新「大名古屋ビルヂング」地上175m駅前のシンボルに、高なったがね!
世界に数々ある鉄道駅の乗降者数ランキングという統計がありますが、その中で東京や大阪など大都市の主要駅に次いで名古屋市の玄関口である名古屋駅は7位となっているらしいです。
新「大名古屋ビルヂング」完成 駅前のシンボルが地上175メートルの新ビルに
素通りする駅と言われている名古屋駅のイメージだったのが、ちょっと意外にも思ったりするんですが、観光客やビジネスマンの移動の流れは、東西方向に移動する中で、中間に位置している名古屋は、流れやすい人の動きを引き留める工夫は重要だったりします。
そこで駅前(東口)の観景の大がかりな改築にとりかかっていました。
そこに加えて遂に名駅東口をでて目の前左手で、名駅のベンチマークとなっていた「大名古屋ビルヂング」がとうとう完成したわけです。
これは、大村愛知県知事が昨年12月22日に発表した、2015年を「あいち観光元年」と位置づけ、新年度の組織改編で観光に特化した観光局を新設するという。
同県では、「近年観光の現状を見ると、外国人の訪日観光客は1千万人を超え、さらに増加傾向にあります。アジア・中国の経済発展に伴い、こうした国々からの訪日客が一層、増加することが確実視されるとともに、2020年に開催される東京オリンピックで世界中の注目が集まる中で、さらに伸びていくことが期待されております。」として、準備を進めていた中での発表でした。
このような背景から、名古屋なりに精いっぱいのおもてなしを準備して、来るご来賓をお待ちしているわけですね。
名古屋駅に親しみを感じているサラリーマンなどからは、
「昔のビルの方が良かった」
などと、惜しむ声も多かったこのビルを含む名駅東口の開発によって、どれだけ出張サラリーマンや、観光客の評価を高められるかは、これからの更なる努力次第でしょう。
今回のリニューアルでのポテンシャルは、いかほどのモノかわかりませんが、これでもか!と言う程の「デラ盛り」の新ビルは、名古屋名物のメイ駅地下外からも地上からも、スキのない仕上がりになっています。
今後の注目度が楽しみです。