くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

文科省など国の教育はミライしているか?

f:id:kromaryu:20170417171940j:plain

 

  連立政権のバランスを保っている日本は、今のところ久しぶりの安定を示していますし、

その安定も手伝って少しづつ教育福祉面の改善に目を向けるゆとりも見えて来ているようです。

 しかしながら、先進国にありながら子供の貧困率の高さや、第二言語教育普及の低迷など改善が急がれ、文科省の改革は道半ばと子どもの将来は多難です。

 

 将来を担う子どもへの導線計画には、国際時代を見据えた教育方針そのものと、平等な教育環境を整える福祉の課題がありますが、そのどちらも国民から見れば上向き感が無いように感じるのは、筆者だけではないでしょう。

 安心して子どもが教育を受けられるために、リンちゃんの誘拐殺人事件のような不安要素はマイナスのバイアスが懸念されますし、そもそもかつて当たり前にあったご近所を見舞う習慣の欠如を憂う事態を、子を育てるに当たってどう周知していくか、改めて見直す動きが活発化するかが市民意識レベルで問われる話です。

 

精神疾患の親を持つ子供へ 「一人じゃない」声かけを|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

style.nikkei.com

 

 また学校教育の方向性でも、世界先進国で学校教育では最も先進国の中ではパソコン普及率がよろしく無いと言う統計には衝撃でしたが、果たして日本の教育水準は遅れていると感じるのか、空気的に十分だと落ち着いていないか、文科省は国民の意識をも敏感に読んで政策に活かすスピードを高めていくフットワークが要求されます。

 

 少子化傾向の中で、未来の担い手を育てる日本にとっても気になるところはどのようになっているのでしょうか。

第二言語の普及率

平成29年1月20日 第百九十三回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 | 平成29年 | 施政方針/所信表明 | 記者会見 | 首相官邸ホームページ

www.kantei.go.jp

 先の方針演説の内容のバランスから見て、まだ政府は安定化重視のバランスに注視する段階で、教育福祉の面への配慮を強調できる段階では無いようですし、テロ対策や近隣国との防衛対策に話題が強調されやすく、後回しにされないよう声を大にする必要があります。

 

②ITプログラミング言語教育

特集:次期学習指導要領に備える 地域連携で教育環境を整える|プログラミング|教育マルチメディア

総務省|平成28年度第2次補正予算「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」に係る提案公募の結果

www.soumu.go.jp

  これからの主力産業への準備は総務省などとも取り組みは進められているようです、ただ子どもの将来性は無限です、文化スポーツ学術など多様性とのバランスに注意が必要でしょう。

 

③教育特化地域指定

留学生就労「週36時間」に 8時間拡大、九州各県が特区検討 - 西日本新聞

www.nishinippon.co.jp

安倍首相に"第二の森友学園"疑惑! 親友が経営、昭恵夫人が名誉園長の学校法人に特区指定、37億の土地がタダに - BIGLOBEニュース

 

 教育特化地域面では、後の政治行政のおざなり慣習がたまたまクローズアップされましたが、お墨付きは進めやすさなどメリットも大きいものの、既得権益の温床という複利も懸念され、地域ごとの行政の独立性にも及ぶ課題と思われますね。

 

④教育予算の推移

想定外を想定しておきたい<子どもにかかるお金>|ベネッセ教育情報サイト

benesse.jp

データーから読み解く「沈みゆく日本」 『バンカーの目のつけどころ 気のつけどころ』 | ニュース屋台村

www.newsyataimura.com

 

 少子化に拍車がかかっているのは、子の親になるための金銭的重圧が挙げられますが、アメリカがこういった福祉面の見直しをする中で、小国日本がグローバル経済戦争に生き残って行くにはどうしても国の子育て福祉面の補助は、増やす傾向を堅持していただきたいところです。

 

⑤自治体の取り組み

愛知)小5ら企画、梅アプリ 地域の名物をPR:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

  何より地域それぞれが特色のある地場なりの教育をより強調していくのは大事なことです。

 

⑥自由な発想を育む教育へ。

 

子どもの自己肯定感、どう育む?|ベネッセ教育情報サイト

benesse.jp

あそび先進国に学ぶ!アウトプットができる子を育てる玩具【ハロー!裏方さん~子どもの笑顔をつくる達人たち~ Vol.2】|ウーマンエキサイト(1/2)

  途上国ならそれ以前の課題があるものの先進国の日本では、私たち大人は子どもたちの可能性を広げる努力をする以前に、妨げてはならないのは言うまでもない話で、子ども虐待や性犯罪に巻き込むことは、自らのミライの首を締めているようなものだと、私たち大人が自覚することが何よりのスタートラインなのでしょうね。

 子どもには生まれる自由がありません、生まれてその先頼れるのは目の前にいる大人と地域の環境に依存していくしか無い無垢な存在、それを搾取しては決してなりませんし、先に生まれた大人としての最低限の存在価値です。