くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

人工知能研究を加速、トヨタ自動車の進むべき未来

 

  20世紀において、間違いなく花形だった自動車産業にあって、トヨタ自動車は世界の頂点に立った稀有な日本が誇るトップメーカーではありますが、そのトヨタでも21世紀の未来は約束されてはいません。

 

 

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  それはトヨタが君臨する自動車産業の問題でもありますが、おそらく21世紀において最も変革されるであろう産業の一つが、自動車を含む移動インフラと言われているからです。

 

しばらくは消滅することはないにしても、すでに日本でも人口減少で自動車購買層の減少は始まっていて、環境問題でも既存の自動車と言うデバイスは、既に過去のものであり、最も変革が求められる産業の一つでもあります。

 

 世界の名だたる自動車メーカーが次世代の移動システムを模索する中で、IT産業も参入するなどの移動手段そのものの大きな変化が起ころうとしています。

 

 トヨタ自動車は以前にも自動車だけの産業で維持できるかを、問われた時期がありました。

 そして住宅や金融産業などに幅を広げた経緯がありますが、ここに来て更に大きな変化に対応すべく、人工知能の研究開発を米の著名な研究機関と共同で進めるようです。

 

 まだその成果の使い道を明らかにはしていませんが、それだけトヨタであっても未来は掴みづらいものなのかも知れません。

 

 ただ、人工知能の技術は本家自動車産業でも即利用できる技術ですし、最近始めた医療ロボット事業など、いざとなれば様々な産業に応用が効きます。

 ある意味手堅いトヨタ自動車らしい選択なのかも知れません。

 

 今後もトヨタ自動車は多くの雇用を抱える巨大な一大総合企業としての役割を背負って、次の時代を生き抜く一手を打ったことになりますが、果たしてどこに向かっていくのでしょうか。

 

 東海地方のトップメーカでもあるだけに、その一挙一動から目が離せません。 

 

 

 

トヨタ人工知能研究を加速…米トップ2大学と研究センター設立 | レスポンス
http://response.jp/article/2015/09/06/259483.html

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