くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

新「大名古屋ビルヂング」地上175m駅前のシンボルに、高なったがね!

 

 世界に数々ある鉄道駅の乗降者数ランキングという統計がありますが、その中で東京や大阪など大都市の主要駅に次いで名古屋市の玄関口である名古屋駅は7位となっているらしいです。

 

 

 新「大名古屋ビルヂング」完成 駅前のシンボルが地上175メートルの新ビルに 

 JR名古屋駅前の新「大名古屋ビルヂング」が完成。

 三菱地所は11月2日、JR名古屋駅前に建設していた「大名古屋ビルヂング」が10月末に完成したと発表した。

 地上34階(174.7メートル)・地下4階の延べ床面積14万8000平方メートル。7~33階の約6万5000平方メートルはオフィススペースとし、3階~地下1階は飲食店などが集まる集客施設とした。中部圏で想定される最大級の地震を想定した耐震性も確保したという。

 11月からオフィスへの入居が順次スタート。三越伊勢丹の出店を含め、全館開業は来年3月の予定。

 旧ビルは1965年に完成。新ビルは、隣接するホテルロイヤルパークイン名古屋と敷地を一体化する形で2013年に着工していた。

photo新ビルの立面図

 

 素通りする駅と言われている名古屋駅のイメージだったのが、ちょっと意外にも思ったりするんですが、観光客やビジネスマンの移動の流れは、東西方向に移動する中で、中間に位置している名古屋は、流れやすい人の動きを引き留める工夫は重要だったりします。


 そこで駅前(東口)の観景の大がかりな改築にとりかかっていました。

http://kuromaryu.hatenablog.jp/entry/2015/03/18/134541

 そこに加えて遂に名駅東口をでて目の前左手で、名駅ベンチマークとなっていた「大名古屋ビルヂング」がとうとう完成したわけです。

 

 これは、大村愛知県知事が昨年12月22日に発表した、2015年を「あいち観光元年」と位置づけ、新年度の組織改編で観光に特化した観光局を新設するという。

 同県では、「近年観光の現状を見ると、外国人の訪日観光客は1千万人を超え、さらに増加傾向にあります。アジア・中国の経済発展に伴い、こうした国々からの訪日客が一層、増加することが確実視されるとともに、2020年に開催される東京オリンピックで世界中の注目が集まる中で、さらに伸びていくことが期待されております。」として、準備を進めていた中での発表でした。

「あいち観光元年」宣言について | 愛知県 

 このような背景から、名古屋なりに精いっぱいのおもてなしを準備して、来るご来賓をお待ちしているわけですね。

 名古屋駅に親しみを感じているサラリーマンなどからは、

「昔のビルの方が良かった」

などと、惜しむ声も多かったこのビルを含む名駅東口の開発によって、どれだけ出張サラリーマンや、観光客の評価を高められるかは、これからの更なる努力次第でしょう。

 

 今回のリニューアルでのポテンシャルは、いかほどのモノかわかりませんが、これでもか!と言う程の「デラ盛り」の新ビルは、名古屋名物のメイ駅地下外からも地上からも、スキのない仕上がりになっています。

 今後の注目度が楽しみです。