レゴ・ブランドのインパクト、名古屋で来年4月1日開園発表
伊勢志摩サミットの警備強化で地域観光自粛ムードの中、今週末東海の明るい話題と言えばテーマパークネタ、名古屋レゴランドの話題でしょう。
中国でも、上海ディズニーランド開園と大きな話題の出る中で、レゴランドジャパンが来年4月1日開園決定と、記念すべき日まで一年を切りました。
筆者もレゴランドの話題はずーっと追っているのですが、川村市長が満面の笑みで、レゴランドジャパン着工報道から1年経っての報道です。
東海地方では、ラグーナ蒲郡が日本の旅行会社肝入りで、また長嶋リゾートが某不動産開発大手によって、経営がV字回復して久しいです。これはこれでうれしいことなのですが、東西に君臨する外資系テーマパークの人気は凄まじいもので、しかしついに関東・関西に次いで、誰もが認める外資系大型テーマパークが中部の開園日。
外資の商業施設は、市場としては人口も多く決して悪い地域ではないのですが、テーマパークや、エンターテインメント施設やコンサートでもそうですが、なぜかこの地域では根付かないというか、素通りされるというか。
そもそも日本自体の商圏は、外資系にとって東京でも大阪でも名古屋でも、どこでも同じ扱いになるんでしょうねきっと。
東京の次は関西なら大阪、この辺で成功しておけば良い的なざっくり感が、不幸にも東海を素通りすることになったのかもしれません。
また、東海地方は他の地域と比べて保守的なところが根強いのも「よそ者企業」を受け入れられない結果につながったかなとも思います。
それでも、レゴランドが東海地方にできるのは画期的です、前から保留案件だったIKEAも、長久手の住宅地の人気上昇や、交通網整備とリニア新幹線開通の話題で、一気に復活の期待も高まっていますよね。
様々な地域開発の下積みが、ここにきて一気に形になってくる様は、日本の中央にある地方都市として、活性化に大きな貢献ができるのではと、期待しています。
レゴランドは、搭愛の両横綱テーマーパークとは、コンセプトが一線を画しています。それは教育と娯楽が融合した楽しく学習するテーマパークというコンセプトは、教育に関心の高い東海の気質にもあっていて、名古屋独特のイメージアップが期待できるのが、特徴になっています。
過去記事はこちら。
大阪には先行して、レゴブロック製のジオラマの展示スペースが公開されています。
レゴファンはご存知だとは思いますが、実はすでにLEGOホテルの先行予約が始まってたりします。
準備は着々と、進んでいて抜かりはなさそうですね。
LEGOはそもそも、教育玩具というプロダクツの人気がでて、プロダクツのバリエーションが巨大化したり、sの幅の広さからその延長でテーマパークになっているので、本来の楽しみながら学ぶという、基本はキープされているのがいいですね。
その子どものころから培われる「創造性」を刺激する色と形、それ自体を自分で好きなようにできる無限の楽しみは、遊んだことのある人なら誰でも身近に実感できるだけに、期待を裏切らないのがレゴランドの強味なのではないかと思っています。
上に掲載した、テーマ別のエリアはざっくりとは決まっていますが、世界中に点在するレゴランドの展示物から、どんな創造的なものが現れるのか? 今から創造下だけでもワクワクするのは筆者だけではないでしょう。
地位創生では、こういった既存ブランド力だけに依存した招致は、長い目で見て歓迎できるものではありませんが、うまく付き合うことで明らかに良い起爆剤になります。
今後地域のオリジナリティをどう創出していくかは、よく考えて形にしていかなければなりませんが、数あるテーマパークのなかで、LEGOブランドと提携できたことは、幸いでもあり、とても有意義だと考えます。
筆者も頑張って来年の今頃までブログを続けて、その朗報を待ち望みたいと思います。