くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋発進 まちおこしに求められる情報を、幅広い時事から考える。

国の誉れを胸に闘う国の強さ

私たちの生活の中で、日本の歴史への誤解に少しづつ疑問を投げかける話題が、SNS中心に増えているのは筆者としてはいい傾向だと考えますが、その歪みを見るときに戦後GHQによる情報統制で、近代歴史の正誤が編集され、それをもとに義務教育が実行された事実を巻き戻す意識が注目されだしたということです。

この空気が高まった背景には、隣国の圧力や理不尽による影響が大きいと思いますが、加えて香港や台湾といった独立機運の高まりも、大いに刺激になっているようです。

 

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「親中」に逆風が吹き始めた台湾総統選 民進党・蔡英文と国民党・韓国瑜の対決は“米中代理戦争”に(1/5) | JBpress(Japan Business Press)

 

 記事の様に隣国台湾の事例では、原住民が居た島に大陸から渡来し、入植を始めたことで中国化が進みましたが、この国は原住民の主張文化も重んじ双方の民主化が正常に進んだ歴史から、継続して大陸との独立性への機運が高い国です。

この機運は、日本においても何度か歴史のターニングポイントでさらされ、この国は独自生を保持してきましたが、この違いは紙一重であり地理条件から見ても同じ境遇の国の一つであることには大差がないでしょう。

 

現に地震国として両国とも知られ、大震災の際はお互いが無償のサポートしあってきた共通性も知られていますが、日本と唯一異なるのは世界的に正式国家として認められていない点で、その元凶となる中国からの圧力も強く、軋轢は強くなっています。

他人事としてしまえば、日本の多くの人は実利害はないでしょうが、長期スタンスで国同士のパワーバランスを見れば、中国による台湾の現場は、日本の近未来を象徴しているわけで、他人事でない現実もあります。

 

平成時代には、こぞって「平和」維持のために反戦や軍事力破棄をしていれば、日本らしさを主張できたものですが、令和に入ってから政府が防衛力の独自化を強めている背景は、この時代の変化に柔軟に対応しようとする動きが強まっているからです。

将来の子どもたちのためにも、かつての大人が犯した戦争の悲劇を味わって欲しくないという親心は正しいものですし、本音でしょう。

 

だだ現実として、経済力でアメリカ軍事力の傘の下に居られた時期こそ、むしろ特殊でありどの国もその様な事例は見られないもので、平和を金で買っていた日本は「平和ボケ」というレッテルを貼られるに至った現実を、直視すべきでしょう。

今脅威を増しつつある中国が進める軍事行動も、言ってみれば日本が経済力でクリーンなイメージを世界に押し付けた事実は、経済力で中華思想を押し付ける中国の手法と大差ないのかもしれないのです。

 

その点で、他の近隣アジア諸国と同様に発展途上国と先進国の狭間で、中国と闘う気概と誇りを、日本も大いに思い出し改めるべき時ではないでしょうか。

今後も日本はアメリカの傘を脱ぎ捨てながらも、先進国同士として協力するしタンスを強めて行かなくてはなりませんが、その上で「国の誉れ」をしっかり自覚し、日本の弱みと強みを再確認した上で臨むことは言うまでもありません。

 

人口減少による経済成長鈍化の結果が現れ出した今になって、金の勢いでブイブイ言わせた時代のツケが、私たちの首を絞めつけようとしている今にあって、経済力を正義の様に振る舞った反省と、平和を維持する手段は一定の防衛力あってのことだと考え直すタイミングにあって、我々も改めるべきは改め臨まねばなりません。

今後の貧困と無防備を、政府は緊縮財政で保守すると見る向きもありますが、これも平和ボケの延長でしかないかもしれないのですから、今度は真っ当な国際感覚と経済感覚で見直した、反省を踏まえた大幅な財政出動を、長期金利のコントロールによって、適正な内需拡大を政府が成長企業と連携してほしいものです。

 

日本国内では、最近歴史を学び直したりアイデンティティを省みる風潮が増えてきたのは、とてもいい傾向だと思っていますが一方で、政府にはこれに水を指す様な無粋な政策が散見され、私たちは賢く意見すべき大事な時でもあります。

特に財政確保において、国民からの消費増税に頼っても底が知れますので、政府も責任感と覚悟を示した国庫増資で、国内需要を活性化お願い致します。