くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋発進 まちおこしに求められる情報を、幅広い時事から考える。

まちづくりとしてYoutube活用をはじめるには

今年早々から起きた生物的脅威と危機によって、既に半年を上回っている今でも解決の見通しは付かないまま、根本解決にはほぼ来年へ持ち越しは避けられなくなっている中で、国内のまちおこしの根幹である産業と観光の行方は方向を見失っています。

先ごろ見切り発車されたGO TOキャンペーンは急激な感染者数増加に対応していないまま実施され、善意があだになったように効果どころか混乱を大きくさせており、本来の効果期待どころではなくなってしまいました。

 

こうした根本課題が解決していないさ中に来年に向けての街づくり対策を考えるのも、どうかとは思うのですが、なにせ政府の基本方針冴え迷走している状態で、前から申し上げているように、自分でどうにかするしかなくなっている以上、前進のために考察します。

所詮個人の浅知恵のため根本解決にならないにしても、これほど外出規制のコントロールがままならない現状では、既に企業などで実施されているテレワークの仕組みをより具体化していくのは鉄板になっていきます。

 

まちおこしに限定して見れば、ここ数年Youtube動画の情報発信が積極的になったように見え、それは今後もとても有効な手段であることは変わりませんが、今のところ実験的なものが多く、効果や実績を生んだ自治体は主立ってないため、どれほど有効かどうかの数的根拠を示しにくい現状の様です。

たとえ数例の成功例があったとしても、それを一斉に模倣しても別地域で成功するはずもなく、自治体単位で課題・目標・期待も様々なために、成功ノウハウの共有はそのままでは期待しにくく、独自で手探りするのが現実の様です。

 

さて、YoutubeSNSまちおこしに利用する際に、最も陥りやすい誤解は、この媒体を既存のTV・印刷広告や掲示板のような効果を期待して、専門業者に丸投げしてしまう事例です。

これでは、一部の団体や企業が利益を得るだけで、地域企業や住民にはまったく恩恵は無いことは、ネットメディアを使う以前の問題なのは自明の理のはずですね。

 

ここで、地方自治体や地方の有志たちが、わざわざ専門業者のカモにならないために、主催側でどこまでを専属し、どこまでを委託するかを自治体側で明確にしておかなければなりませんが、この点が未知数なために挫折か曖昧なまま見切り発車する事例が失敗を招いているのではないでしょうか。

要は、主催側がすべきことは地域の有益なマーケティングであり、地域企業や住人とすり合わせた上で、自治で推進するイベントと委託して情報収集に集中する分析とを、切り分けて担当に指示することが最低限必要なはずです。

 

その中で、前者は従来してきたことのはずなので、それに加えてリモートを活用して、してきたイベント計画を住民や委託者にどう理解してもらい、作業分担するかは新しい作業ですが、ここが最も力点にすべきものです。

例えばYoutubeで他地域との特性の違いを動画で明確に発信するために、表現を専門家に依頼するのに、単なる思いとか抽象的な要望だけ出してあとは丸投げするような依頼は全く学びが無いことになります。

 

この肝心な地域の狙いやイメージは、より具体的な言葉やビジュアルや体験によって、設計図の様に説明できるまで煮詰めなくてはなりませんが、業者に丸投げにすれば祖語は必ず起こります。

思いついたことを、とにかく貼り出す手法はよく使われますが、それをまとめただけでなく、その中から方向性を決め、それに沿って希望を取捨選択し、市民の子供がみてもすっとわかるまで企画書を煮詰めなおす、これを端折ると失敗に繋がります。

 

その企画書の表現には、文章で不十分なら取って出しの画像でも動画でも録音テープでも、思いが直観的に伝わるソースをそのまま添付するとか、変に体裁に拘ったり整理してしまうとズレるので、ズレない方を優先しまとめるのが重要ではないでしょうか。

地域の共通認識を発見し共有してもらうには、例えば祭りの行為がなぜ大切なのか、見てるだけでは伝わらなければ、第三者にどう体験してもらうか、体験すると何が豊かになって、それが今の生活にどんな損得が在るのか、そこまでこだわって、そのこだわりを理解してもらわないと、伝えたことにならないわけです。

 

世界の国として理解されたのには日はまだ浅くとも、日本は歴史だけでも2000年以上の間大きな争いもなく継続された習慣・文化を引き継いで来れましたが、この奇跡が地域の習慣として受け継がれていますし、それだけでも大きな価値があります。

しかしながら引き継いだはずの私たちは、その価値のある知恵を現代に生かせず、無価値なものと決めつけたり忘れようとするのはなぜでしょうか。

 

話が本筋からそれているように見えますがそうでなく、まちおこしを課題とするときに、単に今に合わない知恵だと切り捨て、外から押し付けられた知恵が地域で役立つかを思い返すことになるはずなのです。

それでも新しい知恵が役立つなら採用し、古いと思い込んでいた知恵が真理だったのなら、それはまちおこしとして再利用できるものであり、結果的に人の関心を集め、地域にわざわざ足を運ぶきっかけにもなるはずです。

 

昔の日本人は今よりも器用で柔軟性があったように思えますが、だからこそ世界最長の永続国として今も存在できているのであり、私たちは温故知新のような柔らか頭を何度も何度も繰り返し反芻し、知恵を共有し助け合う精神をこの先にも伝えていかなければなりません。

筆者も本格的にリモート化する生活変化の中、Youtube活用は真剣に試行錯誤し出していますが、まちづくりにリモートを織り交ぜるのは誰も経験のないことで、公共移動のバスや電車も、空間セパレートやYoutube閲覧表重装備とか工夫が進むかもしれません(笑)。

 

その意味でYoutubeはとても便利なマーケティングツールで在り、低リスクで様々な実験的アウトプットが出来るメディアですので、在宅率が増える傾向の今こそ個人レベルでトライアンドエラーをし、まちづくりのツールに手軽に利用できる方法を考えていくことになるでしょう。

例えば生活パターンの変化に、リモートによるコミュニケーション不足をどうサポートしていくのか、逆に役所内の応対が混乱しないように、戸別訪問対応やネット対応する新しい仕組みに、理解を促すYoutube動画配信したりとか、変化する生活パターンを想定した活用は、積極的に見つけ出さなければなりませんね。