中国の学習の秀逸さに日本が変えるべきこと
中国の一人っ子政策でこの国は、教育資本の集中と選択で都市部に住む子供たちの教育レベルを飛躍的に高める事に一定の成功を収めたと言えるかもしれません。
日本がかつて高度成長を収めたとどうように、中国は文化革命と一人っ子政策で短期間に集中的に経済的な進歩をとげました。
紹介記事は、高度教育を受けた少数精鋭の子供たちの、なぜそうなるのかを探求する能力が日本のそれより優れていると評価しています。
確かに日本の学習教育の仕方に疑問を持つ識者は多いようで、特にここ最近目立つ理系学生の激減を危険視する声はよく耳にします。
日本での学習方法は、日本人であれば覚えがあるでしょうが、答えそのものに重きを置いて、そのプロセスは軽視する傾向があります、簡単に言えば「暗記したもの勝ち」と言うことです。
なので、日本人は知識はとても豊富に持ち合わせていて、雑学クイズが好きなのもその延長でしょうが「知っている」ことがステイタスになっているのです。
これはこれで素晴らしい能力なのですが、結果を導き出す過程を経ないものは、少し状況が変わるだけで使い物になりません、その思考して柔軟に違う答えを導き出す方法を知らないと、覚える事が膨大になるだけでなく、覚える事に始終して考えて新たなものを導き出す時間が取れなくなるのです。
これからお分かりのように、この方法を使う限り日本人は何時まで経っても人より先を、理論的に導き出せず何時までも二番煎じになると言うことです。
もちろんこれは極論ではありますが、日本の教育は平たく浅く平等にする慣習がありますから、平均を上げるのに時間がかかる上に、新しい情報を行き渡らせるのに不利な方法です。
そろそろ日本は平均値は上がったのですから、個性を伸ばして専門家教育にも力を入れても良い時期では無いかと思うのです。
中国の「子どもの論理的思考力」が高い理由は?:PRESIDENT Online - プレジデント
http://president.jp/articles/-/15955