鉄オタでなくても見逃せなかった、鉄道トピックいっぱいの年
鉄道関連も鉄オタでない筆者でも何度も記事りましたが、それだけ話題も多かったという事でしょうか、私たちの生活の足であり、文化でもある鉄道関連ニュースは今年も尽きないようです。
明鉄(明智鉄道)は、ローカルお座敷列車の火付けにも一役買いました。
まずは、鉄道の華でもある寝台特急「ブルートレイン」ですが「北斗星」が8月22日札幌発の上りを最後に姿を消しました。また、上野と札幌を結ぶ寝台特急として残っていたカシオペアも、来年3月の北海道新幹線開業とともに廃止されますね。
宿泊列車は今後、新たな町おこしの重要な起爆剤として「ななつ星in九州」のような豪華列車(クルーズトレイン)にとってかわられる方向か、いわゆる「キャラクタートレイン」のような車輌そのものを観光の呼び物にする方向で、今後も活躍していきます。
大井川鐵道、クリスマス仕様のSL「トーマス」・「ジェームス」お披露目
東海地方でも、岐阜県がキャラクタートレインとして、明智鉄道でのSL復活に準備をすすめているようです。
また、年末ぎりぎりで入った話題では、長良川鉄道がJR九州の十八番を奪うような話題を計画しているようで、既に車輌改造の準備を始めたとニュースで報道されました。
JR九州は18日、2017年春から熊本−人吉間(熊本県)に新しい観光列車を導入すると発表した。列車名やサービス内容は検討中で、車両デザインは豪華寝台列車「ななつ星in九州」を担当した工業デザイナーのナガラ2両を大阪へ搬送 観光列車などに改装
来春から観光列車と料理列車を導入する第三セクターの長良川鉄道(本社・岐阜県関市)は22日、改装する車体2両を美濃市駅(美濃市)からクレーンでつり上げ、輸送トラックに積み替えた。車体は24日早朝、改装を手掛ける大阪市の鉄道車両製造会社「大阪車両」に到着する。
赤字経営が続く長良川鉄道は、車両の一部を観光列車として再利用し、経営基盤の強化を図る。「ナガラ」の301号と302号を改装し、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治さん(68)がデザインを手掛ける。改装費は約6000万円で、7割を国の補助金を充てる。完成は来年3月下旬の予定。
改装車体の出発式は来年4月27日に美濃太田駅で行われ、週末や休日の年間約130日に1日2便運行する。運賃は観光列車(定員37人)が乗車整理券500円、料理列車(定員25人)が1万2000円を想定。予約制で来年2月から申し込みを開始する予定。問い合わせは(0575・23・3921)。【立松勝】
http://tetsudo-shimbun.com/article/topic/entry-555.html
観光列車「ながら」のアテンダント募集 長良川鉄道、4月運行開始http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20151211/CK2015121102000045.html
長良川鉄道株式会社
また、鉄道好きでも有名な愛知県出身のアイドル松井玲奈さんも、グループを引退して、フリーとして新たな挑戦をする年でもありましたが、リニア鉄道館の親善大使でもあり、他にも鉄道の話題でも何度もTVに登場していました。
ドラマ:松井玲奈さん六角精児さん 「名古屋行き最終列車」PR列車に!
そして、これこそ最も大きな鉄道ニュースと言ってもいいでしょうが、リニア新幹線の記念すべきトンネル工事着工式が行われたこと、その完成に向けて、JR名古屋駅構内も、既に着々と準備を進めており、名古屋の玄関口としての機能をますます強化を始めています。
名古屋駅、目指せ脱「迷駅」 乗り換え空間5カ所に計画:朝日新聞デジタルhttp://www.asahi.com/sp/articles/ASHDG6DVPHDGOIPE03R.html
なごやめし「うまいもん通り」、名古屋駅にきょう開業 : 日本経済新聞
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFD10H0O_Q5A211C1L91000/
鉄道での移動や旅行で、とっても楽しみなのは何といっても「駅弁」ですね、年末ぎりぎりでも、話題は尽きません。
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【冬休み】1月は毎日イベント、鉄道博物館「2016年てっぱく鉄はじめ」
鉄道は、足としてだけではなく、観光に町おこしに、そしてグルメにとさまざまな引き出しを持っている、総合エンターテインメントと言って良いでしょう。
そんな楽しみの多い鉄道の話題は鉄オタだけでなく、万人に話題になる万能ツールですから、来年も私たちを大いにワクワクさせてくれるでしょうね。