのこと、コアなファン層である若い世代が減少する過渡期において、最先端の技術とは逆行とも捉えられる昔ながらのドサ回りが支持されるのは、ある意味ホッとします。

 

 特に日本人は、横のつながりを重視してきたこともあって、横の文化共有はツボなのでしょうし、理にかなっているということかも知れません。

 ただ、海外市場でも、近い文化を持つアジア諸国でも、少なからず受け入れられていることから、これからもしばらくはアイドルの寿命は伸びていくと思われます。

 

 また、アイドルのファンになる方々でそのコアになる層を「オタク」と呼んだりしますが、オタクでなくとも密着型のファンとの交流ともなれば、開催地域のコンサートやイベント会場への移動は、大変なことですね。

 ただ会場となる地域にとっては、先に話題の「君の名は。」の聖地になった飛騨高山の例でもあるように、ファンが地域にお金を落としてくれるので、ありがたいことですよね。

 

 そういう点では地域交通の利便性の向上は重要ですが、ここでアイドルオタクに取った統計で面白い記事をみつけましたが、一説には開催地域によっては、その都度交通の便が違っていて、ファンの足に大きな影響を及ぼしているとも言います。

 単に東京で開催すれば、だれでも交通の便がいいとは限らない、つまりファンの出発する起点と、会場の終点が相対的に変わるので、一概にベストな会場を特定するのは困難かもしれないと言うことですが、このことは開催側・主催者側から見ればイベントを組む際に、よほど考えないと客足を減らしてしまう原因になるのは、注意が必要だということでしょう。

遠征好きアイドルオタクに聞いた、どこからが遠い?調査結果

www.womaninsight.jp

 

  筆者の同僚にもアイドルオタクを極める方がいますが、やはり共通の想いをアイドルを核にして繋がりたい思いが強いと言います。

  この前久しぶりに、かつて将来を嘱望されつつも自殺をされた名古屋市出身の女性アイドルの特番を見て、筆者世代なりの往年の想いを思い返しました。

 

 今や、アイドルの存在は若い世代の特権に限らなく、さまざまな年齢層に支持されるのは、アイドルの持つ役割が広がったからでしょう。

 アイドルの寿命が伸びたと言う記事は、高齢になりつつある筆者にとっても、ワクワク出来る存在として、不可欠な存在だと、改めて実感できたお話でした。

 

 

MRJを評価したことで見える、世の中の動き

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 手厳しい話題にはなりますが、ここに来てMRJ話題は単なる未来絵図話題ではなく、現実的な問題として頭をもたげてきました。

 

MRJ初号機の納期を5回延期、三菱重工業の組織的欠陥(前) | データ・マックス NETIB-NEWS

www.data-max.co.jp

 

 そう、メーカーの母体である三菱重工の企業体質です。

 

 この話題は以前にも取り上げていますしその他でもいくつか取り上げいますが、東海地方の問題にとどまらない、旧態依然の日本大手企業の根幹的な問題であり、東芝やかつてのっシャープなどの業態に関わない気質的な問題です。

  この話題は日本の企業にとっても避けられない問題だと考えられますが、西洋で発達したカンパニー制から、日本独自に発展した結果の集大成とも言える課題ではないでしょうか。

 

 カンパニー制と言えば、江戸時代末期に長崎でグラバー園で知られるグラバー氏が、坂本龍馬らに伝えた組織経営の手法から始まった際に、三菱の創始者が彼らの事業に投資したのが根幹にあると聞いています。

 その三菱の末裔は、財閥として巨大化し、その後解体されるも結果的に、市場を見下ろすほどの独占的立場として君臨する大組織になりました。

 

 その三菱重工に限らず日本独自に発展した財閥企業は、すく少なからず日本の、閉鎖性や特殊性を高める要因になったと考えられます。

 国内の多くの企業が財閥によって支えられ発展した結果、末端に行くほど国際的な市場開拓苦労していると思われます。

 

 その根拠は、国内の市場が独自に発展しすぎたせいで、国内で発展した販売ノウハウは、役に立たない、特にマーケットノウハウは、一からのスタートせざるを得ない企業が多いために、自由競争の原理が、標準化された大企業のヒエラルキーによって阻害されているために、その脱却に多くの時間を削がれているようようなものです。

 日本は大手企業の護送船団方式で守られてきた経緯からも、大手でさえ、一部の除いて国際市場に触れる機会が遅れており、その分経験値が少ないため、せっかくの技術的優位性が、十分に評価されていない残念な状態であり、当にMRJが直面している課題と合致するのです。

 

 日本の産業振興にとって 、家電事業が韓国や中国に持って行かれた今、自動車産業なもEV化の方向でアドバンテージが小さくなるとみられ、ネットやインフラの効率化によって、より海外とのお付き合いは身近になっており、その分公共工事、インフラ整備事業、航空宇宙産業などのセット事業は、大口の収益が見込める事業だけに、小国日本にとって、負けられない分野です。

 その世界情勢に対して日本は国内のの準備が先進国の中で最も遅れていると言って過言ではなく、政府は慌ててパッチを当ててはいますが、土台時間を要するだけにどこまで追いつけるか、、その問題意識の高さに疑問が残るところです。

 

 こうした準備は、個人の問題意識を高めるだけでは到底追いつくはずもなく、政府の啓蒙や、お膳立てをわかりやすく国民に伝えることが重要ですが、残念なことに、政治は依然として国内のシ有力者の目を懸念してか、おおっぴらに実施できていません。

 その分、企業や国民の方向転換の意識は遅れて、それがさらに旧態依然仕組みの温存へと悪循環につながる恐れがあります。

 

 またネット社会によって、情報収集より便利になったと、安前向きに捉えられていますが、今アメリカで起こっている、正しい情報の精査の難しさや情報のコントロールで、逆に混乱をきたしています。

 これは、ネットモラルの国際的な約束事が定められていない事から起こる、誤解や悪用について認識が不足しているのが問題なんでしょう。

 

 今回は、私達を取り巻課題では、ITの急速によってそれに追いつかない現状と、ものづくりと言う仮想現実と相反する現実的な問題が、ここMRJの直面している問題一つからも透かして見えることを、記事にしたかったので書きました。

 私たちはは、情報の大海原に放り投げられたような状態に立た中で、今後より仮想と現実の精査を求められますし、融合と混乱はIT企業にとってチャンスであるとともに、旧態依然の企業にとっては、厄介な課題になっていくのでしょう。

レゴランドは名古屋らしい先行投資だけど、活かせるの?

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 いよいよ名古屋で開園2か月を切った「レゴランド・ジャパン」ですが、先日敷地内の施設が一通り完成して、マスコミへのお披露目があって、コンパクトにまとめられた充実の施設やサービスへの期待感を高めてくれました。

 名古屋市は何とかして三匹目のドジョウを狙っているようですが、以下のような冷静な分析をする方もいて、話題作りにはとても効果が期待できそうですが、筆者も東京……なんとかや、U……なんとかと勝負するのはちと苦しいとおもってます。

 

aki-webdesign.com

 

 

東海地方の盛り上げ方は、テーマパークだけでは終われない

 ただ、今後期待出来そうなのは、レゴ・ジャパンやそのあとにできる「IKEA」などの進出が立て続けに予定されているので、いっそ堅実な点で相性のよさそうなヨーロッパ、特に北欧の企業との文化を含めたタイアップを強化して、東京や大ア阪とは異なったアプローチで臨んだ方が、シアワセになれそうな気がします。

 

 名古屋と言えばコアな流行やこだわりが話題になるのが常ですが、流行と言えばファッションでも、名古屋らしいゴージャスなファッションやヘアスタイルは注目されました。

headlines.yahoo.co.jp

 当時の名古屋の独自性は、「豪華な嫁入り」にも現れるカワイくゴージャスさに徹底した「名古屋嬢」スタイルでした。

 今名古屋のゴージャスなイメージは残っているものの、メイエキの大きな変化にともなって流行やイメージを、少しずつ変えてきているように思います。

 

 河村名古屋市長に代表されるような、今までの名古屋らしさを追求していく流れを支持する人がいる一方で、若者層や移住してきた新興層の人たちによる、名古屋イメージの脱皮の時期に差し掛かっているのでしょう。

 この地域環境の大掛かりな変化が「進化」になるか「退化」になるかは、かつて東京が高度成長期に通過した変化と同様の、避けて通れない通過点なのでしょう。

 

 名古屋が地理的には近い大阪より遠い東京の文化や流行を意識異常なまでに意識してきたのには、いくつかの理由はあったにしろ、リニア新幹線でより東京との距離が縮まろうとしている今、ようやく日本国内の大都市として世界にアピールできる土台が出来上がろうとしています。

 その地の利のハンディが縮まることで、国内にとどまらない世界市場からの注目が高まると期待され、事実ようやく足踏みしていた名だたる企業も東海と言う空白のフロンティアに進出を始めたのです。

 

 この市場成長の期待膨らむ空気の中で、地域の住民は堅実な住みよさだけでは満足しなくなっているのでしょう、市民アンケートでダメ出しされたように、この地域のポテンシャルを産業や住環境以外では、全く満たせていない自覚を持ったと言うことでしょう。

 しかし一旦自覚すれば、何が必要なのかを自発的に追い求め、創り出すスタートラインに立てた事にもなるのです。

  

 

 レゴ教育への先行投資はどうです?

 折角ですので、レゴランド順調な仕上がりの最新記事を皮きりに、レゴランドの可能性について盛り上げたいと思います。
zasshi.news.yahoo.co.jp

 

  レゴは、プマプンク遺跡というトピックに注目して商品化をしていますが、目の付け所がとてもユニークで、教育玩具メーカーならではの楽しい文化・歴史創造の可能性をとても秘めたメーカーです。

 名古屋でも芸術・文化・歴史の話題は豊富で、今後この地方の何かを基に商品化されるといいなと夢も膨らみます。

okakuro.org

 レゴランドの成功は、今後名古屋市名古屋駅や高速道路からの誘導を、どのように利便性を高められるかにかかっています、うまくレゴランドの魅力を引きだせれば、よりこの地域の文化性を世界にアピールできるのではないかと、楽しみにしています。

 

 

名古屋式、プロジェクション・マッピングの使い方

  あわせて注目が高まっているプロジェクションマッピング、ようやく名古屋でのお披露目が実ったチームラボ、世界中で注目される新しい 「実験」は子どもたちの情操にどう関わって行くのでしょうか? 

nagoya.identity.city

 

 奇しくも この集団のプレゼンテーションは、レゴランドが軸にしている子どもの知育には、多くの点で共通しています。

事実、参加している子どもたちの表情が、それを証明しているのです。

 問題は、独自の機軸で取り組んできたレゴ社が、このムーブメントを、どう解釈するかですが、上手くコラボレーションして名古屋レゴランドで、初の試みとなれば、名古屋レゴランド双方に大きなチャンスを運んでくるでしょう。

 

 その他の切り口として、注目のプロジェクション・マッピングイベントがありますが、既存の施設でできるテーマにあった企画で利用するには最適なツールです。

 名古屋周辺では、結構初期から活用をしていて、名古屋では科学館前の白川公園で、ブラザー工業がプロジェクトマッピングの催しを したり、抜き打ちでスターウォーズマッピングイベントなどを開いていますし、三重県のなばなの里のイルミネーションガーデンはスケールが大きく、とても幻想的です。

netallica.yahoo.co.jp

netallica.yahoo.co.jp

 テーマパークは中部地方でも、三重県長島のナガシマリゾートや愛知蒲郡のラグーナ、三重パルケエスパーニャでもアトラクションで利用している通り、この地方は積極的にプロジェクトマッピングを利用していますので、レゴランドでの利用にも当然導入されて然るべきでしょう。

 ただし、レゴランドとしても、導入されるには、同社ならではのまっとうな理由が必要ですが、より子供向け特にエデュケーションに特化したマッピングイベントは、注目されそうですね。

 

 

 東京のような何でも屋では面白みがありません、味噌煮込みに入れるピリリと辛い七味のようなスパイスが鍵になりますが、筆者が提案したいのは、子育てであり、カルチャーの想像と発信です。

  東海地方は、堅実な生活環境が信条の土地であり、元来娯楽を謳歌するなど二の次三の次なくらいの生活の豊かさ重視の土地柄でしたので、ソコソコ楽しめればよかったのですが、この先人口減少の時代で「いかに人を引き入れるか」は重要なテーマになりますので、娯楽面をより豊かなものに変えていくには、大事なことだと考えます。

ROAD to MRJ と、私たち日本の人々の挑戦

  そういえば、久しぶりに「MRJ」の記事を書きますね……。

 

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 筆者が始めてパスポートを取得したころの航空機での海外旅行などは、高額で敷居の高い一種のステータス性がありましたが、今ではGWや年末など長期休暇シーズンは基より、オフシーズンでも週末の数日・日帰り旅行を海外で楽しむのは、珍しくもなくなりました。

 そんな当たり前になった移動手段を支える航空旅客機について触れますが、今日本は特に名古屋市中部地方自動車産業から航空宇宙産業への、大きな主軸産業の転換を国をあげ進めているのはご存知のことと思いますが、今回はMRJを通した航空事業のニュースを動画を通して見ます。

 

 そのきっかけになった筆者が参照したこの動画も、今日配信された下の記事からたまたま見つけました。

 動画は、ちょっと長いですが良くまとまっていて、最後まで飽きずに見れました。

news.mynavi.jp

 

 

  国産プロペラ旅客機が途絶えた後空白の50年。それだけに一昨年11月に愛知県の小牧空港での、国産ジェット旅客機初フライトの成功は、10年で5000機を見込む成長する航空市場への期待は大きく、ロケット打ち上げによる宇宙産業と日本柱で、次世代産業へ期待されてきました。

 航空産業は、ブラジル・カナダがほぼ独占する業界に加え、ロシア中国も参戦する中で、MRJ一機で50年のブランクに負けず挑む日本ですが、ここに来て当初の期待とは裏腹に度重なる過酷な試練の話題が多く、何度も初号機納入の先送りを発表しており、関係者でなくとも、先行きに不安を感じる人も少なくないでしょう。

 

 そうでなくともMRJ関連ではあまり明るい話題が続かず、初期投資を進めている地元愛知三重では、裾野産業として期待されながらも下請け関連企業は、集めた人材や設備を何らかの他の生産などに割り振らざるを得なくなっていて、混乱をきたしています。

 その中での今年の5度目延期は、地場産業への影響をさらに悪化させるものではあるものの、改めてかなり出回っているニュース・動画などの、開発からの経緯などを省みると、MRJで日本が挑んでいる「失われた50年(70年)」の技術復帰への道が、いかに過酷なのかが改めてわかります。

MRJ 131029 MRJ遅れの真相 - YouTube

 

 かつて日本が航空機に携わっていた時代に比べ、かつての自動車産業の様に西洋が機得しているとも言える、2社独占状態の航空産業の懐に飛び込もうとする日本のリベンジは、航空旅客機の命題でもある徹底した「安全性」「信頼性」にかかわる、膨大なルールをいかにクリアするか、に注がれています。

 この安全性を確保し信用を得るために、今や名を知らない人はいない航空機製造大手エアバス社でも、莫大な投資と20年の苦渋の試練を乗り越え、ようやく黒字を勝ち得た経緯を持つように、初飛行からまだ1年のMRJが採算ベースにたどり着くまでの試練は、容易に想像いただけるでしょう。

カメラがとらえた飛行機事故 - YouTube

 

 しかし、業態として超高額な開発投資と時間を要する事業への新規参入とは言えど、それほどの高いリスクを追いながらも参戦に踏み切ったのは、覚悟の上でありそれ以上に国内で疲弊する技術産業復興の可能性、産業が参画しやすい裾野を広げられる期待のほうが大きいからに他なりません。

 この試練は、過去のミッシング・リンクを埋めるべく理不尽ともいえる「世界標準化基準」への新たな戦いに挑んでいるのにも係わらず、今まで幾度とない延期に「何やってんの?」とぶーたれていた自分が、とても恥ずかしくなりました。

日本が旅客機を製造しなかった理由とは - YouTube 

 

 地元在住の地の利をいかして、MRJの初フライト当日はなんだかんだ言いつつも、車を走らせ見に行くほど舞い上がっていた筆者だけに、その分5度の納入延期のニュースは思いのほか残念でしたし、日本の技術力はその程度か?と侮っていました。

  それでもやっぱり、航空機産業でも素材や部品の信頼性においては、日本の技術は今でも世界最高水準であり、これからも負けることはないでしょうが、一方で新しい課題も見えていて、この課題に今の日本は苦しんでいるのですね。

 

 それは何かというと「市場を読」んで、それを高い技術力と「マッチング」して製品化する「技術の統合力」であり、その製品化です。

 

 日本の国内生産する部品や技術(サービス)は、単体で見れば「ジャパン・クオリティ」という冠たる評価がされるように非の打ち所がありませんが、それをまとめ上げひとつの製品として完成させ、利益につなげるまでの世界市場での経験値が不足しているようです。

 ここで、自動車や家電での日本製品のクオリティの高さで反論する向きもあるでしょうが、今日本が抱える問題はその技術力のおごりで無視し続け「ガラパゴス化」した、世界市場への無関心な姿勢だったと言えば、わかってもらえるでしょう。

 

 日本企業はバブル景気前後を頂点に、海外市場進出に成功したように国内では報道されましたが、現在に至るまでその間には、現実では韓国・中国などの新興国によって、技術面でさえ出し抜かれています。

 これはご存知のとおり、日本の基準を無理に世界市場へ押し通そうとした「放漫」が、世界が求める日本の期待を見逃した負の歴史に他なりません。

 

 航空機産業の中心を担う地のひとつである、愛知県に住むものにとって実感するのは、技術がありながらも世界標準に追いつかねばならない「ブランク」は基より、加えてその欧米が日本に課したこととは別に、世界市場を見誤ったために自らが「ハンディ」を課してしまったことが、次世代産業に影響していることです。

  それでも、こうした反省を伴うリベンジはすでに始まっていて、トヨタなど自動車産業でモジュール見直し・国際標準対応化だったり、家電でも新興企業などから「世界市場」スタンダードに柔軟に対応する空気が、育っているのは良い傾向です。

 

 海外への旅行が「ふつう」になった今、こうした意味でも国内識者の海外への取組みや、現役・次世代の国際事情への関心向上への施策・母国語以外の複数言語教育への啓蒙を、国家レベルで「ふつう」にするまでは、かつての失敗「ガラパゴス化」へのリベンジとは言えないのかもしれません。

  昨今幸いにも、国内は2020年東京オリンピック開催に向けて、良くも悪くもその気運が高まっているだけに、この上向きの空気を上手く生かしてほしいですし、MRJが直面している「国際標準」との隔たりも課題を、私たち一人一人がこれからの行動に役立てるために共有できればと思いました。

 

 

小型家電リサイクル法がもたらした「現実と理想」

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 高速道路のSA・PAの敷地内に設置されている、リサイクル品回収ボックスですね、こうした回収システムの進歩の象徴ですし、街中でもプラスチック類の再生化は軌道に乗った実感が強い方は多いと思います。

 このように日本は、資源の少ない国というコンプレックスをバネにリサイクル技術は進化し、私たちの認識では「リサイクル先進国」という認識を高く持っていらっしゃる方も少なくないでしょう。

不用なパソコン・小型家電の宅配便回収サービス 2016年日経優秀製品・サービス賞「 最優秀賞 」 を受賞 - リネットジャパングループ株式会社のプレスリリース

www.value-press.com

 

 でもでも実際は思っている程「リサイクル」よりも「資源輸入」というお付き合いに予算を割かねばならないという、ねじれがあるのが現実のようです。

 日本は国内生産された工業製品を、大量に国外へ売り込まないと採算が合わない企業密集国と言えますが、最近家電大手メーカーの統廃合の話題が示す通り、そもそも狭い市場でここまでメーカーが氾濫していたこと自体、尋常ではなかったという結果なのでしょう。

 

 さてリサイクルの話に戻ると、いわゆるリサイクル対象の希少金属は、金・銀・銅・ニッケル・タングステンなどがあるそうですが、それらの含有率の高い資源ゴミらは、IT家電・小型家電・通信端末です。

 ところがそれらは回収されにくくなっていて、不燃・粗大ごみとして、大量に埋め立て廃棄されているのが現実だそうです(モッタイナイ……)。

小型家電リサイクルの危機 回収、自治体頼みに限界 :日本経済新聞

www.nikkei.com

 

  でもある人は反論します「スーパー・役所・家電量販店で回収BOXがあるじゃないか」と、実際筆者も量販店の玄関口でよく目にします。

 しかし実際はほどんど回収されることはないそうで、一例ではボックスでの金属回収の当初見込み1kg/箇所が、実際40g程度、1割のさらに半分以下だそうです。

 

日本人はリサイクルが嫌いだった?再利用では後進国の日本

stonewashersjournal.com

 

 この話にはビックリですが、それほど携帯端末の回収率は芳しくなく、リサイクル製本の代表「PC」などIT家電も同様のようです。

 これは、やはり電子機器家電は通常粗大ゴミ扱いの場合、大型の機器は引き取り回収は業者へお金を出して引き取ってもらわなければなりません。

 

 PCなど購入の際時前にリサイクル料金を取られて、既得収益になったまま忘れ去られ、タンスの肥やしかめんどくささで物置の奥に押しやられています。

 携帯端末はさらに厄介で、資源意識がまだまだ浸透していないのか「思い出・記念端末」「コレクション端末」荷物にもならないサイズなので、残っていても忘れてしまう顛末です。

 

 日本人は世界の人々より貯蓄率が高いと言われ、それを比喩される「タンス預金」によって、円は崩落リスクが低いため、ドルが下がるとリスク回避され円価格が上昇することがよくありますが、あまり褒められた話ではないですよね。

 国内に眠るリサイクル家電は、まさしく経済の流れを悪くする「タンス貯金」のように、資源活用の流れを悪くする「タンス家電」とも言え、もはやリサイクル大国とは言い難い現実は、笑えないジョークでしかありません。

 

 リサイクルの現状を示す話題としては、先日TVで愛知県岡崎市の取り組みをやっていましたが同市は、リサイクル回収業者の回収量280t(人口の多い名古屋より多い)回収をしているそうです。

 ところが同市が見込む収益は、10000万円/tだったのが実際は10円/tだそうで、目論見の採算がとれておらず、資源の海外輸入頻度を高めたために、一般金属の再生された原材料価格の下落という想定外の要因に加えて、希少金属の回収率が手間がかかる上に、再生された資源の生産効率の悪さという現実もあるためだそうな。

 

 再生資源の再生効率の、低品位家電(貴重金属の含有率の低い一般家電)が、高品位家電(貴重金属の含有率の高いPC・携帯端末など)の1割しか取れないという悪さで、今後の回収効率の向上が課題です。

 それに懸念されるのは、鉄・非鉄金属などのリサイクル廃棄物が、中国や東西アジアなどに流出されて、さらに市場の旨みを薄くしていて、これは先にも述べた廃棄物の購入単価の下落で廃棄処理業としての収益性が出せないという、国内事情と言えるでしょうね。

 

 でも、ね!

 

 日本はトヨタ自動車の生産方式で知られるように、幸いにも既存のある工業行程の効率を上げることは得意中の得意のジャンルで、施設の低公害化のノウハウと併せて、世界マーケットにおける日本の存在価値を、きっと見いだせると期待してます。

トヨタ式が根本から撤廃目指す「7つのムダ」 | 自動車 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

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 日本式の云わば「モッタイナイ理論」は今後世界でどこまで受け入れらるかは、今後ひところのように地球資源の枯渇化が、いかに叫ばれるようになるかにかかっているかもしれませんが、自国に天然資源を豊富に保有する大国が原材料の市場をリードする限り、小さな問題だと過小評価されかねませんね。

 

 と言うことは、天然資源の効率化の重要性を世界に認知させる動きは、日本の将来を左右する重要なテーマのひとつとして、特に国内市場縮小が止まらない地域活性化の戦略としては、国を挙げてリサイクルマーケットを広げなくてはならないと言えます。

 日本としては今までのように資源の豊富な大国市場に依存した経済活動は抑えつつ、国家予算に余裕のない新興国(日本と同じような資源保有率の低い国も含め)向けの融資・技術提供での存在価値を高める動きが、生き残りの道です。

 

 ここまで筋道がはっきりすれば国が動くべきで、より集中した国家予算投資の見通しが立てやすくなるのではないかと思うのですが、未だ日本政府・企業はかつてのように、世界の中心に食い込めると思い込んでいる節があります。

 この流れは、おそらく戦後日本を復興の中心となった世代が居なくならなければ、弱まることはないかもしれず、実際は世界における日本のポジションは、国連でも未だ敗戦国として議決権を持たない二等国ですし、この現実からすれば先の夢は妄想に他ならないと厳しく自覚した上で、しかるべき「貢献」と「主張」を強かにしていくべきでしょう。

 

 そうでなければ日本は永久に、いいように使われる「世界のパシリ」として歴史に名を遺すことになるでしょう。

 今の現実を見ればそういうことです、でもそんな理想は誰も望んでいないハズですよ、……ねぇ?

 

地域なう、ちかごろの創生はこんな感じ

 

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 新潟県でアウトドアの普及を進めている、キャンプ用品大手のスノーピークは2月に、資本金は5000万円規模で自治体を対象とした、地方創生に関するコンサルティング業務を行う100%子会社を設立すると17日に発表しました。

 コンサルティング会社起業の主旨は、既存アウトドア関連施設の活性化のようで、自治体がまちおこしで遊歩道や遊戯施設を、開発する動きと同様に伸び悩む民間企業経営施設も含めた活性化が期待できそうです。

 こうした地方創生の更なる促進を民間企業が加算されることで、官民協業の合理的なまちおこしがより実現しやすくなる点で、期待も大きく特に日本の土地の多くは山林が大半を占めているだけに、今後の自然資産の扱いに伸び悩む市場のカンフル剤になるかも知れませんね。

 その他産業面では地場特有の技術を活かした活性化が望ましいですが、ジーンズのメッカ倉敷市でも、人の流れを呼び込む動きを見せ始めました。

 

好例に児島ジーンズストリート 安倍首相演説、地方創生で引用: 倉敷・総社: 地域: 山陽新聞デジタル|さんデジ

www.sanyonews.jp

  安倍氏総理は、当初から地方創生を掲げてきただけに、お膝元山口はもちろん、ことあるごとに、政治イベントと地方活性化を意識したアピールを続けてきましたが、この話題もその一環でしょうか。

 元々倉敷市は、ジーンズを海外展開したことで話題にはなっていましたが、地元の努力を国内でも押し上げる効果が期待できるだけに、安倍総理だけでなく、中央の政治家がもっと支持地盤地域だけでなく、他の地方も盛り上げる政治力を活かしてほしいものです。

 こうした政治力の拡散は、何かと既得権益の暗いイメージからの脱却に活かせるだけに、より一層の能動的アピールをアメリカのように大胆に演出できるスキルは今後の課題ですね。

 

  地域住民からの活動も景気が上向きと見られる空気の中、より一層参加型の動きが期待できそうです。

 人口減少を逆手に取る余剰資源活用の動きは、今年多くの話題を見聞きできそうで、この動きが東北や熊本の復興のモチベーションにつながるといいですね。

 国内の観光は今後外国人旅行者、特にバックパッカーなどの個人旅行者にとって、秘境探検や新鮮な日本風土自然を活かした衣食住全般に、誘導を活性化すべきですが、まだまだその秘めた可能性に私達日本人は、気づけていません。

 

 外国人にとって、日本はまだまだ秘境であり未知であり興味津々な、良くも悪くもワンダーアイランドなのですから、癒やしをアピールするも良し、人の触れ合いをアピールするも良し、日本人には当たり前の慣習文化が、まだまだ受ける余地を残しているはずです。

 言うなれば「観光フロンティア」とも言える地域に眠る観光資源をザックザックと掘り起こしに来る観光者を指をくわえて待っている暇などありません。

空き地でまちおこし | 多摩区 | タウンニュース

www.townnews.co.jp

 

  外国人の創業しやすい仕組みヘ愛知県は舵を切っていきます、これは自動車産業などの機械産業の労働力不足が深刻な愛知に取って、至極あ自然な取り組みですが、日本全体の縮図とも言える、深刻な課題でもあります。

愛知の国家戦略特区、外国人創業しやすく 

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFD20H0R_Q7A120C1L91000

2017/1/21 4:00 [有料会員限定]
地域ニュース
 

 政府は20日、愛知県国家戦略特区の区域会議を開き、規制緩和を活用した追加事業を決定した。出入国管理及び難民認定法の特例を活用し、愛知県内で外国人が創業しやすくするなどし、産業の育成につなげる。

 外国人が日本で創業するために必要な在留資格を取得するには入国時に「事業所の確保」とともに、「2人以上の常勤職員の雇用」または「500万円以上の投資」などの基準を満たす必要がある。

 

 一方で、疲弊する産業振興を、基盤としてどう上向きにできるかは、少子化の進む中で、どう維持するかは、残された次世代に課された課題ではあります。

 しかしながら、私たちはこの上向きな景気の空気と、国際化の波にどう乗り越えていくかは、ここでも外国人受け入れをどうのように活かせるかにかかっているでしょう。

 

 アメリカがかつてそうだったように、そして今のヨーロッパがそうであるように、今まで単一国家が成立してきたアジア諸国は、いよいよ移民受け入れを真剣に考えなければならなくなっています。

 であれば、より前向きに受け入れをできる、移民者をアメリカ以上に活かせる環境が求められることでしょうから、観光でやってくる外国人とも積極的に接することは、その解決に役立つきっかけになることを、忘れては、ならないのかも知れません。

 そのためには、日本の文化歴史に、今まで以上に私たちは関心や知識を深め、より日本人らしく立ち居振る舞うことも大事なことだと知ることができるでしょう。

 やってくる外国人の期待することは、欧米ナイズされた西洋かぶれした日本ではなくて、かつて黄金国と言われたほど正しい情報さえ届かなかった極東の国が、世界経済に影響を与えた謎を知りたいと思うとともに、普及したジブリアニメで見るような、日本らしいアイデンティティを見聞体験したくて、ウズウズしているのでしょうからね。