くろま流 × NAGOYA式 ブログ

地域産業・観光を広い目線から、東海・名古屋あるあるをリサーチ。

夜の街を観光に生かす取り組みと課題

地方活性化の大きな橋渡しになる、国内外から訪れる観光客の対応には各自治体が大きな柱として取り組んでいることと思いますが、2008年から始めたとされる環境庁が始めた観光の指針となる施策に注目しながら、効果と課題について考えます。

特に2021年のオリンピックを間近に控える東京都は、時間帯による収益格差を埋める施策「ナイトライフイベントや地域のナイトライフ」ヘの取組への助成金支援を開始をしたようです。

 

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既に、企画段階にしろIR「統合型リゾート」「カジノ観光」の定着を進めていますが、カジノで有名なラスベガスやマカオのイメージでも夜のネオンまばゆい歓楽街として誘致も計画されました。

こうしたカジノのイメージからも、観光には夜間の繁華街の経済効果は言うまでもなく大きな収益の柱になることから、東京は昼間だけでなく夜間帯の観光収益化をいち早く取り入れようとしているわけです。

 

 都市部の中でも名古屋市は生活環境保護の観点から、繁華街の夜間営業時間が早く、21時も過ぎると、その賑わいは一気に無くなり「お帰りモード」になりますので、治安は確保されますが、繁華街としての経済効果は大きく期待できませんでした。

一時期よりは緩和されたにしろ閉店時間が早い店が圧倒的に多いのは変わらず、実際に繁華街にとどまろうとしても、選択肢はとても限定的です。

 

その分昼間に人が集中していることになるはずですが、中心部の名駅と栄が離れていて、その間は徒歩でも十数分ですが、店舗数もまだまだ少なくて行き来がスムーズ出ないことは、繁華街としての機能不全と言えなくもありませんでた。

リニア中央新幹線開通の話が出て以来その間の、東西なら納屋橋や伏見、南北なら丸の内や金山の商業開発に火がつき出しましたので、今後魅力は増してくるでしょうが、今後は夜間の繁華街の魅力も前向きに加速していくのが課題になるでしょう。

 

もともとこの地方は、生産業での雇用で集まって来る働き手の憩いの場としての機能が大きかったのですが、人口現象化が見え出したことも見据えた時間帯ならではの楽しみ方の開発と、娯楽産業の選択肢の幅をバランスよく選べる街づくりは、住みよい地域で培ったノウハウで、楽しみ方を開発する方向へも向けることが、さらに暮らしやすさを増すのにつながると期待します。