くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

外国人観光客数ランキング26位、真摯に見直そう

 

 誰もが人気があると言っているのに、話しかけてくる人は少ない。そんなことがあるんでしょうか? 何かに満足してしまっているのでしょうか? 日本人の中に鎖国の心が有るのでしょうか? 良からぬことが増えるとか、潔癖症からでしょうか。

 

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 お国の言っていることは、2014年外国人観光客は2年連続過去最高、テレビTVでも日本を絶賛、ところが国別ランキングは「26位」。なにがいけないのでしょうか?
 
 記事筆者の考えには、次の考えがヒントになると言っています。

スピン経済の歩き方(本文抜粋)
 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。
 

  観光ではありませんが、一例としてお隣韓国の話をします、韓国はここ何十年も経済発展を遂げて日本をも凌駕する経済発展し、これだけ見ればさぞかし国内は潤っていると思われますが、実際は中流意識のある国民の多くは良い面だけを標準化していて、一見不満は表面上見受けられません。(内情はどうか解りませんませんが)
 また、日本でもかつて戦時中にマスコミ(主に新聞)を使って日本の戦果を都合のいいように歪曲して報道していました。
 
 どちらもあまり喜ばしい例ではありませんが、政府やマスコミのうたう評価とかい離がある以上、同様の事が起こっているのではないか? という事です。
 
 いずれも政府は、政策を進めやすくするために「ウソではないウソ」をついてヤル気を喚起しているのでしょうが、あまり度が過ぎるといつまでたってもかい離が埋まらず、やる方は疲れてしましますよね。
 
 実際の海外の評価は、以前のアジアビジネス記事でも書いたように、日本人が思っているほど評価は高くないと考えた方がしっくりくることもあります、ここは一歩引いて冷静に事実を見直した方が良さそうです。
 
 紹介記事にもあるように、史跡などの観光地がまだまだ「上から目線」な事がめだつので、向こうから遠慮してしまう部分はあるでしょう。

 おもてなしはおもてなしで、素敵な事ではあるのですが、日本の場合どうしても国民性からか「受け身」な応対が目立って、本来外国人が期待する「積極性」のある接客「主張」のあるサービスを心がければ伝わるんでしょうね。
 
 それが「差し出がましい」サービスと解釈するのか、「至れり尽くせり」なサービスと解釈するかは、日本らしい「奥ゆかしさ」を考える上で大事な話かもしれませんが、まずは「来て」「満足」してもらうのが最優先ではないでしょうか。
 
 
 
「日本は世界で人気」なのに、外国人観光客数ランキングが「26位」の理由 (1/4)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1506/09/news042.html

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