くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

ご近所対策なしに国際問題の対応はあり得ない事実

 
 南シナ海域で領土争いが起こっているのはご周知の通りですが、よもや対岸の火事では無く中国が奪取に成功する事があれば、次は沖縄への拡大が順当です。
 
 

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地図の見方しだいで、いかにアジア港貿易の湾重要海域であるかが、よーく解ります

 
 
 その手法は岩礁の埋め立ててまで主張するやり方で、日本のような平和的な方法とは色んな意味で次元が異なります。
 その隣人同士のいさかいを、今は指をくわえて見るしか無いのですが、今回の紹介記事は対岸の火事こそ早急に手を打つべきではないか、という主旨です。
 今、安保法案改正をこの問題の牽制に使う手法を強調する動きが必要です。

 相手の解釈が日本のそれと同じでは無いことを熟知しなければなりません、日本以外では敢えて「空気を読まない」手法は当たり前のように使われます。
 空気を読まない相手に「読むまで待とう、ホトトギス」は時間の無駄と思われます、信長のようではやりすぎですが、何らかの行動は必須でしょう。

 紹介記事の記者は、
「いまは局地的に見えても、南シナ海の扱いがグローバルな緊張の行方を左右する鍵になる。そんな南シナ海危機に日本はどう対応するのか。中東の対応に始終しているが、シナ海こそ自衛隊が水面下でどう対応するかに興味を持っているのではないか。」

と、疑問を提起しています。
 たしかに、目まぐるしく情報が先走る今にあって、その先にある危機に対して二歩三歩先を読むのは大事ですが、それを見据えた上で優先順位を考えた時に、足場の状態を安全と確かめた上でのグローバル戦略でなければなりません。
 
  一番日本国民にとってイタイのは、足元さえもママならないままで政府の都合のいいものだけを、法案成立されてしまう事です。

 アジアの一員として、日本が真剣に取り組むべきは元々「アジアのリーダー」を目指す話では無かったでしょうか?

 ここに来て、政府の矛先がブレているような気がして、筆者は一体何が起こっているのか? 気になって仕方がありません。

 
 

南シナ海で何が起きようとしているのか?  「日米欧vs.中ロ」は一触即発  | 長谷川幸洋ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43504#

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