くろま流 × NAGOYA式 ブログ

地域産業・観光を広い目線から、東海・名古屋あるあるをリサーチ。

若者に大志を抱かせ……その前に地域は応えているか?

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 春の高校野球岐阜県代表の多治見高校は夏春連続で、甲子園凱旋という話題も大きかったですが、初戦大敗で錦を飾れませんでしたが、こうした甲子園出場としては無名だった同校のガッツは、今後地元他校へのモチベーションアップに引き継がれることでしょう。

 その一方で、無念を晴らすかのように、高校生の活躍する他のジャンルでの、岐阜・愛知勢の活躍もあって、頼もしい限りです。

 

 

科学の甲子園 岐阜代表が優勝 愛知は3位

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFD19H14_Z10C17A3CN8000/

 

  この分野での東海四県に在籍する高校生の活躍は、結構認知度が上がってきていて、スポーツの登竜門の一つ甲子園大会のように、科学技術分野の甲子園とも言える分野での今大会での好成績は、この地方の特色・ブランド性をより確かなものにしているようです。

 

 絡めて言えば、いよいよ間もなくオープンされるレゴランド名古屋で、いよいよ子どもたちにアピールする観光など、一貫して進めてきた教育文化への投資や自治体活動が、新たなステップに移行する時期とも言えるでしょう。

 その後の実績は、今後の東海地方の東西地域とはまた異なった特色・ブランドとして、さらなる進化が期待したいですし、磨きをかけて洗練されなくてはなりません。

 

 

 このような長期に渡る、次世代知育に関わる取り組みは、昨今深刻な少子化対策にも貢献し、国内市場がよりグローバル化するきっかけとして期待される、インバウンド観光の地方への普及のために、今後ますます地味ながらもじわじわと成果を上げて来るでしょう。

 

 

 レゴランドはオープンにあたって、娯楽施設としてのマスコミやネットでの評価は、未知数であったり端から低いものが多いようですが、この施設の真骨頂は次世代の担い手の子供への情操教育への貢献であり、本来のリゾート施設としては、ナガシマリゾートやパルケエスパーニャ、ラグーナテンボスが担っています。

 また異色なところでは、高速伊勢湾岸自動車道に至るPAである刈谷ハイウェイオアシスが大きな集客実績を生んでいるなど、まだ低いレジャースポットとして低い知名度は、まだまだ向上する可能性を持っています。

 

 

 それらのレジャースポットへの、新たな窓口としての新ジャンルレジャースポットとしてオープンするレゴランド名古屋は、名駅中部国際空港からの観光客動線を、改めて再構築し認知される、大きなチャンスとなるべきものです。

 つまり、レゴランドという話題は東西大都市が気づいた観光客集めとは、異なった切り口でのチャレンジであり、今後地域観光やブランド化を目指すモデルとしては、注目すべきトピックとなるでしょう。

 

 

 この大きな流れの中で、住みやすい街としての評価に加えて不得手だった、行ってみたい地域としての知名度アップを、今ある観光資源の連携で実現しているのは、地域の担い手の子どもたちに、どう響いているのかはとても大きな関心事です。

 全国統計での人口増減でも、安定した推移を見せている愛知県や隣県を含む地域に住む子どもたちにとって、地域に残って将来の才能を活かすモチベーションにつながる期待を、ますます高まるこの産業軸をシフトする動きからは、目が離せません。

 

 

 そのためにも、現在職の愛知県知事と名古屋市長との連携は、不仲説を凌駕しての不可避の課題ですし、そもそも両氏が中央からUターンしてきた動機でもある、地域下克上の核を成すものだけに、大局的な視野での所作を心得て欲しいです。

 子どもたちに真の未来像やワクワク体験をさせるのは、リゾート施設では無くて本来はその住んでいるまちががんばろうとする、背中を見せる事などだと思っていますので、高齢化対策で疲弊する地方自治体の姿もやむ無しの世相ではあるものの、周辺地域の連携によっても、子どもたちに期待を持たせてあげたいものです。