起業家支援のトキワ荘?福井の女性がシェアハウス
福井県などの北陸地方の勢いが止まりませんね、北陸新幹線や、がぜん話題が集中しているだけに勢いが違いますが、今回紹介記事もその勢いを生かすための先行投資です。
このような事例を拝見すると、地方創生の手段もバリエーションが豊かになってきていると感じられますね。
単純に、住居スペースや公共施設を建てるのは、それはそれで有益ですが、この施設には「住める」だけではなく「創造」する価値を生み出すための装置として機能しそうですし、住居人たちのノウハウの引き継ぎや、若手世代の独立意識の向上、地域問題に思い巡る大きなチャンスを作ってくれるという、期待が持てる施設です。
福井県では鯖江市役所に高校生の柔軟な発想を実行する「JK課」があり、役所にありがちな「保守的」で「形骸的」な発想からの脱却を進めていることで話題になっています。
このシェアハウスも、本来役所が企画して行くべきことですが、市民が郷土のために実行できた環境には、やはり「新しい可能性の発掘」「固まった考えからの脱却」を、アグレッシブに取り入れようとする力強さを感じます。
革命は、簡単な事ではありませんが、その革命を進めるためには、そこに住む人たち一人一人の胸の内に、その思いが無ければ形になる事は絶対に無いのです。
その可能性にかけた、発想がもし少しでも実現したり、共感されれば、その発案者は間違いなく「革命家」になれるのです。
かつてこれは富山県の事ですが、二人のマンガに熱中した若者が上京した時に、その思いを同じくした有志が、ささやかながらも身を寄せて、マンガ未来を語り合った伝説のアパートがありました。
もしかしたら、このシェアハウスからも地方創生の「革命家」が何人も生まれる期待感を持たずにはいられません。
シェアハウスで起業家支援したい 福井の女性が若者向けに建設
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/72606.html