アルコール検出システムで、酔魔の誘惑に勝てるか?
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」
日本には、昔からとてもいい標語があるんですけどねネェ……後を絶ちません。
「DADSS」という車内アルコール検出システムが開発されたそうですが、こういうシステムが、出た時に成人のみなさんの中には眉をしかめる方も少なくないのではないでしょうか。
数年前でしたか、飲酒運転を検知してハンドルをロックするような仕組みを自動車メーカーへの義務化とするような話が出だしましたが、寝耳に水ですよね。
タクシーなどの運送を生業としている業者は、防止義務を果たしているという対外的な意味での運転前チェックを実施はしていますが、厄介なのは一般人のドライバーでしょう。
おそらく今現在でも、これだけ問題になっても「俺は酔っても酒には飲まれない自身があるから乗るぜ」としゃあしゃあと思っている輩いるんでしょうね。
居なきゃ、とっくに飲酒事故減ってますよ。
大人と酒は切っても切れない間柄ではありますが、こういった意味不明な自己欺瞞が心に巣食う時点で病んでますよ、いろんな意味で。
もしかしたら、鬱が最近病気だと認識され始めているように、「飲酒異常行動病」などという名前で、精神疾患の一種ですと近い将来研究発表されたりしたほうが、社会にも良いような気がしてきます。
飲んでいた人が、様々な事情で辞めたり・飲まなくなると気付くことが多いようですが、どれだけ愚かな・人生を棒に振る高リスクな行為だと、現役時代に気付けないのは残念な話で、これもシラフになると覚えていないとうそぶく時点で問題なんですけどね。
筆者の職場周りでも、未だ違反者の話が流れますが、いたたまれないです。
筆者も含め、自転車・自動車共に、
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」
有言実行しましょう。
飲酒運転を根絶する車内アルコール検出システム「DADSS」とは?
http://gigazine.net/news/20150612-dadss/