名古屋城木造復元への道シリーズ①
名古屋城木造復元案が動き出したのを受けて、くろま流ブログでも追跡記事をご紹介しておりますが、その準備は名古屋の玄関口でもある名古屋駅でもいよいよ「リニア新幹線」専用プラットホームの工事着工との声も聞かれ、
リニア名古屋駅、年度内にも着工…開削工法採用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151017-00050055-yom-soci
読売新聞 10月17日(土)JR東海が2027年に東京(品川)―名古屋間で開業を目指すリニア中央新幹線の名古屋市ターミナル駅の本体工事が、年度内にも始まる見通しとなった。
国土交通省が、総工費約5・5兆円のリニアの工事実施計画を認可して、17日で1年を迎える。名古屋駅周辺は開業を見越した再開発ラッシュに沸き、リニア実験線では試乗会への応募が平均で約20倍に達するなど、関心も高まっている。
名古屋三英傑の練り歩いた「名古屋まつり」も新しい宵まつりも加わって、
2015年10月17日 中日新聞夕刊
順調に盛り上がりを見せ、着々と歴史や観光の色を濃くしている名古屋市ですが、ここに来ては各企業の連携状態は如何なものか? と気になってくるものです。
実際は、未だその連携に関する声は聞いてはいませんが、はやる気持ちを抑えつつ、最近記事になっている関連時事を伺うと、例えばまとまっていましたので、日本経済新聞 電子版の関連項目で上げてみると、
大ナゴヤを行く・歴史編
安土城のルーツ小牧に 発掘で見えた信長の石の城
徳川家康400回忌 生誕の地、愛知・岡崎売り込め
名古屋城天守閣に木造復元構想 シャチホコ揺れる信長生誕地は名古屋近郊「勝幡城」地元わく
大ナゴヤを行く・食べ物編
乾杯は愛知のお酒で 木曽川・矢作川の水でおいしく
野菜摂取量、全国最下位 愛知県民に諸説あり
「いっぺん食べてみて」 きしめん離れ食い止めろ
「ナゴヤ飯」支える八丁味噌 伝統・革新合わせ技
モーニング発祥地、愛知の喫茶店で満腹大ナゴヤを行く・街のフシギ編
行き先・乗り場…上野東京ラインより複雑 名古屋「迷駅」
婚礼トラック・菓子まき…尾張のハデ婚、最新事情
ご当地アイドル激戦区「ナゴヤ」 その伝統?と背景
と言った見出しが躍っているんですよね。
愛知県の観光化で、ここまで出てくるのであれば、もっとこれらの候補を県や市レベルでまとめてみれば、選択の絞り込みに困るほど出てくるんでしょうね。
節目としての当面2020年を目処に、今までの名物や、それにこだわらない新しい名物を「歴史」「観光」をキーワードにまとめ直すのもいい機会ではないかとも思うんです。
その核となるのは、織田信長の美濃から始まって、尾張(名古屋)三河の徳川家康へと引き継がれる誰もが知っている、戦国歴史・文化であってほしいのですが、明らかに上記に挙げられた見どころと言うのは、リンクしやすいんですよね。
地元の住民からすれば、
「ここは、もうちょっと」
などど言った「こだわり」「譲れない」部分は多々あると思うんですが、関東や関西況や海外観光客方の、いわゆる「来ていただく」方々のイメージからは、とても自然な流れになっている「お客様目線」を意識するいいチャンスです。
そう言った目線で見るためにも、県や市が(場合によっても市民フォーラムなど)音頭をとって、まず候補を再募集した上で、
「私たちは、こう言った方向で行きましょう!」
と説得してくれれば、一方的に決められるより納得しやすいし、関連事業者や市民の協力も得られやすいのではないでしょうか。
今なら、それがまだ間に合いそうですし、まとまれば一層進めやすくなって期間短縮にもつながりそうです。
ここまで語ったのは、あくまでくろま流の一意見ですから、押し通すつもりはありません、これをきっかけにより市民・県民の方々が、賛成・反対・その中間の意見から、より関心を深めて、参加意識を感じてもらえればと思った次第です。
今、地方創生の機運が全国的に盛り上がる時期だからこそ、賛同いただける方のみならず、今それどころではないという方まで、少しでも可能性を探していきたいと思いますので、これからもこの話題にはアンテナを張っていて欲しいです。