くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

MRJ感動をありがとう、11月11日9:35テイクオフ!

 

BGMは、懐かしいゴダイゴの「Taking  off」が聞こえてきそう…… 胸アツです。

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 まさにタイトル通りでした、ことの他反響は大きかったようで、筆者もほっとしましたが、MRJが無事名古屋空港に戻って来たのを、確認できた時には多くの方からの安堵声が聞かれ、成功を確認できた時点で誰からともなく、拍手が聞かれました。

 

 半世紀依頼の日本の航空技術の結晶が、今回1時間半ほどのフライトでしたが、筆者が知る限りでも沢山の方が、感動してましたし喜びの声を聴きました。

 筆者は、直接見に行った訳ではないのですが、知人の話などを総合して記事りたいと思いますが、おおむねの話は既にニュースなどで報道されている通りですので、直接見に行かれた方の感動ぶりは、こっちも少しうるっと来ますね。

 

MRJ初飛行で機長「操縦性は期待以上」- 今後も国内飛行試験を継続

http://news.mynavi.jp/news/2015/11/11/486/

三菱航空機および三菱重工業は11月11日、次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機による初飛行を県営名古屋空港で実施した。初飛行では県営名古屋空港を離陸後、太平洋側の空域を利用し、上昇、下降、旋回などの基本特性の確認を約1時間半かけて行った。
約1時間半の初飛行は成功裏に終了した
三菱航空機の森本浩通社長は、「これまでの皆様の多大なるご協力により、本日MRJは無事、大空に飛び立つことができました。今後、さらに気を引き締め、型式証明取得、初号機納入に向け邁進していきます」と述べた。また、機長を務めた安村操縦士は「MRJの操縦性は期待以上のものでした。大変快適なフライトでした」とコメントしている。

 

 さて、県営名古屋空港のある愛知県西春日井郡豊山町と言えばあの米大リーグ・マーリンズのイチロー選手の実家がある事でご存知の方も多いでしょうが、その敷地の多くを名古屋空港は陣取っています。

 実は筆者は、豊山町の北隣にある、小牧市へ出かけていました。
小牧市にある「あんかけスパゲティ」の店に行ってまして、その通過点に名古屋空港がある事に、少し期待してはいたんですね。

 あのMRJが離陸・着陸したメイン空港滑翔路が南北に伸び、その東側には国道旧41号線が並走していますが、そこを丁度今日の9時半ごろ通っていたのです、勿論あわよくば生MRJ離陸が見えるかもしれないと、期待していたのは認めます。

 それは見事に当たりました。

 やはり、空港南側・北側・西側には公園があるのですが、その辺りは普段より込み入っているようでしたね、パトカーとかが経過してましたから。

  で、運よく自衛隊小牧基地入口辺りを北上していた時に、

「ゴーーーーーーッ」

と大きなジェット音が。

 走行中でしたが、思わず反射的に空港側の空を見上げてしまいましたが、

「MRJが、二機の伴走機と一緒に舞い上がっていく」

のが見えたのです。(走行中なので、とても撮影まで出来ませんでしたが)

 北方向に飛んでいきますから、北ルート(昨日筆者ブログ参照)だと能登半島経由で日本海ルートになりますので、その時はそう思ったのです。

 その後筆者が北上して小牧市に入ろうとしている間に、遠くのMRJ機影は見えていて、東に旋回しているのが見えました。

 

 目的のあんかけスパの某店で、あんかけスパ(カントリー)ダブルを平らげてきましたが、お店のお姉さんも店からMRJが見えたそうで、

「三機編隊で小牧の空を駆け抜けていった」

 と少々興奮気味に語っていたので、やっぱりたくさんの人が気にしてたんだなぁ、と自分だけでないのが判り、嬉しくなりました。

 で、帰りに丁度11時過ぎになりまして、ネットで調べると未だ到着していないと解りました、予定では1時間程度で戻ると書いてあったので、とっくに着陸記事が見れるかと思っていましたが、結構長く飛んでいるようです。

ーーー後で見たニュースでは、南ルートをとったとことが判明、東に旋回したのが見間違いでないと判って納得。ただどうやら昨日公開された南ルートでも、東に旋回後に御前崎まで行かずに、伊良湖の近海付近で転回して戻ったようです。(それでも一時間半近く飛んでいたことになりますね)

 そこで、もしかしたら着陸シーンも見れるかもしれないと、期待が膨らみます。

  ちょっと欲が出てきて、ついでに見ていこうという気になりました。
 本来は、混雑するので直接見に行くのはやめようとしていたのですが、少しだけ寄り道して空港北側の公園前を横切ってみましたら、そこの公園駐車場は満車でしたが、道は多少込んでいる程度で、公園を通り過ぎて空港西側から南下してみました。

 空港付近の街路樹が、赤く染まっていて秋らしい美しさを見せているのにも感動しながら走りましたが、着陸時間11時過ぎ時点で、空港が見えそうな車の止められそうなところは残念ながらどこにも無かったので、諦めました。

 帰りは、残念ながら着陸するMRJらしきものは、遠くからみえた”ような”気はしましたが、肉眼での確認はできませんでした。(泣)

  ただ、あとで知り合いに、MRJ見にいった話しを色々聞いたので、その話をしたいと思いますが、それが、冒頭の感動シーンのはなしです。

 ニュースでも「無事着陸した時の感動シーン」やってましたので「同じだ」と思いましたが、筆者が思っていたより盛り上がっていたようですね、嬉しい誤算でいた。

 

 知人の情報では、空港の西側(三菱重工JAXAの棟がある当り)の展望台のある公園に陣取ったそうで、結構たくさんの人が集まっていたそうです。

 そこからは着陸した後の滑走から、格納までが見えるポイントだそうで、11時過ぎMRJが南方向、遠くから降りてくるのが見えたそうで、無事戻って来たのを確認して拍手が起こったそうです。

 着陸後、滑走して倉庫へ格納走行してくるのが見えたそうで、その時点でも拍手が起こったそうです、筆者も行けばよかったなぁ。

 そこからは滑走路内に陣取った報道陣も見えたみたいで、その公園にも何人か報道者が居て、観覧者がインタビューを受けていたそうです。

 それを聞いたら、丁度筆者が見た夕方のニュースで放映されていた、インタビューシーンと同じだったので、それと合わせると感動がリアルに伝わってきましたね。

 MRJサイトの動画も見ましたし、一瞬ではありましたが離陸シーンに立ち敢えて、筆者も感無量ですね、それに多くの方が感動していた事も含めて、何だかんだでブログも「春のさくら記事」依頼の連続記事になってしまったのも、良い経験でした。

 

 日本の航空産業は、これを機に見事なデビューを果たしました。
 これからも世界と闘っていくことは、以前にも書いた通りですが、この感動をバネにして日本の底力を見せつけて欲しい、という気持ちはより大きくなった気がします。

 

 最後に、夜のニュースで、静岡の部品メーカーの苦労談で会社の売り上げが落ちてでも国産初MRJの為にパーツを作り上げたという話。

 空港近隣の地元小学校、屋上からMRJを見届ける児童たち。そのインタビューで地元で造られた「純国産旅客機」を誇りに思っている事を知ることができた事。

 関わった人たちの深い思いや、目を輝かせる子供たちに感動、私達・子供達の未来に希望を与える貢献をしたMRJは、スゴイなと思う。 

 

 MRJ、そしてそれに関わった多くの方へ。

これからも、さらなる活躍を期待しています。