くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

愛でられてこそ進化、人の英知とテクノロジー

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 地震大国の日本だからこそ、太古からその土地に生きてきた私たち祖先は、その脅威と共存しながら知恵を研ぎ澄まして、現代でも目を見張るテクノロジーと伝統を今の時代に残してきたと言うことを、Nスペの「熊本城」特集は再認識させてくれました。

 

NHKスペシャル | 熊本城 再建 “サムライの英知”を未来へ

www6.nhk.or.jp

 

 NHKがドローンマッピングと潤沢な歴史アーカイブを駆使して、浮き彫りにした事実に私たちは改めて、先達の苦い経験とそれによって産み苦しみで掴み取った日本の財産ともいえるテクノロジーを、地域愛の強さとともに描き出したのは、秀逸としか言いようがありません。

 この事実は、熊本大震災が起こって初めて認識の動きを得たわけで、後世の大正時代に起きた関東大震災で崩落した、地震を考慮していない西洋技術明治建築群で得られた教訓とは全く異なる気づきです。

 

「武者返し」と呼ばれる熊本城の独特の石垣組みが、単なる対戦術的な意味合いだけで無いことを、丁寧な史料の読み直しと、経緯を総合的に判断して歴史の抜け穴を上手に埋めて、このままでは見落とすところだった重要な遺産を、かろうじて再発見できたのは、評価の高いところでしょう。

 しかも地震のノウハウを、創健者の加藤清正と、それを引き継ぎ進化させた細川忠利の連係プレーによって、今回の大震災まで地域住民いや日本の誇りである熊本城を残してくれたのではないか、という可能性を地震と関連付けることで、浮き彫りにしたのです。

 

 以前当ブログでも南海トラフが興すとされる地震の記事を書いた際にも挙げましたが、九州の大学群の地震に対する研究には目を見張るものがありますが、それは単に現代の科学力をベースにされたのではなく、太古から地理上の地震のメッカである、歴史から学んだ先達の教訓がベースによるところが大きいのでしょう。

 欧米での地震国でも科学によって解き明かされる、地震への対策から学ぶべきところは少なからずありますが、陸続きであったり入植文化が恒常的だった世界では、日本のように過去の遺物が残りにくく、政略してきた新勢力によって根絶やしにされてきましたが、幸い日本は千年程度過去なら国宝や重要文化財が残され、多様な考察が可能なのは幸いしています。

 

 温故知新という故事成語がありますが、私たちが改めて今回の東北や九州などで連続発生した大地震で目の当たりにしたのは、かつての先陣も同様に被害を受けながら、その時点でぞんざいした知恵を振り絞ってきた事実でした。

 それでもこの島を離れずに残って生き続けた人々の思いが、歴史と文化として残されていますが、そう考えれば古臭いと一瞥する気には決してならないでしょうし、右傾化を疎む考えが蔓延していますが、なによりそんな小さなことに右往左往する前に日本にしかない特徴を、愛でる気持ちを自然に育むことができるでしょう。

 

 日本は地理的にも歴史的にも人類の進化の上ではもっとも最終段階にあたる位置に属していると考えれば、まさにその集大成を世界の還元する責任すらあるように思えてなりません。

 そのためにも、これから日本を背負っていく若者は、日本の培ったあらゆる分野のノウハウに興味を抱き、それを知ることで誇りとして積極的に世界に進出してほしいと願ってやみません。

 

[熊本城復興の関連技術]

 

熊本城石垣修復にIT活用、輪郭から元の位置ピタリ(1/2ページ) - 産経WEST

www.sankei.com

 

NHK Eテレで8Kスーパーハイビジョンを活用した番組スタート! | RBB TODAY

www.rbbtoday.com

 

超高精細映像で地震断層を発見!? 応用が進む8Kスーパーハイビジョン - ITmedia LifeStyle

 

 

年齢人口分布図が永久に逆釣鐘型だとしたら?

 

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近未来映画を二本鑑賞したレビューから見える何か

  筆者は、今年2月末に台湾渡航したことは一部掲載しましたが、台北の若者の集まる流行最先端の街シーメンディン(西門町)には、通り沿いに映画館が軒を連ねていましたので、いいチャンスとばかりに映画鑑賞してきました。

 現地でしか見られない作品もあり迷った挙句、スケジュールの都合と中国語が不得手のため、日本製で事前に気になっていた「劇場版ソードアートオンライン」を鑑賞しました。

 近未来のゲームの世界にハマる若者達の姿が、ゲームのスペックがVRからARへ移行する事で起こる脅威と陰謀を軸にみずみずしく描かれた良作だと思たし、一緒に鑑賞した現地の若者達の歓声も新鮮でした。

 

 また、名古屋で観たのは名監督の呼び名の高い押井守氏の地位を不動のものにしたアニメ甲殻機動隊を実写化したハリウッド映画「ゴーストインザシェル」で、やはり内容は近未来のアジア圏を舞台に、陰謀に翻弄される女性「少佐」を代表とするAIとアンドロイドを超えたとされる、未来の完全なる人の姿をアジアンティックな独特の世界観で描いた、オススメ作品です。

 アニメ版とはラストなどの展開や伏線が上手く変えてあり、アニメ版を見慣れた人でも飽きることなく2時間を楽しめますし、単に悲壮感を漂わすだけでなく、西洋人が好みそうなアジア感と言うか「ブレードランナー」と「マイノリティリポート」とは似て非なる独自の押井ワールドが結構再現されていて、日本人としてハナタカになれる高クオリティムービーでした。

 

 さて、映画レビューはつきませんがここから本題になりますが、これらの近未来社会を描いたフィクションが描く世界が、ドラえもんのそれほどポジティブ感の抑えられた未来像を描いているのは、ある意味SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」の近未来感や危機感に触発されているのかもしれませんね。

 筆者の年代ではどちらかと言えばドラえもんの未来像がしっくりくるのですが、だんだん空想も技術向上でリアリティを増す中で、藤子不二雄現役当時に想像できなかった未来が台頭している事を、イマドキの近未来映画は訴えようとしています。

 

  映画の世界だけでなく現実の世界でもその影をトレース(模倣)するかのように、現実とリンクしている姿を、既に私たちはニュースで見聞きしている事実に、おもわず息をのむのです。

 特に人が営んできた人としての生き様を中心に、何か見えざる手に導かれるかのようにジリジリと……表現が難しいのですが未知の人生設計が進行している実感があります。

 

 年齢人口分布図が永久に逆釣鐘型だとしたら?

 そのひとつとして挙げられるのは、今までは若手への交代がどの分野でも当たり前のように行われていた時代は、終わろうとしているのかも知れないという可能性です。

 20世紀までは表沙汰にならなかった少子化問題が、21世紀に入って今更のようにニュースの紙面に出ない日はありませんが、その間にも延命医療の進化によって高齢者が増えて、人は高齢化のリスクから開放されようとしています。

 

高齢者「引退」なき時代へ | 2017/4/11(火) 5:48 - Yahoo!ニュース

news.yahoo.co.jp

 

 子供や若者のメリットは今しばらく体力・気力面ではあり得ますが、そう遠くない時代には経験不足というデメリットの方がクローズアップされて来るかもしれません。

 NHK特集の記事でもあったように、年齢をカバーする技術が将来実現しようとしている様がリアルに描かれていて、一見明るい未来が見えそうでした。

 

 ただちょっと気になったのは、子供がどのように増加していくのか、という点に触れないという前提での展開であって、 子を産み増やす技術はいよいよクローン技術の進化に転嫁され、人間らしい従来の自然分娩の感動シーンは、今後期待できなくなるかもしれないのです。

 その可能性が高まらない事を祈るのみですが、一見合理的に見えるこれらテクノロジーは、進化の行程でよりビジネスライクに認識され、AIで管理されるであろう人の人生は、自由度の狭められたドライなものになってしまったらどうでしょうか。

 

  あくまでこの観点は、筆者の感じたごく一部の未来像に過ぎませんので、賛否両論たたかわして然るべきでしょうが、こんな想像が浮かぶほどイマドキのフィクションはより現実と錯誤しかねないほどのリアリズムを、私たちに与えている実感は誰にでもありそうです。

 こうなるとVRを通して体感する仮想の未来は、AIのサポートを得ながらARへと移行する姿を描く「ソードアートオンライン」や、生体テクノロジー進化に伴い人としてのタマシイ(ゴースト)或るべき意味を問う(この作品の原型が10年以上前に作られている事実に驚愕)「ゴーストインザシェル」などの作品が浮き彫りにしようとする真実とは、人が触れてはならないと神々はかつて警告したパンドラの箱を開ける行為に等しい……そんな旋律を覚える、と言うあくまで映画レビューで終わらせたいお話でした。

 

 

GWフル活用、残りはこんな楽しみ方は?

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 今頃行楽などの帰りで車に揺られている方も多いかもしれませんが、うまく活用できなかったと諦めるのはまだ早いかもしれません。

 名古屋で、精密でリアルなジオラマで気軽に楽しむ方法があったりしますが、ジオラマと言うのは、単にマニアの楽しみだけでなく、ご家族や友人個人でも想像力を掻き立てて楽しめるものです。

 

 名古屋を含む愛知県内でおすすめ隠れスポットをご紹介しますと、鉄道関連施設やお店のジオラマがおすすめです。

 

 例えば、名古屋市交通局のレトロ電車館。

館内のご案内|名古屋市交通局

www.kotsu.city.nagoya.jp

 

 または、名古屋市交通局の市営交通資料センターも楽しめそうです。

名古屋市交通局市営交通資料センター|見る!知る!楽しむ!のりもの博物館

www.transport-pf.or.jp

 

 

 そして、最新トピックとして地味に感慨深いのが、リニア鉄道博物館ではないでしょうか。

 記事をご覧になられて、胸熱な青春時代を思い返した方も少なくないのでは無いでしょうか。 

リニア名古屋駅、ジオラマに 隠れキャラは牧瀬里穂さん (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 あと、市外で豊橋に市にはなりますが、ジオラマに囲まれて食事のできる有名スポットもあって、どれかひとつ狙って時間を有効に利用するのもありでは無いでしょうか。

愛知県豊川市|住宅・建築模型製作のミニチュアファクトリー株式会社

昭和の下町、ピラミッド… ジオラマカフェで夢旅行 - 読んで見フォト - 産経フォト

www.sankei.com

 

 豊橋市こども未来館

鉄道模型ジオラマ走行【とよはし模型博のPV】愛知県豊橋市 こども未来館 ココニコ - YouTube

www.youtube.com

 

 豊橋市へおいでの際で、紹介した施設へいけなかった場合として、おまけつけときます、参考にしてください。

http://www.toyohaku.gr.jp/sizensi/

www.toyohaku.gr.jp

 

 でわでは、貴重な長期連休を有意義に、ご家族で楽しんで思い出たくさん作ってくださいね~。

 

 

 

 

若者に大志を抱かせ……その前に地域は応えているか?

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 春の高校野球岐阜県代表の多治見高校は夏春連続で、甲子園凱旋という話題も大きかったですが、初戦大敗で錦を飾れませんでしたが、こうした甲子園出場としては無名だった同校のガッツは、今後地元他校へのモチベーションアップに引き継がれることでしょう。

 その一方で、無念を晴らすかのように、高校生の活躍する他のジャンルでの、岐阜・愛知勢の活躍もあって、頼もしい限りです。

 

 

科学の甲子園 岐阜代表が優勝 愛知は3位

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFD19H14_Z10C17A3CN8000/

 

  この分野での東海四県に在籍する高校生の活躍は、結構認知度が上がってきていて、スポーツの登竜門の一つ甲子園大会のように、科学技術分野の甲子園とも言える分野での今大会での好成績は、この地方の特色・ブランド性をより確かなものにしているようです。

 

 絡めて言えば、いよいよ間もなくオープンされるレゴランド名古屋で、いよいよ子どもたちにアピールする観光など、一貫して進めてきた教育文化への投資や自治体活動が、新たなステップに移行する時期とも言えるでしょう。

 その後の実績は、今後の東海地方の東西地域とはまた異なった特色・ブランドとして、さらなる進化が期待したいですし、磨きをかけて洗練されなくてはなりません。

 

 

 このような長期に渡る、次世代知育に関わる取り組みは、昨今深刻な少子化対策にも貢献し、国内市場がよりグローバル化するきっかけとして期待される、インバウンド観光の地方への普及のために、今後ますます地味ながらもじわじわと成果を上げて来るでしょう。

 

 

 レゴランドはオープンにあたって、娯楽施設としてのマスコミやネットでの評価は、未知数であったり端から低いものが多いようですが、この施設の真骨頂は次世代の担い手の子供への情操教育への貢献であり、本来のリゾート施設としては、ナガシマリゾートやパルケエスパーニャ、ラグーナテンボスが担っています。

 また異色なところでは、高速伊勢湾岸自動車道に至るPAである刈谷ハイウェイオアシスが大きな集客実績を生んでいるなど、まだ低いレジャースポットとして低い知名度は、まだまだ向上する可能性を持っています。

 

 

 それらのレジャースポットへの、新たな窓口としての新ジャンルレジャースポットとしてオープンするレゴランド名古屋は、名駅中部国際空港からの観光客動線を、改めて再構築し認知される、大きなチャンスとなるべきものです。

 つまり、レゴランドという話題は東西大都市が気づいた観光客集めとは、異なった切り口でのチャレンジであり、今後地域観光やブランド化を目指すモデルとしては、注目すべきトピックとなるでしょう。

 

 

 この大きな流れの中で、住みやすい街としての評価に加えて不得手だった、行ってみたい地域としての知名度アップを、今ある観光資源の連携で実現しているのは、地域の担い手の子どもたちに、どう響いているのかはとても大きな関心事です。

 全国統計での人口増減でも、安定した推移を見せている愛知県や隣県を含む地域に住む子どもたちにとって、地域に残って将来の才能を活かすモチベーションにつながる期待を、ますます高まるこの産業軸をシフトする動きからは、目が離せません。

 

 

 そのためにも、現在職の愛知県知事と名古屋市長との連携は、不仲説を凌駕しての不可避の課題ですし、そもそも両氏が中央からUターンしてきた動機でもある、地域下克上の核を成すものだけに、大局的な視野での所作を心得て欲しいです。

 子どもたちに真の未来像やワクワク体験をさせるのは、リゾート施設では無くて本来はその住んでいるまちががんばろうとする、背中を見せる事などだと思っていますので、高齢化対策で疲弊する地方自治体の姿もやむ無しの世相ではあるものの、周辺地域の連携によっても、子どもたちに期待を持たせてあげたいものです。

 

 

 

地酒は日本の季節を味わう風物詩

 

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 春は花見で一杯、夏は夕涼みで一杯、秋は月見で一杯、冬は温めるために一杯と、日本の四季とそれによって育まれた日本の酒、特に地域の特色・地域の水で味が決まる地酒を楽しむ文化は、西洋人もうらやむもっともホットなトピックのひとつです。

 筆者は残念ながら下戸なので、芯から酒を楽しむことができないので、悔しながらも皆が楽しむその場の雰囲気を楽しむばかりで、下のような知人のブログみたいに、ライフワークで楽しめる人がもの凄く羨ましいです。

 

真田丸ロス傷心癒やし&立ち飲み放浪旅その② - 名古屋トレッキング向上委員会(Seson3)

meitre3.hatenadiary.jp

 

 その分、筆者は昨年三重で開催された伊勢志摩サミットで大いに話題になった地酒にクローズアップして、盛り上げたいと思います。

 

愛知・岐阜・三重の酒蔵が集結! 日本酒イベント「NAGOYA酒蔵まつりー2017・青葉酒ー」今年も開催。:時事ドットコム

www.jiji.com

 

 

 今年は関東地区などでの桜の開花期間が例年になく長かったために、かつてないサクラで一杯の話題で大いに盛り上がったのではないでしょうか、一度ならずも二度三度と花見を楽しめた人も多かったかもしれません、その分早咲きサクラがちょっぴりかすんで見えたのは筆者だけではないでしょう。

 そんな贅沢な花見シーズンが満喫できた今年は、震災にあった熊本城のサクラを除いては幸運だったと言えるでしょう。 

dobonkai.hatenablog.com

「梅の里 川売」から「長篠 河津桜並木」へ!愛知県奥三河3つの桃源郷巡り | 愛知県 | トラベルjp<たびねす>

guide.travel.co.jp

 

 花見といった自然を肴に酒を楽しめるの日本の文化は、地域の特色と切っても切れない話題ですが、酒豪の方なら一晩でも語り明かせるであろう、地酒の奥深さを私たちは海外の人々へどれだけ伝えられるでしょうか。

 筆者も大きなことは言えませんが、若者の酒離れはとても残念なことかもしれませんが、類は類を呼ぶと言われるように酒は万国共通の言語と言っても過言でないくらい、避けさえあれば言葉の違いは些細なこと、気に追うに及ばないのかもしれませんね。

 

名古屋テレビ塔で岐阜・東濃の地酒と美濃焼のイベント 9蔵が参加、飲み比べも | サカエ経済新聞

sakae.keizai.biz

 

  地酒の新種発表やイベントの話題は、地域創生のニュースの中でももっとも事欠かないその勢いを量るバロメーターとも言えます。

 

地酒味わい品定め : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

新潟・柏崎:地酒と4品「四っ蔵飲み鯛晩酌セット」いかが - 毎日新聞

女性蔵元、地酒を発信 東京で「サケウイーク」 − 岐阜新聞 Web

山陰中央新報 - 奥出雲で地酒の魅力PR 酒蔵開放し多彩な催し

40数年ぶりに復活した堺の地酒を堪能 | ニュース | Lmaga.jp

 

 どれだけ不景気でも、災害が起ころうとも地酒の話題は尽きることなく、地域活性の旗印「RAISE YOUR FLAG」として、地域文化を分かりやすく知ってもらえるリーサルウエポンとして、大いに世界に対して日本を知らしめて欲しいものです。

 もっともヘルシーで体に優しい酒としても、今後まだまだ日本酒の価値や潜在力の高さは、海外で見直される話題が大木のですが、この点だけは積極的に私たち日本人の手で広めていきたい生活文化です。

 

今度は「日本酒」がヨーロッパで奪い合い。世界各国で「SAKE」ブーム - まぐまぐニュース!

www.mag2.com

 

文科省など国の教育はミライしているか?

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  連立政権のバランスを保っている日本は、今のところ久しぶりの安定を示していますし、

その安定も手伝って少しづつ教育福祉面の改善に目を向けるゆとりも見えて来ているようです。

 しかしながら、先進国にありながら子供の貧困率の高さや、第二言語教育普及の低迷など改善が急がれ、文科省の改革は道半ばと子どもの将来は多難です。

 

 将来を担う子どもへの導線計画には、国際時代を見据えた教育方針そのものと、平等な教育環境を整える福祉の課題がありますが、そのどちらも国民から見れば上向き感が無いように感じるのは、筆者だけではないでしょう。

 安心して子どもが教育を受けられるために、リンちゃんの誘拐殺人事件のような不安要素はマイナスのバイアスが懸念されますし、そもそもかつて当たり前にあったご近所を見舞う習慣の欠如を憂う事態を、子を育てるに当たってどう周知していくか、改めて見直す動きが活発化するかが市民意識レベルで問われる話です。

 

精神疾患の親を持つ子供へ 「一人じゃない」声かけを|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

style.nikkei.com

 

 また学校教育の方向性でも、世界先進国で学校教育では最も先進国の中ではパソコン普及率がよろしく無いと言う統計には衝撃でしたが、果たして日本の教育水準は遅れていると感じるのか、空気的に十分だと落ち着いていないか、文科省は国民の意識をも敏感に読んで政策に活かすスピードを高めていくフットワークが要求されます。

 

 少子化傾向の中で、未来の担い手を育てる日本にとっても気になるところはどのようになっているのでしょうか。

第二言語の普及率

平成29年1月20日 第百九十三回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 | 平成29年 | 施政方針/所信表明 | 記者会見 | 首相官邸ホームページ

www.kantei.go.jp

 先の方針演説の内容のバランスから見て、まだ政府は安定化重視のバランスに注視する段階で、教育福祉の面への配慮を強調できる段階では無いようですし、テロ対策や近隣国との防衛対策に話題が強調されやすく、後回しにされないよう声を大にする必要があります。

 

②ITプログラミング言語教育

特集:次期学習指導要領に備える 地域連携で教育環境を整える|プログラミング|教育マルチメディア

総務省|平成28年度第2次補正予算「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」に係る提案公募の結果

www.soumu.go.jp

  これからの主力産業への準備は総務省などとも取り組みは進められているようです、ただ子どもの将来性は無限です、文化スポーツ学術など多様性とのバランスに注意が必要でしょう。

 

③教育特化地域指定

留学生就労「週36時間」に 8時間拡大、九州各県が特区検討 - 西日本新聞

www.nishinippon.co.jp

安倍首相に"第二の森友学園"疑惑! 親友が経営、昭恵夫人が名誉園長の学校法人に特区指定、37億の土地がタダに - BIGLOBEニュース

 

 教育特化地域面では、後の政治行政のおざなり慣習がたまたまクローズアップされましたが、お墨付きは進めやすさなどメリットも大きいものの、既得権益の温床という複利も懸念され、地域ごとの行政の独立性にも及ぶ課題と思われますね。

 

④教育予算の推移

想定外を想定しておきたい<子どもにかかるお金>|ベネッセ教育情報サイト

benesse.jp

データーから読み解く「沈みゆく日本」 『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』 | ニュース屋台村

www.newsyataimura.com

 

 少子化に拍車がかかっているのは、子の親になるための金銭的重圧が挙げられますが、アメリカがこういった福祉面の見直しをする中で、小国日本がグローバル経済戦争に生き残って行くにはどうしても国の子育て福祉面の補助は、増やす傾向を堅持していただきたいところです。

 

⑤自治体の取り組み

愛知)小5ら企画、梅アプリ 地域の名物をPR:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

  何より地域それぞれが特色のある地場なりの教育をより強調していくのは大事なことです。

 

⑥自由な発想を育む教育へ。

 

子どもの自己肯定感、どう育む?|ベネッセ教育情報サイト

benesse.jp

あそび先進国に学ぶ!アウトプットができる子を育てる玩具【ハロー!裏方さん~子どもの笑顔をつくる達人たち~ Vol.2】|ウーマンエキサイト(1/2)

  途上国ならそれ以前の課題があるものの先進国の日本では、私たち大人は子どもたちの可能性を広げる努力をする以前に、妨げてはならないのは言うまでもない話で、子ども虐待や性犯罪に巻き込むことは、自らのミライの首を締めているようなものだと、私たち大人が自覚することが何よりのスタートラインなのでしょうね。

 子どもには生まれる自由がありません、生まれてその先頼れるのは目の前にいる大人と地域の環境に依存していくしか無い無垢な存在、それを搾取しては決してなりませんし、先に生まれた大人としての最低限の存在価値です。

観光と産業のバランス、名古屋市長選のカギ

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  暖かい季節がらアクティブになる人の足を見込んで、長期連休や夏シーズンを前にユニークな試みやイベントが地方にあふれ出しています。

 ここは筆者ブログの趣旨に沿った東海・中部の取り組み記事を紹介し、地域の可能性を掘り下げていくとともに、今後中部地方が進むべきベクトルを名古屋市が抱える課題などから考えていきます。

 

名古屋市長選 投票まで1週間 (CBCテレビ) - Yahoo!ニュース

headlines.yahoo.co.jp

 

 まずは、敢えて今回は名古屋の取り組みは掲載せず、愛知県の観光から掲載します。

ラグーナテンボスでオールナイトコスプレ!「ラグコス2017」の今夏開催が決定!! (東京ウォーカー) - Yahoo!ニュース

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

 つぎに東海4県からからの活動を紹介。

岐阜)「清流の国ぎふ芸術祭」開幕:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

静岡)庭先の果実の無人市、地域を幸せに:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

愛知)家康生誕の地を知って コピーライターがポスター:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

三重)保護猫カフェ 里親探し 玉城:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

 名古屋もレゴランドがオープンして多くの方が訪れているようで、スタートしたて早速叩きも多いようですが、順調なすべり出しのようですし、今後の課題への改善も期待したいところです。

 要は、いくら利潤追求が究極の目的であっても、それだけでなく顧客満足度との最大公約数を満たすのが、過去の観光発展を見ても評価向上早道であり、常にお客の声に耳を傾ける姿勢をわかり易く表現することの大切さをひしひし感じます。

 

 未だ中国からの観光客の足はとどまるところを知らず、連日の盛況に依存はしているものの、それ以外の集客を怠って良いものではありません。

 これからの国内観光は、近隣国の戦争など突発要因がない限り、しばらく右勾配に上がっていくでしょうが、かつてバブル時代でもそうであったように、何もしないでも潤う時代にその先を見越せない企業の末路を忘れてはなりません。

 

 観光娯楽ではこの地域は魅力的な要素が薄いのは、市民アンケートで自らが実感した通りですが、堅実な産業向上のそれについては、往時の頃から不景気な時代においても堅実にしてきた結果、そこそこ住みやすい地域としての評価があると思っています。

 逆に言えば、その得意分野を失うことの無い堅実さはこれからもこの地域の誇るべき特色であり続けてほしいと思います。

 

 そんな中で、この4月23日に迎える名古屋市長選挙もいよいよ詰めを迎える今、対策に余念のない河村市長の活動は悪くは無いですが、分かり易いだけに邪推に傾く意見も多いので、行く末が心配です。

河村たかし氏の自転車街宣変化? 名古屋市長選控え安全条例施行 - 共同通信 47NEWS

this.kiji.is

  

はっぴ姿が定番の愛知県知事、スーツで会見はどんな時?:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

 

愛知県知事が名古屋市長に抗議 展示場整備巡る市議会答弁で :日本経済新聞

www.nikkei.com

 

大村知事と河村市長、対立再燃 名古屋の展示場建設巡り | 政治 | ニュース | MY J:COM テレビ番組・視聴情報、動画が満載

news.myjcom.jp

 

 河村名古屋市長も、地元愛が人一倍強い方なだけに過剰反応でマスコミの煽りに振り回され的言動が目立っていますが、重要なのは名古屋市だけの押し出し感を強調するより、土台にある愛知県を始め東海地方全体の、ひいては中部地方全体の連携を推進する、大村愛知県知事のスタンスにもう少し歩み寄っても良いのではないでしょうか。

 不利な観光面強化を図る際に考えなければならないのは、東西横綱に挟まれた地理的事情を理解した上で、東西間の観光客の流れをいかにスルーさせずにその流れをと引き留められるか、過去から連綿と続いてきた動線をどう引き込めるかにかかっています。

 

 この動線改革が中部地方で成功させることは、同様に都市部に集中しがちな政府が止めない観光戦略そのもののアンチテーゼになるものであり、その他の地域の観光戦略に活かせる雛形になり得る大切なチャンスだとしたら、どうでしょうか。

 その視点に立つためには、名古屋市は時期選挙でどなたが市長に選出されるかわかりませんが、上のようなビジョンを持った方になってもらいたいと思いますが、今のところはTさんとOさんのキャッチボールに参加できず「ボクも混ぜてよ」とダダをコネている子どもとしか、最近のマスコミなどの名古屋は比喩されているようにしか感じられず、残念でなりません。