くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

織田信長も「白い鉄籠?」で大移動、参加型の戦国歴史一大イベント

 

 先月29日晴天の日曜に名古屋・愛知県合同で、歴史を体験する大イベントが開かれました、開始は早朝陽が昇る前から観客が集まりだし、早朝から昼をまたぎ、夕方までの超ロングタイムイベントだったようです。

 

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 さてさて、「清州城」舞台の清須市で、朝から信長(おもてなし武将隊の信長)様の出陣式を再現、平敦盛の死をうたった能、敦盛の舞を演じ、馬に乗る信長を200人のファン達が激写。

 史実ではわずか6騎の部隊で出陣したという、実際に馬で去る殿を見送ると、休む間もなく急いで次の第2ステージ「熱田神宮」へ大移動。

 やがてファンたちも移動を完了し、徐々に「熱田神宮」(名古屋市熱田区)に再集結しだした頃に、信長が登場。

 史実ではここで合戦の必勝祈願をしたとされ、河村名古屋市長も甲冑に身を固め信長塀の前で、記念撮影。信長が文字通り祈願を済ませると、信長は何と! 白い自動車 基い、白い鉄籠? で最後の舞台「桶狭間」地へご移動。

 

 いよいよイベントも大団円へと、期待も膨らむ最終の地「桶狭間」(緑区大高緑地公園)では、たくさんの合戦衣装に身を固めた武将風の人がわんさか。

 何が起こるのかと息をのみながら待つと、信長や小姓が今川軍の十分の一の軍勢で打ち破った武勇伝を再現し、最後に信長はお約束の「勝どき」を声高らかに掲げ、観客と共に三回の勝どきを上あげます。

 ところが、ここではそれでは終わりません。それは今回の桶狭間合戦当日の再現イベントとは別に、東海合戦ワールド2015なる、愛知県の武将隊(徳川家康と忍者隊)も加わった連携戦国イベントも催されたためで、当に戦国三昧の一大ワールドが展開されます。

 面白いのは、名古屋おもてなし武将隊徳川家康と、岡崎城の家康という、二人の家康様「ダブル家康」がご対面??? というトークショーもあったりと、まあありがちなハプニングもご愛敬。

 さらに関ヶ原の合戦の再現も盛り込まれるなど、この場で文字通り戦国合戦イベントがまとめて見れたという超? 豪華仕様でございます。

「桶狭間の戦い」を再現、愛知でイベントhttp://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2647009.html

news.tbs.co.jp

 

  愛知県・名古屋市は地方創生に「産業振興」と「歴史観光」の二本立てで町おこしを目ざしていますので、先にあったMRJ初飛行に続くように、今回の歴史イベントも大々的に開催されたということです。

 

 まあ、これだけの大イベントは、かつてのモノでも三英傑以来の大型施策で、しかも愛知県・名古屋市合同で初の試みなだけに、無事多くの参加者も楽しめた、いわゆる参加型イベントとして、新しい観光の柱に育てる意気込みが、感じられました。

 

 愛知名古屋の歴史観光振興は、順調にスタートを切ったように思います。

 まだまだ、ここで挙げられていない様々な町おこしも目白押しですが、またの機会に記事りたいと思います。今後も東海地方を含め、地域振興にご注目ください。