くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

MRJ プロモ用か、8日に地上走行試験

 

 中国最大のLCC会社「春秋航空」は、6月26日より中部国際空港からの就航便5経路を決定したそうですね、中国への就航便は、週107便 になり過去最大となるそうです、順調ですね。

 

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早く下から見上げるMRJを見たいです




 生産1号機のテストフライトが延期されて、気をもむ国産初のジェット旅客機の「MRJ」(三菱航空機製)ですが、6月8日に低速ではありますが、走行(滑走)試験を始めました。

 当初の予定自体に無理があったのかもしれませんが、5年の遅延があるといわれています。こうなるとそもそもの予定は新規参入の話題作りではなかったでしょうか。

 もしそうなら、今回の走行試験は間もなくフランスで開催される航空機国際展示会へのアピールまたは、パブリシティの意味合いが強いでしょうね。

 実機の初飛行は、今年秋に延期されていますが、万が一また遅延するとなったら、考えたくもないですが、いかなる事情であっても市場からは、何か致命的な問題を抱えていると判断される可能性が高くなります。

 日本の技術力は高く、地域内での部品組み立て工場の準備も着々と進んでいます。

今までの話題で、日本国内はもちろん、海外の市場からも大きな注目と期待を得るのに成功してはいます。

 しかし5年以上も経過した今、市場の状況はガラッと変わってきており、そちらの対応修正に力を裂かなければならなくなります。

 同じ東海地方(愛知県弥富市)に川崎重工がライバル機である「ボーイング787」(最新鋭中型旅客機)の導体組立の大規模プラントをこの春完成させており、着々と外堀を固められてきていますので、いよいよ後がなくなってきているのは間違いありません。

 

 遅れてもある程度は売れるかもしれませんが、日本最大のアピールポイントである「信頼性」「信用」が失われれば、後発日本の優位性は文字通り「ゼロ」になりかねませんから。



国産初ジェットMRJ、地上を走る 名古屋で走行試験

http://www.asahi.com/articles/ASH683CJ8H68OIPE00L.html

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