働く女性のリアルをマジメに考えてみる
女性が働く現実を、作者が直接聞き取りまとめた本のようですが、働く女性はお互いが気になっているようです。
筆者は男なので、性格には理解出来ていないと思いますが、男性の場合で同じテーマの本を出しても売れない気がするのは、やはり関心事が仕事に置いても異なるという事なんでしょう。
まだ学生だった自分までは、男女関係無く学力の差で公平に評価されましたが、女性が働き出すと途端に評価が実績で無くなる現実を目の当たりにします。
それに屈せず精進した中でようやく管理職にたどり着ける女性がいるという現実を他の女性は目の当たりにするのです。
日本の職場では、まだまだ地位の上昇志向が男女に違いがあるのか、女性にとって働く意味に置いて価値観が成熟するまで至っていないのかもしれません。
男性は闘争本能がある分、実際の実力に関係無く上を目指してきます。
戦後日本が急成長できたのも、このおかげでしょう。
でも、その分女性の立場は据え置かれてしまったのも事実です。
その歪みはここ何十年で沢山の社会問題を生んでしまいまい、北欧などの合理的な社会と比べて、人間の平等性に相当の開きが出ているのです。
今更過去を悔やんでも始まりませんが、働く意識に置いて男女の違いが無くなりつつあるこれからは、仕事の意識を変えていかなければなりません。
男性的なタテ志向とは別の、女性的な横方向へのバランスに配慮した平行志向で、より安定した職場が実現するのではないかと期待しています。
女性も、単にお互いの境遇を気にするだけで無く、お互いをどう生かせば上手くまとまるかを考えて欲しいです、比較では無く共感の職場を目指すのには、重要な人材なのですから。
男性と同じやり方では、必ず破綻してしまうでしょう。
管理職必読!? 働く女性のリアルを徹底解剖する POL Bookshelf
http://president.jp/articles/-/15254