くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

地方特区に疑問符?

 以前、当ブログで名古屋市の教育特区指定の記事をしましたが、その件で気になるニュースを紹介します。

 3月30日放送されたWBSでの市川氏の採点コメントとして、政府がドローン特区など、新たに『近未来技術実証特区』を打ち出した取材で、その有効性にコメントしました。

 岩盤規制を止めるには特区から潰す必要があると、大江キャスターが市川氏コメントをまとめました。

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 岩盤規制は、医療・農業・教育・雇用などの分野に存在し既得権益を保持しようとする動きの総称ですが、その打開策として始まった特区施策の成功のカギは「いかに中身を骨抜きにされない」かという問題にコメントしたものです。

 技術的な変革としては有効と評価するも、医療・介護特区など公共性の高いものは、全国的に展開した方が効用は大きいのでは?と指摘する。医療特区はその地域だけで、他地域からの利用は出来ないなど、他からの不公平性への不満もでる。
 さらに問題なのは、特区に依存し行き詰まった行政が陥りやすい問題を指摘、頼り過ぎる傾向がないか警鐘を鳴らす一面も。

 

 近未来特区に向け実証実験
3月30日 WBS
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/news/post_87240/

www.tv-tokyo.co.jp

市川眞一氏
評論家、著述家、コメンテーター。クレディ・スイス証券チーフ・マーケット・ストラテジスト。東京都武蔵野市生まれ。 ウィキペディア
※辛口のコメントで一定の評価をされていらっしゃるそうです。